【インタビュー】ベリーグッドマン、
グッドメロディと息の合った三声ボー
カルでじっくりたっぷり聴かせる5th
アルバム『SING SING SING 5』

インディーズからメジャーへ、昨年から活動のフィールドは変わっても聴き手を励まし元気づける音楽の力に変わりなし。それどころか、さらにパワーアップしたベリーグッドマンの5thアルバム『SING SING SING 5』。得意の応援歌やパーティーチューンに加え初のフィーチャリング、バースデーソング、せつないラブソングなどテーマをさらに広げつつ、変わらぬグッドメロディと息の合った三声ボーカルで、じっくりたっぷり聴かせる13曲。笑い、踊り、泣き、噛み締める、“珠玉を詰め込んだ”と胸を張る新作についてRoverとMOCAが語ってくれる。
■3人じゃなかったら絶対ダメ。二人の仲間に助けられています

■二人がいなかったら本当に無理です
――インディーズとメジャーをまたいで5枚目のフルアルバム。もう、ですか。まだ、ですか。
Rover:2014年の4月に『Sing Sing Sing』を出して、半年に1枚ぐらい出してきたんですよね。シングルも含めて、けっこう出してきたなと思います。
MOCA:絶対速いですよ。出す前から次のやつが決まってたりするんですけど、ありがたいというか、なかなかCDが出せずに苦労している仲間もいる中で、決まっているというのはうれしいですね。
Rover:昨日、久々にお会いした先輩としゃべってたんですけど、僕のことを高校生から知ってる先輩で、“もう5枚か。速いな”と。“6枚目、もう出てけえへんのちゃう?”って言われて、急に不安になって、家に帰ってギターを弾いたんですけど、全然曲が出て来なくて。
――あらら。
MOCA:だから6枚目からはゴーストライターをうまいこと使って行こうと思います(笑)。
Rover:ほんまに出てこない可能性もあるんですけど、でも行くしかない。ここで次のアルバムは2年後とか、ダサいんで。きっちり7か月後ぐらいに出したいですね。まだ何もできてないですけど。
MOCA:でも何が歌になるかわからないので。昨日後輩から電話がかかってきて…。
Rover:後輩おったっけ。
MOCA:おるわ! そこで“なんでそんなにいい感じなんですか?”みたいなことを言われて、言い出したらキリがないけど、“とりあえず続けてきたことかな”とか。
Rover:グラミー賞取った人の言い方やな。まだ全然新人やん。
MOCA:新人やけど、聞いてきたらなんかアドバイスせなあかんやん。“とりあえずまだやれることは腐るほどあると思うから、頑張って続けたらいいんちゃう?”とか言ったんですけど。今は悩んでるかもしれんけど、“その悩みを音楽に変えることができるから”って、自分にも言い聞かせるように言いましたけど。
▲『SING SING SING 5』初回盤 [CD+DVD]
▲『SING SING SING 5』通常盤 [CD]

――いいこと言います。
MOCA:でも僕は彼がいいメロディを出してくれるように、“コーヒー飲みたい”と言ったらコーヒーを買いに行く仕事なんで。肩凝ってるわーと言ったら肩揉んで。なんとか絞り出してほしいですね、『SING SING SING 6』を(笑)。まだ『SING SING SING 5』の曲も体に沁み込んでないのに、次の曲に行くという。
Rover:でもほんまにその覚悟でやってます。毎回不安ですけども。
――3人いてよかったんじゃないですか。一人だったら倒れてるような気が。
Rover:3人じゃなかったら絶対ダメです。それぐらい二人の仲間に助けられています。二人がいなかったら本当に無理です。
――今回、いわゆるタイアップ、お題をいただいて書いた曲もたくさん入っていますけれども。テーマをもらったほうが逆に書きやすいですか。
Rover:そうです。納期が近いやつは大変ですけど、僕らどうせギリギリにやるタイプなんで。
▲Rover

――ちなみに一番納期がヤバかったのは。
Rover:「大切なもの」ですね。やることが決まって、1週間後ぐらいで完パケしたんじゃないですかね。もともとネタはあって、そこから2番を作ったんですけど、メロディも歌詞も全部僕が作りました。トラックだけHiDEXが2、3時間でバーッと作って、そのあとは全部僕。
MOCA:ストックの中にRoverがソロで作ったワンコーラスがあって、でも“ベリーグッドマンっぽくないやろ”ってずっと言っていて。
Rover:でもレコード会社の変態プロデューサーさんがこれをずっと推してくるんですよ。“Roverくん、これはすごい作品ですよ!”“この二つめのコード進行がセブンスから”とか言ってきて、焼き肉を喰いながら説得されて、それが良かったのかなと。その方は4人目のベリーグッドマンみたいな感じですね。僕らのことをずっと考えてくれてるんで、その方がいなかったら全然できてない曲です。
――MOCAさん。タイアップ曲で思い出があるものというと。
MOCA:あべのハルカス3周年のテーマソングになった「Anniversary」は、アルバムを作る全然前からお話をいただいていて。自分たちは大阪で育ってきたんで、ハルカスの曲ってすごいなという、そこから広がっていった感はあるんで。これはうれしかったですね。
▲MOCA

