L→R 小林 勝(Ba)、甲本ヒロト(Vo)、真島昌利(Gu)、桐田勝治(Dr)

L→R 小林 勝(Ba)、甲本ヒロト(Vo)、真島昌利(Gu)、桐田勝治(Dr)

【ザ・クロマニヨンズ】
“ラッキー”も“ヘブン”も
文句付けようがないじゃないですか(
笑)

全部聴き終わったあと、
もう1回聴きたくなる曲順を意識した

そして、「ワンゴー」「ジャッカル」と、ここはロックンロールタイプの曲が並んでいて。

甲本
うん。後半に向けてガーッと上がっていく感じが欲しかったので。

「ワンゴー」はイントロがチャック・ベリー・スタイルのフレーズで始まりますね。

甲本
特に追悼とか、そういう意味はないですよ。
真島
弾いてて楽しかったんですよ。

最後の「散歩」はやさしい感じで終わるという。

甲本
あそこにエンドロールのクレジットが出てくる感じですね。でも、いつも曲順を考える時は、全部聴き終わったあと、もう1回1曲目から聴きたくなるような曲順をちょっと意識していて。だから、1回聴き終わったあと、もう1回聴いてみるんです。それで楽しかったら決まりなんです。

ということは、この流れが一番いいのでしょうね。

甲本
これはこれでいいと思います。分数も1時間超えると疲れるから(笑)。

「どん底」が先にシングルでリリースされましたけれど、これは周りのスタッフの意見で決まったのですか?

甲本
最近はメンバー発動でこの曲がいいんじゃないかっていう話になります。

シングルになった理由は?

真島
まぁ、何となくですね。

アルバムを象徴しているとかではなく?

真島
いや、それはなくて。
甲本
アルバムを象徴する曲はない、1曲も(笑)。みんなが聴いて、自分はこれが好きっていう曲があればそれでいいと思うし、全部好きになってもらえたら一番嬉しい。

“ラッキー&ヘブン”というタイトルは曲が全部出来上がってから決めたのですか?

甲本
そうですね。

“なんとか&なんとか”にしよう、じゃなくて?

甲本
逆に、“&”が先だったんじゃなかったっけ? みんなで単語を出し合ってワイワイ、雑に話をしてて。そうしたら“&”を入れたらできた、みたいな。

11枚目なので“イレブン”から“ヘブン”という語呂合わせなのかなと?

甲本
あぁ、なるほどね。そういうこともあまり考えてなくて。なんかいいじゃないですか、“ラッキー”も“ヘブン”も。文句付けようがないじゃないですか(笑)。

いつもうかがっていますが、今回のレコーディング中にどんな食事や出前をとっていたのか気になります。

甲本
今回は晩飯の時には家に帰ってた。3時頃にスタジオに来て、5時~6時には帰ろうって。
真島
暗くなる前に帰ってた。
甲本
集中力が続かないから(笑)。でも、今回、ダビングの時にお店に行ったかな。ダビングはまとめて作業するので時間がかかるんですよ。
真島
回転寿司に入ったかな。
甲本
楽しいんですよ、回転寿司。お店のペースじゃなくて自分たちのペースで食べられるから。
真島
座った瞬間に食べられるからね(笑)。

以前にガリをよく食べるという話をされていましたけど。

甲本
ガリは“次に何食おうかな?”と悩んでいる時にむしゃむしゃ食べてますね。
真島
最初、容器にパンパンに詰まっているのに、それがいつの間にか空になって(笑)。お代わりを頼んだり(笑)。
甲本
店員さんが見ていないうちに隣のテーブルと取り換えたり(笑)。

絶対頼むネタというと?

甲本
イカは絶対食べますね。コウイカ。何か好きなんです。
真島
僕はマグロですね。赤身です。トロよりも好きです。脂っぽいのは最近、食べられなくなってきてて(笑)。

ツアーで地方に行くと、そこで美味しい寿司が食べられるんじゃないですか?

真島
去年、北海道で食べた寿司は旨かった。雪で飛行機が飛ばなくて、途中の空港で降りて車で移動したんです。その途中の回転寿司屋さんに入ったら、そこがめちゃくちゃ美味しかった。何という店か忘れたけど。
甲本
フラッと入ったお店だったけど旨かった。函館だったと思う。

ツアーと言えば、アルバムリリース後の10月26日からツアーがスタートしますが。今回もライヴが楽しみな曲が多いですね。

甲本
練習しないとね。

コーラスが多いからお客さんも一緒に歌えそうですね。特に「ハッセンハッピャク」とか。

甲本
それはいい。
真島
僕は体調に気を付けたいですね。インフルエンザにかかったことがあって、ライヴを3本ぐらい飛ばしたことがあるので。もっと気を付けなきゃって思いました。

