リンチ・モブ、最新作『ザ・ブラザー
フッド』はグルービー&ブルージー

2016年にドッケンに復帰して来日公演を行い話題となったジョージ・リンチが、リンチ・モブ名義で約2年ぶりとなるアルバム『ザ・ブラザーフッド』を発売した。1990年代初頭の彼らを思い出させるようなブルージーでグルーヴィーなハード・ロック・ナンバー満載の仕上がりだ。
1980年代に大ブレイクしたドッケンが1989年に解散した後、ジョージ・リンチ(G)がドッケンのメンバーだったミック・ブラウン(Dr)、オニ・ローガン(Vo)らと結成したのがリンチ・モブだった。アルバム『ウィキッド・センセーション』(1990年)でデビューを果たした一方で、ジョージはストライパーのマイケル・スウィートとのプロジェクト、ドッケンに復帰してのジャパン・ツアー、キングスXのダグ・ピニック(B、Vo)とKORNのレイ・ルジアー(Dr)とのトリオKXMの2ndアルバム『SCATTERBRAIN』(2017年)などをリリースしていた。
アルバム『ザ・ブラザーフッド』に参加しているメンバーは、ジョージとオニの他にクワイエット・ライオット、グレイト・ホワイト、ドッケンなどでプレイしたショーン・マクナブ(B)、元ブレットボーイズで、現在はバーニング・レインのメンバーであるジミー・ダンダ(Dr)だ。タイトル『ザ・ブラザーフッド』は、自身の第二の家族であり兄弟であるというバンドへの思いを込めて付けたものだ。ジョージらしいグルービーなギター・リフを軸に、ブルージーなフィーリングを感じさせるナンバーはどれも活きが良く、オニのエモーショナルな歌唱も非常に魅力的だ。

リンチ・モブ『ザ・ブラザーフッド』

2017年9月8日

【50セット通販限定 CD+直筆サイン入りスリーブケース付き】¥4,000+税

【CD】 ¥2,500+税

※日本盤限定ボーナストラック収録/日本語解説書封入/歌詞対訳付き

1.メイン・オフェンダー

2.ミスター・ジキル・アンド・ハイド

3.アイル・テイク・マイアミ

4.ラスト・コール・レディ

5.ホエア・ウィ・スターテッド

6.ザ・フォーガットン・メイデンズ・パール

7.アンティル・ザ・スカイ・カムズ・ダウン

8.ブラック・ハート・デイズ

9.ブラック・マウンテン

10.ドッグ・タウン・ミスティックス

11.マイルズ・アウェイ

《日本盤限定ボーナストラック》

12.フォーエヴァーモア
【メンバー】

オニ・ローガン(ヴォーカル)

ジョージ・リンチ(ギター)

ショーン・マクナブ(ベース)

ジミー・ダンダ(ドラムス)

BARKS

BARKSは2001年から15年以上にわたり旬の音楽情報を届けてきた日本最大級の音楽情報サイトです。

新着