Superflyはアルバムの女王だった!?今
さら聞けないまとめ

アルバムの売上げがすごい! Superfly
ってどういうグループ?

パワフルなボーカル、オリジナティあふれる音楽性、ライブで聴きたくなる曲、数え出したらキリがないほど音楽的魅力を多く持つSuperfly。4月にデビュー10周年を記念してリリースした、初のオールタイムベストアルバム『LOVE,PEACE&FIRE』もオリコンランキング1位を獲得し、デビューから現在に至るまで不動の人気と支持を持つアーティストです。そんなSuperflyがどんなアーティストなのかまとめました!

魂の歌声で聴かせるSuperflyとは

まずはSuperflyのプロフィールから紹介しましょう。
出典:公式サイト

同志はいなかったけどけど、リスナーに
恵まれたSuperfly

Superflyは越智志帆のソロユニットです。なんでひとりなのにSuperflyなの? と思う人も多いでしょう。Superflyは最初、越智志帆と多保孝一のボーカル&ギターの2人組でした。2人の出会いは松山大学の軽音楽サークルを通じて知り合い、新入生と上級生が一緒にバンドを組んで演奏した新入生歓迎ライブがキッカケです。ブルースを前面に押し出したオリジナル曲を披露していましたが、この音楽性に共感して一緒に活動してくれる仲間はいませんでした。その為、ライブ活動は数える程しかやっていませんが、楽曲がいいと評価するリスナーが多く、レコード会社や音楽関係者からはちょっとした注目を浴びていたようです。

下北沢のライブハウス「屋根裏」でライブをした時に、上記の音楽関係者達がライブを見に来てくれたことに喜びを感じ、地元と東京との差を実感し上京しました。それから2年経った2007年に、インディア・アリーの渋谷AXの公演において、オープニングアクトを担当し、4月4日にシングル『ハロー・ハロー』で念願のメジャーデビュー。
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メジャーデビュー半年でソロユニットへ
Superflyのメジャーストーリーがスター

メジャーデビューから約半年後に多保孝一が、コンポーザー・アレンジャーへ転向することを発表し、Superflyは越智志帆のソロユニットへ。パワフルなボーカルと70年代ロックを思い起こさせるサウンドでたちまち注目を浴び、2008年にリリースした1stアルバム『Superfly』がオリコンアルバムランキング1位を記録。ドラマ「エジソンの母」の主題歌に起用された『愛をこめて花束を』など、耳に残るヒットソングを数々生み出していきます。

Superflyといえばライブに定評があります。2009年にはニューヨーク郊外で行われた「ウッドストック40周年ライブ」に日本人として唯一出演し、ジャニス・ジョプリンがかつて在籍したBig Brother & The Holding Companyと共演。同年12月には初の日本武道館公演『Superfly 2009 Dancing at Budokan!!』を開催し成功させました。

2010年にはFUJI ROCK FESTIVALでメインのGREEN STAGEに出演。2011年には初の東名阪アリーナツアー『Superfly Arena Tour 2011 “Shout In The Rainbow!!”』、2012年には全国35公演のホールツアー『Superfly Tour 2012-13 “Live Force” supported by VO5』、2013年3月~4月には全国9公演に及ぶデビュー5周年記念のアリーナツアー『Superfly 5th Anniversary Super Live GIVE ME TEN!!!!! supported by VO5』を開催しどれも成功を収めました。

毎年、精力的に楽曲のリリースとライブツアーを重ねるSuperfly。デビュー10周年を迎えた2017年4月4日に、ファン投票によるベストアルバム『Superfly 10th Anniversary Greatest Hits “LOVE, PEACE & FIRE”』をリリースし、オリコンアルバムランキング1位を獲得。2016年の夏に体調を崩し、10周年の活動は思うように出来ずにいましたが、2017年11月15日に10周年記念オーケストラライブ「Superfly 10th Anniversary Premium LIVE “Bloom”」を開催することを発表。自身が1番好きなライブで、10周年の感謝を歌に込めて届けます。
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Superflyの音楽

