【インタビュー】超特急「たくさんの
人に支えられていることを実感」小さ
な“愛”が積み重なって無敵のLOVEに

昨年のクリスマスに東京・国立代々木第一体育館で行われた『BULLET TRAIN CHRISTMAS ONEMAN SHOW 2016 愛す。in Wonder Land』がBlu-ray化。“生まれ変わっても、愛してる。”をコンセプトに、8号車への愛と、昨年発売された2ndアルバム『Dramatic Seven』の楽曲をドッキングさせた演出がじっくり鑑賞可能に。アクションにパロディ、そして一体感と感動を味わえる瞬間など、超盛りだくさんな内容と舞台裏について、コーイチ、カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキの5人に振り返ってもらうことに。超特急の今後の方向性についても、アツく語ってくれました!

※6号車・ユースケ、7号車・タカシは車両点検中。24日にユースケ、25日にタカシの単独インタビューを掲載!!
■ミニドラマでカイがユーキ子にビックリ!?セルフプロデュースするならどんな演出に?
――このライヴを作り上げていく過程や、本番での「実はこんなことが!」「こんな風に思っていました」エピソードを教えてください。
ユーキ 「バッタマン」でのアクションシーンで、僕ら、セットの上の段でやっていたんですけど、意外とスペースがなくて。ぶつからないよう意識しながら、芝居に集中していました。
カイ 照明が入ったりしたから、リハのときよりも狭くなっていたんだよね。
ユーキ そうそう。あれを経験してみて、もっとすごいアクション、殺陣もやってみたいなって思ったよ。
カイ 僕はですね、映像のミニドラマでユーキを抱きかかえたのですが、思っていた以上に重かったという思い出が(笑)。成人男性を抱っこする機会ってなかなかないから、まずリハでびっくりしたわ。しかも、なかなかカットがかからないし。
ユーキ めっちゃ回っていたよね(笑)。
カイ いやでも相手がユーキで良かったよ。ユースケはゴツいし、タカシは僕より背が高いし。
タクヤ あれさ、リアルに電車に乗って撮影していたんだよね。エキストラさんも入れてくれて。
ユーキ 景色がキレイだったよねぇ。
リョウガ 昭和のバブル時代って設定のパロディだったんだけど、僕らもよく知らないっていうね(笑)。大人8号車の方には、より楽しんでいただけると思います!
――もし、またクリスマスをテーマに映像を作るとして、こんな演出あったらいいな、というのはありますか?
ユーキ クリスマスプレゼントをいっぱい買ってあげて、いっぱい箱を重ねて持ってヨタヨタ歩きながら、「まだ買うの~!?(笑)」っていうのがやってみたい。そんなシーンがあったら、楽しそうじゃない?(笑)。
リョウガ アニメかよ!「お嬢様~」って、執事か!
コーイチ それやったら、ケンタッキーの大きなチキンのボックスみたいなの、あるやん?あれを前を歩く女の子が抱えるようにして持っていて、交差点とかで振り向いて「早く来て~」っていうのとかよくない?
カイ 抱えないから!ちゃんと袋に入れてくれるから!(笑)。
コーイチ いやでも、抱えて持っているっていうのがかわいいやん(やってみせる)。
カイ 普通に一緒にプレゼントを選び合うっていうくらいがいいよ。
タクヤ じゃ、僕はクリスマスディナーを振る舞おうかな。
カイ 筑前煮とか?(笑)。
タクヤ クリスマス感、まるでない!(笑)。チキンの丸焼きとかでしょ!
■「自分の気持ちを自分の言葉で届けられる瞬間」男泣き続出のMC時の心境に迫る!
――(笑)。挨拶の場面でユースケさんが「2016年は良い反応も悪い反応もあって、メンバーには本当に支えられた」といったコメントで涙していましたが、みなさんは、どういった気持ちでそれを受け止めていましたか?
ユーキ あの頃、ユースケはひとりでバラエティ番組に出たりして、いつもと違う空気感の中で戸惑いを感じていたみたいなんです。そんなことがありつつのホーム、自分たちのライヴだったから、それでホロリと来たんじゃないかな。確か、そんなことを言っていたよね?
