柳沢慎吾、『猿の惑星』吹き替えテイ
ク11の熱演 『あばよ!』のせりふ
入れ忘れ後悔「失敗した…」
映画『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』アフレコイベントが30日、東京都内で行われ、日本語吹替え版声優を務めた柳沢慎吾が出席した。
猿と人類の戦争の勃発のストーリーを描く「猿の惑星」シリーズ。2011年の『創世記(ジェネシス)』、2014年の『新世紀(ライジング)』に続き、本作ではういに地球の歴史が塗り替えられ、新たな支配者が決する激動のドラマと壮絶なアクションバトルが描かれる。
物語のクライマックスを迎える本作で動物園出身のバッド・エイプを演じた柳沢は「最後? 失敗した…」とがっくりうなだれて頭を抱え、「『あばよ!』のせりふを入れなかった。(吹き替え版は)日本だけだから、関係ないよね。入れちゃえばよかった」とオーバーに悔しがった。
演じた役柄について「動物園出身で人間の言葉をカタコトにインプットしているので、せりふもすらっと言わずにカタコト。お前は誰だと聞かれて『バッド・エイプ!』と叫ぶところはテイク11くらいまでいったんじゃないかな」とこだわりのアフレコを振り返り、「バッド・エイプを見ていると小学4、5年生の頃の自分にそっくり。シリアスな部分もユニークな部分も持っていて、キャラクターが愛おしい」と自画自賛した。
イベント開始前から自ら前座を務め、イベント中や囲み取材でも報道陣を楽しませるトークを欠かさず、予定された時間をオーバーするサービスぶり。ひと通りの“鉄板ネタ”も披露すると「最近空気を読むようになってきたの。こんなにしゃべっても使われないのはわかっているけど、でもこれ動画で流れるんだよ。うれしい。全部見ちゃうもん」と動画ニュースを心待ちにしていた。
映画は10月13日から全国ロードショー。
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