洋楽、男性シンガーソングライター1
1選 トレンドの新人アーティストを
紹介

Amos Lee

エイモス・リーは2005年にデビューしたペンシルべニア州フィラデルフィア出身のシンガーソングライター。
2013年にリリースした5枚目のスタジオアルバム「マウンテンズ・オブ・ソロウ、リヴァーズ・オブ・ソング [輸入盤][CD] / エイモス・リー」は、ルーツミュージックをベースとしたネオ・ソウルな作品に仕上がっています。
4曲目”Chill In the Air”は、心に染み入る伸びやかな歌声にメロディーラインの良さ、フォークとソウルをクロスオーバーさせたコンテンポラリーなサウンドが印象的でおすすめ。全体的には、良いメロディーラインにファンク・ブルース・トラッドなカントリー・ ブルーグラス・フィリーソウルなどの音楽的要素をアクセントにして緩やかながら雑多に富んだ音楽性を気軽に楽しむことができます。
彼の歌唱力だけを取り上げると他の有名アーティストに比べて光るものはあまり見受けられないのですが、トレイシー・チャップマンのヴォーカルを高音にして、よりクリアにしたような個性的な声質を持っています。個人的にはベン・E・キングの”Stand by Me”をカバーしてもユニークな作品に仕上がるイメージがあります。

Ryan Adams

ライアン・アダムスは1991年に活動を開始したアメリカ出身のシンガーソングライターです。
続いて紹介するのはアメリカの中堅シンガーソングライター、ライアン・アダムス。おすすめしたいアルバムは2014年作の「Ryan Adams ライアンアダムス / Ryan Adams 【CD】」です。
彼は既に長いキャリアを持っており、ソロ名義やバンド名義で18枚ほどのアルバムを発表していますが、その中でも「Ryan Adams」は至高の一枚。
彼の音楽には渋い歌声とカントリー・フォーク調の泣ける歌が多いですが、このアルバムにもそのような曲が沢山入っています。一方で他のアルバムと異なるのはサウンド面でしょう。
これまでの彼の作品はシンプルなアコースティックや少しクランチを効かせた音色を中心に使ってきましたが、今回のアルバムでは英国のバンド、The Smithsを思わせるウェットサウンドを展開しています。この音色が彼の渋さと上手くマッチしており、非常に独特かつ聞きやすいものとなっています。
実際にこの音楽が評価されグラミー賞にもノミネートされていますので、もしライアン・アダムスに興味が湧いたのならこのアルバムを手に取ってみてください。

Mike Posner

アメリカ出身のシンガーソングライター、マイク・ポズナー。2008年から活動開始、現在も活動しています。
彼は元々ジャスティン・ビーバーやマルーン5への楽曲提供等で有名になった人物ですが、自身2作目のアルバム「【輸入盤】At Night Alone [ Mike Posner ]」の素晴らしい内容となっています。
ジャスティン・ビーバーとの繋がりがあるように元々はポップスを得意とし作曲していたのですが、今アルバムではアコースティックサウンドを主体としたフォーキーな楽曲が大半を占めています。そしてその優しいサウンドの上に彼のハスキーボイスが響き渡る、美しさすら感じるアルバムとなっています。
また、このアルバムにはボーナストラックとして一部楽曲のリミックス版が収録されているのですが、なんとそのリミックス版が世界的大ヒットとなっています。特に”I Took A Pill In Ibiza”という楽曲のリミックス版は、トロピカルハウス調の切なくも踊れるEDMソングであり、その年を代表するクラブヒットになりました。
今後マイク・ポズナーがフォーキー路線を継続するのか、ポップス系に戻るのか、リミックスのヒットを機にEDMに傾くのかはまだ分かりません。そういった意味でも今後更に注目したいシンガーソングライターです。

Oren Lavie

オーレン・ラヴィーはイスラエル出身のシンガーソングライターです。

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