タクヤ 支えているつもりは別にないんだけどね。こっちはいつもと同じだから、「それはどうも」っていう感じでした。
リョウガ なんかあざっす!ってか(笑)。いい話が台無しだ!!
タクヤ いや、悪い意味でも、放って置くって意味でもないよ!?だって、彼はちゃんとひとりでもできる人だから。ダメな人だったら支えなきゃってなるけど。
リョウガ 僕はやっぱり(声を作って)「いやいや、こっちこそ、支えてもらっているよ!」って思ったよ。実際、困ったときはユースケに振るって流れはあるし、それですごく助かっているからさ。あの魂を削りながらのパフォーマンスに刺激を受けることもあるし、支えられているのはユースケだけじゃないよってね。
タクヤ 要するに、お互い様ってことです。
――挨拶のときは、みなさんそれぞれ、どんな気持ちでしたか?
ユーキ 僕が泣いたときの感情は、ありがとうと悔しいの両方です。正直、悔しいっていう気持ちのほうが強いかな。自分、まだまだだなって思っているのに、8号車のみんなは、すごく喜んでくれていてね。もっともっと、いいものを見せるようにするから!っていうのがミックスしている感じです。
タクヤ ひとりではあんな景色は見られないわけだしね。会場に来てくれた人、来たかったけど来られなかった人と、いろんな8号車さんたちが応援してくれるからこそ、代々木で2年連続でライヴができた。本当に、たくさんの人に支えられているんだなということを一番実感できるのが、あの場なんです。
リョウガ 感謝の気持ちと、そして自分は幸せだなっていうのは大きいです。ライヴが終わりに近づくにつれて、それまでの準備とか流れとか、ここに来てくれた8号車のことに想いを巡らせられる時間なんだよね。
カイ うん、そういう気持ちをどう伝えたらいいかっていう、そこに集中しているかな。来てくれた8号車の顔も落ち着いて見られるし。
コーイチ MCは唯一、自分の気持ちを自分の言葉で届けられる瞬間だからね。この公演は特に、僕ららしくしようっていう部分でこだわってきたから。個人的には、ステージではあんまり感情を出したくはないんだけど、ちょっと油断して涙が出てしまいました(笑)。
――コンセプトやパフォーマンス、そして言葉でも、8号車への感謝の気持ちを伝えてくれました。映像では会場を埋め尽くす8号車の姿も印象的ですが、会場が広くなるにつれて、意識するようになったことというのは?
カイ 一番前の人も、後ろの人も同じ料金のチケットを買って来てくれているので、遠くの人にも「来て良かった。楽しかった!」と思ってもらえるように、というのは常に意識しています。アリーナクラスになると、どうしても距離を感じてしまうだろうから、後ろの人のほうをより見るようにしてみたり。2階席や、あと端っこのほうの席もね。
ユーキ 会場のどの場所にいても、楽しさは感じてもらえるようにしたいよね。パフォーマンスの見せ方にしても、ここぞというときにカメラに抜いてもらって、みんなと目が合うようにしてみたり。そういう技術的な部分でフォローできるところは、最近は自分たちでも意見を言ったりしています。もっともっと、いろんな演出を取り入れたいなって。
コーイチ 見せ方で曲の世界観も広がるから、斬新な形で表現してみたいよね。例えば今回のライヴ映像作品だったら、リョウガの声を活かしてのメイキングのナレーションだったり、メンバーの個性と魅力、特技をステージにも活かして広げていきたい。
ユーキ コーイチが歌詞を書いたり、タカシが8号車の気持ちになってグッズを考えたりとかね。それぞれが持っている独特な目線をステージに活かしていけたら、超特急が作って8号車が一緒に楽しむライヴになる。今後はさらに、僕らの個性を活かす方向でもいろいろと挑戦していきたいです。
文/根岸聖子

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