――今回、初が多いんですよ。初フィーチャリング、初バースデーソングとか。
Rover:特典DVDに初のバンド・セッションも入れましたし。細かい話で言うと、12曲目の「とにかくこの瞬間だけはアイドルになりたくて」は、HiDEXじゃない後輩のトラックメイカーのエディットで、それも初なんで。今回、まずは前作を超えるという普通の目標を立てて作り始めたんですけど、どこが超える基準か?というところで、前より良い曲を書くというざっくりしたものじゃなくて、結果として前作を超えるラインナップを作ろうと僕は思っていたので。それをやった結果が初の多い作品になれたのかなと。
――つまり意欲作にして勝負作。
Rover:そのプロデューサーと焼肉を食べてる時に、“次が勝負だ”と。逆に言うと次がダメだったらダメだぐらいのことを言われたんですよ。結果がすべての世界ですし、僕たちは会社員ではないですけど、社長から名指しで呼ばれて“おまえは次が最後や”みたいなシーン、よくあるじゃないですか。戦力外通告みたいな気持ちに僕はなって、今まで出したことない力を出さないとなっていうことは、プレッシャーとしてあったんですよ。実は。で、ふたを開けたら僕だけが頑張ってたわけじゃないということにも気づけたし、いろんな人のパワーを借りて、一応リーダーとして、道筋がブレないように、望遠鏡で見ながら進んで行こうという感じでできたんですけど。それがこの『SING SING SING 2』ですね。
MOCA:5や!(笑) 5やし、望遠鏡は別にいらんやろ。普通に見てればええやん。
――初フィーチャリング、どうでした? ドラマ『伊藤くんAtoE』主題歌になった「Pain,Pain Go Away」は。
Rover:これが一番大事件でしたね。まずドラマの方から“3パターンのサビを上げてくれ”と言われて、曲のイメージは“猟奇的な感じ”で、妖しい感じや毒々しい感じをイメージしたんですけど。本気スイッチを入れて3パターン作って先方に聴かせたら、3パターンのうち“AとBをミックスしてください”ということになって、このサウンドとこのメロディになったんですけど。そこでSoftlyのMUTSUKIを入れようという話になって、無しではないけれどめちゃくちゃ難しいんじゃないかな?と僕は思っていたんですよ。
――それはキャラ的に? 確かに彼女、カワイイ系ですし。
Rover:毒々しさはあんまりないんじゃないかな?という、どっちかというと北海道で炭酸飲料を飲んでるイメージだったんで。でも逆にそれを利用した何かができへんかな?って考えていたんですけど、いざMUSTUKIちゃんが歌ってみたら、ものすごい気合入れて来てくれて、バチっとはめてくれて、一発OK。助けられましたね、MUTSUKIちゃんに。
――この歌詞はすごいですね。すごいというかひどいですね(笑)。こういう遊び人の男の甘い言葉に引っかかってはいかんよという、女性たちへのメッセージですか。
Rover:最近不倫問題が多いですよね。歌を歌ってる人たちの中でも。これ言っていいかわかんないですけど、僕はあって当然の世界だと思ってるんですよ。さんざんそういう先輩方を見てきてるんで。誰とは言わないですけど。
――言わなくていいです。というか言わないでください(笑)。
Rover:やったことがいいか悪いかははっきりしてるんですけど、僕が昔から憧れているアーティストって、無茶苦茶な人が多かったんですよ。だからあえてこういう曲を出してみようと思ったんです。ベリーグッドマンとか言うてるんですけど。
――全然グッドマンじゃない男の歌詞を。
Rover:最低なんですけど、それをアートにしちゃおうということを思いました。かっこよく言うと。実際不倫とか、やったらダメですよ。誰かを悲しませることになるんで。だからこそ予防線を張るような曲をあえて作らせてもらいました。もしもこのあとに僕らが不倫問題を起こして、“やっぱりな”と言われたらダメなんですけどね。という話をMOCAが言ってました。
MOCA:言ってへんわ!(笑)
Rocer:唯一の既婚者なんで。
MOCA:一切興味ないです、女の子には。これは嘘を書いてるんで、つらかったです。全部想像です。
Rover:でも“ワンナイトで別れて”って、あの子のことちゃう?(笑)
MOCA:ないです。信じてください。ほんまに何もないです。
Rover:でもこの曲は本当に、僕たちとしても冒険というか、行ったれ!的な感じでやりましたけど。
MOCA:今日も奥さんからLINEが来てたんですけど、息子がこの曲めちゃめちゃ好きらしくて、“今日50回目やねんけど”みたいな感じで。1歳8か月ですけど、ミュージックビデオを見て踊ってるらしいです。見終わったら、“パパ、パパ”って言って、また見て、それをずっと見とかないと泣き止まないらしくて。
――英才教育じゃないですか。
MOCA:息子もヤバいやつですね。だから奥さん、このMVを見てないと思ってたんですけど、めちゃめちゃ見てますね。奥さんのお母さんもこの曲好きって言ってたんで、もうよくわからないです(笑)。
――娘のダンナが女の子とイチャイチャしているMVですからね(笑)。
Rover:これはドラマに助けられた曲ですね。何もなくてこれだけリリースしていたらヤバいですよ。
MOCA:全部嘘ですから。何だったら、全部言われた通りに書いただけですから。“あ、ワンナイトって使うんですね”みたいな。
Rover:次の曲お願いします。
MOCA:なに導いてんねん!(笑)
■コンセプトは僕たちがその時いいと思った曲を詰め込むということなので

