布袋寅泰、3年振りとなるオリジナル
ニューアルバム収録内容発表

布袋寅泰

 布袋寅泰が12日に、10月25日リリースとなる3年ぶりのオリジナル・ニュー・アルバム『Paradox』の収録曲を発表した。全12曲を収録しており、楽曲自身が持つ“感覚”や“ニオイ”が伝わってくるようなタイトルになっている。

 リリース決定時に公表されていた本作の内容は、布袋が現在活動の拠点とするロンドンで感じた、ブレグジット、難民問題、頻発するテロなど激動の渦中にある現代、それでも繰り返される人間の日々の営みや団結を目の当たりにするなかで、今布袋が作りたい音楽と伝えたいメッセージが存分に込められた非常にメッセージ性の高いアルバムになるという情報だった。

 その同アルバムの収録楽曲が12日に、発表された。まずアルバム全体のプロデュースを担当するのは布袋自身。全12曲を収録しており、タイトルは「Amplifire」、「Pandemoniac Frustration」、「Dreamers Are Lonely」、「ヒトコト」、「Paradox」、「Blue Sky」、「Maze」、「Parade」、「London Bridge」、「Strawberry Fieldsの太陽」、「Aquarium」、「Amplifire (Reprise)」といったものとなっている。いずれのタイトルからも、楽曲自身が持つ“感覚”や“ニオイ”が伝わってくるような興味深いものばかりに仕上がった。

 また、発表されていた参加ミュージシャンのザッカリー・アルフォード(ドラム/David BowieBruce Springsteen)、マーク・ニアリー(ベース/Noel Gallagher, Adele)、ダレン・プライス(プログラミング/Underworld)、エイドリアン・ブッシュビー(エンジニア/Muse, Foo Fighters)に加え、新たにドラムにスティーヴ・バーニー(ドラム/AnastaciaJeff BeckEurythmics)、エンジニアには、グラミーを受賞しているサイモン・ゴガリー(エンジニア/U2、Underworld)、マスタリングエンジニアには、同じくグラミー・ウィナーのティム・ヤング(エンジニア/Jamiroquai, Manic Street Preachers, Massive Attack, The Rolling Stones)など、現代ロンドン最高峰のミュージシャンやエンジニアを迎えている。

 そして日本からも、名キーボーディスト奥野真哉Soul Flower Union)、盟友とも言える岸利至(プログラミング)、福富幸宏(プログラミング)などの参加も明らかになった。

 さらに、アルバムのテーマを表現する重要な歌詞は、布袋自身が3曲の作詞をはじめ、森雪之丞小渕健太郎コブクロ)、いしわたり淳治、高橋久美子など錚々たるアーティストたちが詞を編んでおり、どんな世界が表現されているのか期待が高まる。

 なお、布袋は同アルバム『Paradox』を引っ提げた全国ツアー『HOTEI Live In Japan 2017 ~Paradox Tour~』を、リリースの翌日となる10月26日から群馬・ベイシア文化ホールからスタート。最終公演にあたる12月25日の横浜アリーナ公演は、最終公演ならではのベスト選曲が予定されている。

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