UNCHAIN 初のアコースティックアルバム完成を前に下北沢で思い出のライブ完全再現の2DAYS!!

UNCHAIN 初のアコースティックアルバム完成を前に下北沢で思い出のライブ完全再現の2DAYS!!

UNCHAIN 初のアコースティックアルバ
ム完成を前に下北沢で思い出のライブ
完全再現の2DAYS!!

UNCHAIN 下北でSPライブ開催!!

11月1日にキャリア初となるアコースティックアルバム『Get Acoustic Soul』をリリースし、12月1日、2日と日本橋三井ホールで2日間に渡る豪華なライブも控えているUNCHAINが新作完成を前に2日間限定のスペシャル・ライブを下北沢SHELTERで開催した。
「Reborn in That day」と銘打たれた今回のライブは、彼らのターニングポイントとなった2作品(『rapture』『Eat The Moon』)のレコ発ツアーのセットリスト通りに演奏して当時を再現するという、デビューから支えてくれているファンには当時にタイムスリップしてもらい、新しいファンには過去の自分たちを観てもらおうという、昔と今をつなげて未来へ橋渡しするというコンセプトの特別企画。2日間とも完全ソールドアウトとなり、晩秋の寒さとは無縁の溢れんばかりの観客でぎっしり埋まった下北沢SHELTERは両日とも開演前から真夏のような熱気に包まれていた。
【Day1】rapture Tour -08.07.04-レポート
初日(13日)は彼らのファースト・アルバム『rapture』のレコ発ツアーから大阪・心斎橋(現在は梅田)CLUB QUATTROのセットリストを再現。
当時のコンセプトに合わせたモノトーン調の衣装でステージに現れ。1曲目の「Don't Need Your Love」から会場はヒートアップ。「Sings Of Spring」や「Let Me Be The One」といった久々に再会を果たすナンバーが当時の演奏そのままに再現され、ファン一人ひとりの2008年という引き出しが自然と開けられていくような、そんなゾクゾクする時間が流れていく。
今回は曲のテンポも当時に近付けるよう心がけて演奏されたが、いまの彼らのプレイやグルーヴが楽曲に磨きをかけ、より輝きを増している。「Life Is Wonder」はドラム吉田の粘っこいシャッフルビートで大きなうねりが生まれ、楽曲そのものの成長を感じ取れた。
谷川「数々の〈若気の至り〉聴いてもらえましたか?面白いですね。このイベントをするにあたって振り返りましたけど、〈当時のオレ、なかなかやるやん!すげーやん!〉と〈なんでなん?なんでこんなんした?〉が入り混じったオレがいました(笑)。佐藤も9年前は頭よりも高いとこまでハイキックしてたよね?」
佐藤「やってた。ジャンプ力すごかったもんな。いまは…」
ここで「タニー!!!」という男性ファンの太い声援。
谷「おっ、その歓声で思い出したわ。きみ9年前も来とったやろ?…え?来てなかったかあ・・・」会場全員が大爆笑の中「思い出の偽造がはじまっとる」と佐藤がひと言。
谷川「今日のセットリストは東京でやったものとは結構違うんですよ。でもなぜか大阪では外された曲が1曲あるので、今夜はそれをアンコールにやってみたいと思います」と言って「Moher Erth」を歌い、最後は最新ナンバー「Fresher」で幕を閉じた。
【MV】「Fresher」