一本一本、お客さんに全部楽しんでほしいですよね。

甲本
来てくれるだけでいいや(笑)。それだけで十分、あなたのノルマは果たしていますから。何も頑張らないで楽しんでほしいですね。

取材:岡本 明

アルバム『ラッキー&ヘブン』2017年10月11日発売 Ariola Japan
    • 【CD】
    • BVCL-837 ¥2,913(税抜)
    • 【完全生産限定/アナログ盤】
    • BVJL-28 ¥2,913(税抜)

『ザ・クロマニヨンズ ツアー ラッキー&ヘブン 2017-2018』

10/26(木) 北海道・PENNY LANE 24
10/27(金) 北海道・PENNY LANE 24
10/29(日) 北海道・小樽 GOLDSTONE
11/03(金) 大阪・なんばHatch
11/04(土) 大阪・心斎橋BIGCAT
11/05(日) 大阪・心斎橋BIGCAT
11/08(水) 山梨・甲府CONVICTION
11/11(土) 愛知・ダイアモンドホール
11/12(日) 愛知・ダイアモンドホール
11/17(金) 福井・福井響のホール
11/19(日) 新潟・新潟LOTS
11/23(木) 秋田・秋田 Club SWINDLE
11/25(土) 青森・青森 Quarter
11/26(日) 岩手・盛岡 CLUB CHANGE WAVE
11/28(火) 東京・赤坂BLITZ
11/29(水) 東京・赤坂BLITZ
12/02(土) 長野・CLUB JUNK BOX
12/03(日) 長野・CLUB JUNK BOX
12/06(水) 京都・FANJ
12/07(木) 京都・FANJ
12/09(土) 香川・高松festhalle
12/10(日) 高知・X-pt.
12/13(水) 群馬・高崎 club FLEEZ
12/16(土) 静岡・Live House浜松 窓枠
12/17(日) 静岡・Live House浜松 窓枠
12/20(水) 千葉・柏PALOOZA
12/23(土) 福岡・DRUM LOGOS
12/24(日) 福岡・DRUM LOGOS
12/28(木) 神奈川・CLUB CITTA' 川崎
[ 2018年 ]
1/13(土) 沖縄・ミュージックタウン音市場
1/16(火) 宮崎・WEATHER KING
1/17(水) 鹿児島・CAPARVOホール
1/19(金) 山口・周南 RISING HALL
1/21(日) 鳥取・米子laughs
1/27(土) 宮城・仙台 PIT
1/31(水) 東京・STUDIO COAST
2/03(土) 福島・郡山 HIP SHOT JAPAN
2/07(水) 岐阜・club-G
2/09(金) 滋賀・U★STONE
2/10(土) 滋賀・U★STONE
2/12(月) 和歌山・SHELTER
2/14(水) 兵庫・神戸ハーバースタジオ
2/15(木) 兵庫・神戸ハーバースタジオ
2/20(火) 長野・松本Sound Hall a.C
2/24(土) 岡山・岡山市民会館
2/25(日) 広島・はつかいち文化ホール さくらぴあ 大ホール
3/02(金) 北海道・新冠町レ・コード館
3/04(日) 北海道・幕別町百年記念ホール
3/10(土) 栃木・栃木教育会館
3/11(日) 埼玉・さいたま市民会館おおみや
3/17(土) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール
3/21(水) 静岡・三島市民文化会館 大ホール
3/24(土) 福岡・サザンクス筑後
3/27(火) 神奈川・鎌倉芸術館 大ホール
4/01(日) 大阪・フェスティバルホール
4/07(土) 千葉・市川市文化会館
4/08(日) 東京・オリンパスホール八王子
4/14(土) 富山・クロスランドおやべ メインホール

ザ・クロマニヨンズ プロフィール

ザ・クロマニヨンズ:2006年7月23日13時41分、『FM802 MEET THE WORLD BEAT 2006』に出現。その後、数々の夏フェスにも出現し、デビュー前から話題を呼んだ。そして、同年9月に待望のシングル「タリホー」でデビュー。22年1月に15枚目のアルバム『SIX KICKS ROCK&ROLL』、23年1月に16枚目のアルバム『MOUNTAIN BANANA』を発表。そして、24年2月に17枚目のアルバム『HEY! WONDER』をリリースし、同年2月16日より『ザ・クロマニヨンズ ツアー HEY! WONDER 2024』(全国43公演)を開催。ロックンロールをこよなく愛する4人が最強のロックンロールを響かせる!ザ・クロマニヨンズ オフィシャルHP

OKMusic編集部

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