映画『悪と仮面のルール』玉木宏主演
で、中村文則の小説を実写化 - ”悪
”を背負った男の究極の愛の物語

映画『悪と仮面のルール』が、2018年1月13日(土)より全国ロードショー。
日本人作家・中村文則によるサスペンス小説を映画化する『悪と仮面のルール』。中村文則は、2002年の『銃』で新潮新人賞を受賞して華々しいデビューを飾り、その3年後には『土の中の子供』で芥川賞を受賞。さらに、その人気は日本だけにとどまらず、2012年には「ウォール・ストリート・ジャーナル」が選出する「年間ベスト10ミステリー」にも選出された。『悪と仮面のルール』は、世界から注目を受ける作家の話題作だ。
描かれるのは、”悪となるためにつくられた”少年。父から受けた自分の出生に関する衝撃の告白に絶望し、自分を見失った主人公・文宏は、ひとりの女性に出会うことで自分の存在意義を見出してゆく。しかし、文宏は彼女を愛するがゆえに、罪を重ね、父親が望んだ通りの「悪」に染まってゆく。本作は、文宏が壮絶な運命に翻弄されながらも、愛を貫く様を描いた「究極の愛の物語」とも言えるだろう。
主人公・文宏を演じるのは、玉木宏。テレビドラマ「のだめカンタービレ」ではスマートながらもどこかコミカルな演技を、そして、連続テレビ小説「あさが来た」では、穏やかで包容力のある演技を見せるなど、この繊細な役柄を務めるのにふさわしい実力派だ。また、その端正で知的な佇まいが、文宏の背負う複雑な闇をさらに引き立ててくれることだろう。
主人公の久喜文宏に近付くテログループのメンバー・伊藤を演じるのは、吉沢亮。『斉木楠雄のΨ難』『銀魂』での演技が記憶に新しく、『ママレード・ボーイ』への主演も決定している。
その他、新木優子、中村達也、光石研、村井國夫、柄本明など豪華なキャストが出演する。
そして、監督を務めるのは、中村哲平。関ジャニ∞出演の長編映画『8UPPERS』や、ロックバンド・UVERworldの長編ドキュメンタリー映画『THE SONG』など、数々のドキュメンタリーを手がける監督だ。
また、主題歌を務めるのはUru。新曲『追憶のふたり』は、作詞・作曲をUruが手掛け、別離した男性の幸せを願う無垢な想いを女性目線で歌った悲恋のミドルバラード。Kan Sanoのアレンジにより、ブラックミュージックやJAZZの要素も感じさせる上質な仕上がりとなっている。
“悪”になるために創られた男。彼は顔を変え、過去を捨て、殺人を繰り返す。全ては初恋の人を守るために――。11歳の久喜文宏は、この世に災いをなす絶対的な悪=“邪”になるために生まれたと父から告げられる。やがて、父が 自分を完全な“邪”にするために、初恋の女性・香織に危害を加えようと企てていることを知り、父を殺害して失踪す る。十数年後、文宏は顔を変え、“新谷弘一”という別人の仮面をつけ、香織を守るために殺人を繰り返していた。そして、文宏の過去を知る異母兄の幹彦や日本転覆を企むテロ組織が香織を狙い始めたと知った文宏は、ついに自身の背負わされた運命に立ち向かうことを決意するが―。
映画『悪と仮面のルール』
公開時期:2018年1月13日(土) 新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督:中村哲平
キャスト:玉木宏、新木優子、吉沢亮、中村達也、光石研、村井國夫、柄本明
原作:中村文則『悪と仮面のルール』(講談社文庫)
配給・宣伝:ファントム・フィルム
(c)中村文則/講談社 (c)2017「悪と仮面のルール」製作委員会

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