【Day2】Eat The Moon Tour -12.06.21-
2日目(14日)は彼らのポップな一面が開花した『Eat The Moon』のレコ発ツアーから渋谷 CLUB QUATTROでのツアーファイナルを再現。
当時は〈深夜の移動遊園地で様々なアトラクション(=曲)を楽しむ〉をコンセプトにアルバム同様、ゲストが登場したり、小道具を使った演出にも挑戦するなど、ワクワク感を詰め込んだ終始笑顔の絶えないステージだったが、今日は過去の再現ではなく、いまの彼らの表現力で楽曲を再構築し、未来の移動遊園地を表現したステージだった。
谷川「今回はリハーサルでこんな衣装にしようって話したんですけど(谷を指して)たぶんこいつだけは話を聞いてないんだろうなって思っていて、(案の定)昨日はモノトーンなのに上下紺色のスーツで、今日はカラーにしようっていったのにモノクロですよ(会場大爆笑)でもねこいつを見てると安心するんですよ。予想してたし、なんかすごい嬉しい(笑)」
そんな1日目とは違う衣装でステージに登場したメンバー、谷川が2012年と同じくウェルカムボードを持って遊園地の入口に立ち、「Lovely Barks -Intro-」の演奏でお客さんを歓迎する。軽快なポップナンバー「Rainy Dance Floor」で幕が上がり、カバーナンバー「丸の内サディスティック」はこの曲で初めて彼らに出会ったファンからも大きな歓声が上がった。「You Over You」は初日とは違うバージョンで演奏され、「Cream Pie」ではスウィートなメロディーを♪ラララ♪で全員大合唱。また「愛の未来 - I Saw The Light」では誰もがまだ心のどこかに傷や不安を抱えていた当時、この曲に何度も癒されたことを思い出す。「Lovely Barks -Outro-」でメンバー全員が本編出口でお客さんを見送り、アンコールは「Until Dawn」そして最新ナンバーから「Back To Zero」で終了。
【MV】「Back To Zero」

〈今回僕たちの未来のためにやった企画なんです。「なんか懐かしかったね」で終わりじゃなくて。過去がちゃんと今につながっているし、今がちゃんと未来につながっているんだって証明したくてね。それをこの2日間でやってみたかった〉谷川が語るように、決して器用なバンドではないが、立ち止まることなく試行錯誤を繰り返しながら一歩一歩前進してきたUNCHAINの今がそこに見えた。これからも彼らにしか歩けない道を切り開いていってくれることだろう。
そしていよいよ11月1日に初のアコースティック・アルバム『Get Acoustic Soul』をリリースする。元々2011年からスタートしたアコースティック編成のスペシャル・ライブのタイトルとしてファンには親しまれ、これまでもアコースティック演奏には定評があっただけに、彼らのもう一つのブランドとして満を持してのアルバムの登場となる。収録曲はアコースティックライブでは欠かせないオープニング、エンディングを飾る「Saves The Day」など定番ナンバーから、「Back To Zero」や「beautiful girl」といった最新ナンバーの初アコースティックバージョン、そしてオープニングを飾る新曲「The Sound Of Silence」、更に初のカバーとなるUAの「情熱」、東京事変の「閃光少女」が加わった全10曲が収録される。
また、このアルバムを引っ提げて12月1日、2日の2日間、昨年のアニバーサリライブと同じ会場である日本橋三井ホールでふたたびスペシャル・ライブを開催する。1日は〈Acoustic & Cover Night〉まさに「Get Acoustic Soul」な生音に浸る一夜となり、2日は〈with Special Big Band〉と銘打たれ、これまでにないゴージャスでにぎやかな一夜になりそうだ。チケットはただいま絶賛発売中。売り切れる前にお早めにゲットを!!
レポート/文:福嶋剛
カメラマン:KOOL
セットリスト
Reborn in That day
【Day1】rapture Tour -08.07.04-
2017.10.12 OPEN 18:30 / START 19:00@下北沢SHELTER
01. Don't Need Your Love
02. Sing Out Love
03. Always Shining
04. You Over You
05. Signs Of Spring
06. Let Me Be The One
07. Inspire of life
08. like A bird
09. Light Your Shadow
10. The age stream
11. Rapture
12. Quarter
13. departure
14. one word
15. Life Is Wonder
16. Show Me Your Height
17. make it glow
18. Precious
アンコール
Mother Earth
・Fresher
【Day2】Eat The Moon Tour -12.06.21-
2017.10.13 OPEN 17:30 / START 18:00@下北沢SHELTER
01. Lovely Barks -Intro-
02. Rainy Dance Floor
03. Rusty Love
04. 丸の内サディスティック
05. 0.0025
06. Movin' my soul
07. Sing Out Love
08. Cream Pie
09. You Over You
10. 4U
11. テレスコープ・トリッパー
12. 愛の未来-I Saw The Light
13. Eat the moon
14. Saves The Day
15. 少女ジレンマ
16. 暁のコドウ
17. I'll Be The Music
18. Lovely Barks -Outro-
アンコール
1. Until Dawn
2. Back To Zero

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