ボーカルの越智志帆は、多保孝一に出会ったことで音楽的視野が広がったと語っています。多保孝一が1960年代〜70年代の洋楽ロックに造詣が深いこともあって、Superflyは古き良き洋楽ロックサウンドとJ-POPの聴きやすさをうまく合わせたサウンドを奏でるユニットです。ジャンルに当てはめるとJ-POP・ポップ・ポップロック・ブルースがメインになりますでしょうか。そこに越智志帆のパワフルな歌声とライブ感ある歌唱が加わり、洋楽と邦楽の両方の良さを持った楽曲が生まれます。
Superflyがデビューしたとき、ジャニス・ジョプリンの再来とまで音楽ファンに言われていました。自身もジャニス・ジョプリンやシェリル・クロウに影響を受けているとインタビューで話していて、その音楽性の高さはデビュー当時から高いものでした。
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一方で、女性がカラオケで歌うアーティストとして名前が挙がるSuperfly。『愛をこめて花束を』『Beautiful』『タマシイレボリューション』などが、JOYSOUNDで人気ランキングに入るなど、一般への共感も得ています。Superflyの歌は難しいと思いますが、良いものは良い! というのを証明するかのような支持の受け方です
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Superflyは音楽ファンや音楽業界に注目される深いアーティストでありながら、曲は女性がカラオケで歌いたいと思わせる共感性も持ち合わせる、特殊なシェアを持つアーティストではないでしょうか。J-POPシーンに独自のバンドサウンドを提供し続けるSuperfly。圧倒的なボーカル、ライブパフォーマンス、そしてオリジナリティあふれる音楽性が大きな注目を集めているアーティストと言えるでしょう。

Superflyはアルバムの女王 楽曲で評価
される本物アーティスト

10年間でシングル22枚、アルバム7枚をリリースしてきたSuperfly。その曲数は128曲を超えます。その中で注目したいのはアルバムです。実はSuperflyはすごい記録を持ってまして、リリースした8枚のアルバムのうち、7枚がオリコンアルバムランキング1位を獲得しています。

1stアルバム『Superfly』(2008年)
2ndアルバム『Box Emotions』(2009年)
3rdアルバム『Mind Travel』(2011年)
4thアルバム『Force』(2012年)
シングルと洋楽カバー集の企画アルバム『Wildflower & Cover Songs:Complete Best ‘TRACK3’』(2010年)
初のベストアルバム『Superfly BEST』(2013年)
ファン投票で収録曲を決めた『Superfly 10th Anniversary Greatest Hits “LOVE, PEACE & FIRE”』(2017年)

こうしてみると、デビューから現在までSuperflyの音楽は多くのリスナーに聴かれていることになります。特にアルバムはファンや濃いリスナーが聴く音楽コンテンツです。アルバムが高セールスということはそういった層だけでなく、世間一般にSuperflyの音楽が求められているのでしょう。
特典でCDセールスを伸ばす、シングルは売れるけどアルバムは売れないアーティストやアイドルが多い中、音楽を求められ今なおアルバムランキング1位を取れるSuperflyは、本物のアーティストと言えるのではないでしょうか。
出典:Amazon


Superflyのパワフルな歌声は引っ込み思
案な性格から生まれた

Superflyといえば、ボーカル・越智志帆の日本人離れしたパワフルな歌声とライブ感を感じるグルーヴが特徴です。音源を聴いただけでもライブ会場にいるような臨場感を感じますが、この歌声はどうやって生まれたのでしょうか?

デビュー初期のインタビューや映像を調べると”引っ込み思案な性格”が、越智志帆のボーカルを作ったキッカケのようです。子供の頃から言いたいことが言えない、自分を出すことが出来なかった彼女が、唯一自分の感情を発散できるのが歌うことだったようで、歌うことに救われたと発言しています。
そこから、通っていた学校が合唱祭など音楽行事を大切にしていたこともあり、人前で歌うことの楽しさに気づいたようです。その頃から自分で作詞作曲をやってみたり、歌うことに集中してスキルを磨いたりを経て、今のSuperflyのボーカルが生まれました。
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自分が楽しければ、周りも楽しいはずを歌で体現するSuperfly。彼女のボーカルには歌唱力という言葉では片づけられない深みがあり、越智志帆というパーソナルが歌声に込められている、魂のボーカルなのです。
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ソウルフルなボーカルとオリジナリティなサウンドで聴かせるSuperflyを紹介しましたがいかがだったでしょうか?
音楽ファンから一般層、ドープからライトまで引き付けるSuperflyは、日本が誇るアーティストのひとりです。こんなに説得力のある曲を生み出すアーティストはそうそういません。11月には10周年記念オーケストラライブ「Superfly 10th Anniversary Premium LIVE “Bloom”」が開催されます。音源だけでなくライブでSuperflyの歌声を感じてください!


Superfly公式サイト:https://www.superfly-web.com/

Superfly公式Twitter:https://twitter.com/superfly_staff

Superfly公式instagram:https://www.instagram.com/superfly_shiho/

Superflyはアルバムの女王だった!?今さら聞けないまとめはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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