SPIN.DISCOVERY vol.04 出演アーティ
スト 3. PARKGOLF カテゴライズ不能
なトラックメイカー・PARKGOLF! ポ
ップに開けた新作で見せた最新モード
をお見逃しなく

10月1日(日)に表参道WALL&WALLにて開催される”SPIN.DISCOVERY vol.04″。その出演者紹介の第3弾は、今年8月に待望の2ndアルバムをリリースした北海道出身のトラックメイカー/プロデューサーのPARKGOLFです。

〈Maltine Records〉からリリースしたEP『CAT WALK』(2013年)や『瞬間最大風速 feat. さくらゆら』(2014年)、Seiho主宰の〈Day Tripper Records〉(現在は活動停止中)からの1stアルバム『Par』(2015年)などでそのシーンにその名を知らめた一方で、ライブ出演としては渋谷のLOUNGE NEOを中心とした界隈からの人気も高いPARKGOLF。
tofubeatsSEBASTIAN Xのリミックスを手掛けたり、DAOKOのメジャー・デビュー・アルバム『DAOKO』のプロデュースを手掛けたりと、外部仕事でも高い評価を受けてきました。

しかし、その音楽性は先述したシーン/界隈との親和性も確かに感じさせつつも、常に”何かが違う/どこかが違う”といった違和感を擁した、カテゴライズが非常に難しいサウンドを鳴らし続けてきたように思えます。

初期の頃の代表曲というか、ライブでのピークを彩っていた「Kiss Me」のようなカットアップした声ネタで彩るメロディ、そしてビルドアップとドロップは確かにフューチャー・ビーツやフューチャー・ベース的なサウンドとも近しいものを感じさせながらも、やはり明確に何かが違う、独創的なスタイルでした。
その後もオリジナリティはそのままに、ライブで人気の「Woo Woo」、「GAL」、「Love Shy」といったアグレッシヴなナンバーを発表していきながら、先述した通り今年8月に待望の2ndアルバム『REO』をリリース。
本来は昨年リリース予定だったという『REO』についての話は、 Spincoasterのインタビュー記事(http://spincoaster.com/interview-parkgolf) に詳しいので、そちらをぜひ。本作はGOODMOODGOKU、おかもとえみ一十三十一MACHINA、Kiano Jonesといったラッパー/シンガーを多数迎えたことで、より外界に開かられたポップな作品に。
しかし、同時にその独自のスタイルもより深化を遂げ、贅肉を削ぎ落としたシンプルかつ妖艶なトラックは、引き合いにだすアーティスト、そしてカテゴライズするジャンルが思いつかないほどにオリジナル。

また、ライブでも最近はドロップでブチ上げるような構成というよりは、より聴かせる構成へと傾倒してきているようにも思えるだけに、今回デイ・タイムのライブ・イベントである”SPIN.DISCOVERY vol.04″でも、バッチリと会場を魅了してくれるのではないでしょうか。

その大胆な余白を活かしたトラックは環ROYの神秘性ともリンクしますし、Kai Takahashiのソロ・ワークのような幻想的な音使いも健在なので、共演陣との相性も抜群でしょう。ぜひとも最新モードのPARKGOLFを体感しに来て下さい……!
Text by Takazumi Hosaka


【イベント情報】

Spincoaster Presents “SPIN.DISCOVERY vol.04”

日時:2017年10月1日(日) OPEN 17:00 / START 17:30
会場:表参道 WALL&WALL( MAP(https://goo.gl/maps/J5xXh8QPtcv) )
出演:
環ROY
PARKGOLF
iri
踊Foot Works
Kai Takahashi(LUCKY TAPES / DJ set)

Ticket:
Peatixにて発売中(http://spindiscovery04.peatix.com)
早割1. ¥2,500 SOLD OUT
早割2. ¥3,000
一般. ¥3,500
※全て入場時に1ドリンク代が別途必要となります。

Spincoaster

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