■誰かの人生のBGMになるということが一番実現できた1枚になってよかった
――そういう曲もあれば、いいこと言ってる曲もちゃんとあるのがベリーグッドマンの良さで。「Future」とか「ハイライト」とか、特に「ハイライト」は全ラインが名言みたいな。こういうの、どうやって作るんですか。
Rover:これはもともとあった応援歌を押しのけて作った曲というか。なぜならすでに「ライトスタンド」とか「ライオン」とか、みんなに愛されてる応援歌があったので。もともとできてた曲を何度も聴き直して、まだ行けるんちゃう?という気持ちになって作った曲です。実際にパソコンで高校野球のハイライトシーンを、MOCAが僕に見せてくれたんですよ。“これ見て、はよメロディ出せや”という重圧を感じながら、MOCAの家で作業してる時に出てきましたね。そのメロディにMOCAが歌詞をつけてくれて。メロディができた時に、MOCAの家のベランダから夜景を見ていてうるっと来たというか、“この曲ヤバいな”と思ったのを覚えています。
▲『SING SING SING 5』初回盤 [CD+DVD]
▲『SING SING SING 5』通常盤 [CD]

――記録を超えて記憶となれ。努力の上に花が咲く。失敗と書いて成長と読む。僕らの後に道ができる。もはや名言集のような。
Rover:MOCAが考えたわけでもないんですけどね。
MOCA:野村監督の名言ですわ。
Rover:失敗は“しっぱい”と読みますからね。
MOCA:それが芸術やんけ。僕、金八先生も好きなんで。
――ああなるほど。金八イズムは感じます。
MOCA:教師になりたいと思った時期もあったので。こういう引っかかりって大事やなと。聞いたことあるけど誰が言ったん?みたいなものをいただいてますね。“努力の上に花が咲く”とか、誰が作ったかわからへんような言葉やけど、野球のグローブを入れるケースに刻まれてあったりとか。この曲は野球がテーマになっていますけど、より多くの人に愛してもらいたくて、わかる人が聴いたらわかるというものにしています。
――応援歌とラブソングだと、応援歌のほうが作りやすいですか。
MOCA:そうですね。でもある程度言葉が限られてる感じもするんで、ここで一旦終わりかなという感じもあって。「ライトスタンド」「ライオン」「ハイライト」で、ここからまた違ったエッセンスで勝負していったほうがいいんかなと思っています。
――片やラブソングも、「ずっと」「片想いの恋」「One Love」とかありますね。Roverさん、ハッピーな恋の歌と失恋ソングとだったら、どっちが書きやすいですか。
Rover:失恋ソングですね。暗いんで、僕。
MOCA:嘘つけや。
Rover:曲を作ってる時って、ハイボールとか飲みながら、テンションマックスでは作れないんですよ。ぐーっと内に内に入っていくタイプで、その時に出てくるのは悲しい出来事がほとんどで。僕は応援歌やメッセージソングが一番書きづらいんですよ。まず人を応援するということが、何の資格でそんなことができんねんというところからスタートして、でも自分の身の丈に合ったところで少しでも、僕より若い人たちに向けて書くようにはしてるんですけど。でもラブソングの切ない曲は僕だけの話で行けるんで、僕はこうこうこうだからすごく淋しくなった、という話はみんなにありえると思うし、書きやすいというか、そのまま書けばいいだけなんで。今回のせつないラブソングで言うと、失恋ではないけど「片想いの恋」で、これに関してはMOCAのアイディアの曲なので、そこまで煮詰まった感覚はないんですけど。「ずっと」の最後のサビとかは、けっこう悩みました。 “きっときっときっと”と言ってるところは、バーで飲みながら考えましたね。
MOCA:お洒落やな。
Rover:永遠性がテーマだったんですけど、全然出て来えへん。
MOCA:結果的に、“きっと”から入ることでガラッと雰囲気が変わって、いい感じになりましたね。
――そう考えると、今回は応援歌と、恋愛ソングもわりとハッピーなものが多いような。
MOCA:基本的に僕ら、失恋ソングはあんまり作ってきてないんで。「It's more love」と言う曲ぐらいしかなくて。六本木で友達と飲んでる時に、“おまえは結婚して幸せかもしらんけど、世の中そんなにうまくいくことばっかりじゃないねん。失恋ソング歌ってくれな。みんな待ってんで”って言われて。確かにそうだと思って、1曲入れようかということになったんですね。
――なるほど。友達のアドバイスから。
MOCA:ケケマルっていう奴で、顔はプロレスラーの蝶野正洋さんに似てるんですけど、めちゃめちゃ乙女みたいな心を持っていて。全然彼女ができないんですけど、そいつになり切って歌詞を書きました。たぶんこの曲聴いて泣いてると思います。車で聴いて。あ、まだ出てないんで知らないですね。
――泣いてくださいケケマルさん。今度のアルバムはどうですか、どんな人に沁みると思いますか。
MOCA:いろんなシチュエーションに合うような曲は散りばめてあるんで。メッセージソングもそうやし、結婚式で使えるハッピーなラブソング、誕生日や記念日に使える曲、お酒を飲みながらのパーティー系でも使える曲。『SING SING SING』のコンセプトは、僕たちがその時いいと思った曲を詰め込むということなので、それが誰かの人生のBGMになるという、それが一番実現できた1枚になってよかったです。なってるか?
Rover:なってるなってる。このアルバムがどんな人に聴かれるか、リリースしてからじゃないとわかんないですけど、今まで僕たちの音楽を聴いてくれてる方も楽しんでもらえるし、初めての方には今まで以上の名刺になったと思うんで。自分たちなりに珠玉が集まったものなので、楽しんでもらえるかなという予想はしています。
――このあと、年末年始には大ホールを回るツアーもあります。
Rover:次はこれをかみ砕いて、自分の中で消化しながら歌わないといけないので。それが次の戦いですね。
MOCA:いつもだいたい13か所ぐらい回ってて、6回目ぐらいから曲が体に沁み込んで来るところがあるので。次のツアーは4か所5公演なので、そのペースで行くと終わっちゃうんで。そうならないように、初日から頑張りたいです。
――楽しみにしてます。そして7か月後に出る予定の『SING SING SING 6』も。
Rover:それは僕だけのGOでは行けないですけど(笑)。でもそれぐらいの気持ちでやっていきます。
取材・文●宮本英夫
リリース情報


『SING SING SING 5』

2017.10.4 ON SALE

●初回盤 [CD+DVD]

UPCH-7356 ¥3,780(税込)

●通常盤 [CD]

UPCH-2137 ¥2,500(税込)

[収録楽曲]

1.Intro ~5~

2.Pain, Pain Go Away feat. MUTSUKI from Softly(MBS/TBS ドラマイズム枠『伊藤くん A to E』主題歌)(テレビ朝日系全国放送『BREAK OUT』9月度マンスリーアーティスト)

3.Future

4.ハイライト(ナカバヤシTV-CM 『野球篇(ロジカル・エアーノート)』、『合唱篇(企業CM)』)(テレビ朝日系全国放送

『BREAK OUT』8 月度 エンディング・トラック)(テレビ埼玉『LIONS CHANNEL』『ライオンズアワー』テーマソング)

5.大切なもの(中部電力 企業CM『大切なこと』篇)

6.ずっと(TOKYO MX『縁結びの妖狐ちゃん』エンディング・テーマ)

7.片想いの恋(TBS 系恋愛バラエティ『恋んトス season6』オープニングテーマ)

8.One Love

9.Anniversary(あべのハルカス3 周年テーマソング)

10.飲みニケーション

11.You

12.とにかくこの瞬間だけはアイドルになりたくて

13. はじまりの恋 -Sunset Ver- (TBS 系『恋んトス season5』主題歌のアルバム・ヴァージョン)

[初回盤DVD] 『ベリー・バンド・セッション Vol.1』 ウグイス / Mornin' / ライオン / おかん~yet~ 4 曲を収録
ライブ・イベント情報


<“てっぺんとるぞ宣言ツアー 2017 -2018 ~ 超好感男と貴方~ >

12月29日(金) 大阪:オリックス劇場

12月30日(土) 大阪:オリックス劇場

1月8日(月・祝 ) 福岡:福岡市民会館

1月14日(日) 名古屋:愛知県芸術劇場大ホール

1月27日(土) 東京:中野サンプラザ

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