【写真満載】けもフレ、AKBからグラ
ドルも盛りだくさん!『アイドル横丁
夏まつり2017』特濃レポ<2日目>

「アイドル横丁夏祭り!!〜2017〜」レポート2日目をお送りします。どうぶつビスケッツ×PPPや、AKB48 Team8など大型アクトも参戦し、赤レンガ倉庫はさらに熱く盛り上がりました。もちろんグラドル横丁コーナーも!

今回も、アイドル界夏の風物詩、「アイドル横丁夏祭り!!~2017~」特集です。初日レポートに引き続き、2日目となる7月9日をレポートしていきましょう。
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初日は横丁2番地、3番地ステージでのパフォーマンスを取り上げました。2日目のレポートは、初日にレポートできなかったステージを中心にめぐってみました。
まずはメインステージである1番地、唯一の無料ステージである4番地、そして今年から設置された5番地ステージを中心に取り上げていきます。もちろんグラドル横丁コーナーも!では、いってみましょう。
現役アイドルも大注目!メインステージを盛り上げた大型アクトジャパリパークはもはや国民的アンセム!「どうぶつビスケッツ×PPP」
今回の「横丁夏まつり!!」も人気グループ勢ぞろい。その中でも、注目度の高いアクトが横丁1番地に登場しました。まずは、日本中に旋風を巻き起こしたアニメ「けものフレンズ」の声優たちによるグループ「どうぶつビスケッツ×PPP」のステージから。
ステージ前は本当にたくさんのお客さんでいっぱい。出演アイドルさんがたくさん見学に来ていたのも印象的でした。期待値はあがりまくり! まず登場したのが、ペンギンアイドルユニット「PPP」。キュートな『大空ドリーマー』に歓声があがります。
つづいて「どうぶつビスケッツ」の3人が登場。テクノポップ感の高い『ホップステップフレンズ』は、音色の浮遊感が心地イイ感じ。「フワ! フワ!」の掛け声も楽しいですね。
MCでは、たくさんのお客さんを「カンガルーのフレンズがいっぱい!」と表現したのは技アリでしたね。ラストはもちろん、全員そろって『ようこそジャパリパークへ』を披露。ここで会場の盛り上がりもすごいことに。アンセム感がハンパない!
国民的グループの強さを見せつける「AKB48 Team8」
横丁1番地を大いに盛り上げたグループをもう一組。全国各地のファンに「会いに行くアイドル」こと「AKB48 Team8」。2016年のTIFに登場した際にもレポートしています。
今回の会場が横浜ということで、神奈川県代表メンバーの小田えりなさんがまずソロで登場。『ギンガムチェック』を歌い、そこにメンバーが全員集合していく、という趣向です。
そして童話の一場面のような『願いごとの持ち腐れ』から、アップテンポな『思春期のアドレナリン』までふり幅の広いセットリスト。
中でも、大名曲『大声ダイヤモンド』のパフォーマンス時に会場を見渡してみると、たくさんの方が口ずさんでいました。もう9年近く前の曲になるんですね…。名曲は色あせないことを再確認しました。
そして、ラストは『47の素敵な街へ』を披露。待ちに待った人気楽曲に、会場は大いに沸いていました。そうそう、このステージも見学しているアイドルの皆さんが本当に多かったですね。現役アイドルも注目するステージ、さすがの一言です。
心機一転! 新体制の注目グループ
新体制で心機一転! 新たな歩みを進めるグループさて、ここからはステージを限定せずに、それぞれの括りでご紹介していきましょう。まずは、現在の体制を初めて拝見するグループ。それぞれのグループが新たな歩みをどのように進めていくのか、注目してみました。
ヒップホップ感満載! 歩き続ける「lyrical school
お馴染みリリスクこと「lyrical school」は、今年大きな変化の時期を迎えました。tengal6として結成された2010年からのオリジナルメンバーのayakaさん、meiさん、amiさんが今年2月にグループを去り、hinakoさん、yuuさん、risanoさんという3人の新メンバーが加入。
現在の中心となっているのが、ロングヘアも似合うminanさん(2013年加入)と、ますますはじけるようなパフォーマンスを見せるhimeさん(2015年加入)。minanさんが加入したTIF2013のステージは、ウレぴあ総研でもレポートしています。いやはや、本当に世代が入れ代わりましたね。
新体制になってからの『夏休みのBABY』は、これまでも名曲を連発してきたリリスク流サマーソングの流れをしっかり受け継いでいます。ベースラインがEW&Fの『Let’s groove』を下敷きにしているのにもニヤリ。「夏最高!」の連呼には、「マス対コア」、いや「まず太鼓!」なんてフレーズが頭をよぎったり。
サンプリングやパンチラインの元ネタが問われるヒップホップって、過去の遺産をしっかり受け継いで未来につなげていくジャンルでもあると思うんです。そう、リリスクのヒップホップは、まだまだ続く物語!
成熟し、気品あふれる新体制に「Party Rockets GT」
現在は「SUPER☆GiRLS」に所属する渡邉幸愛さんが在籍していたのが、パティロケこと「Party Rockets」。その後メンバーチェンジと改名を経て、現在は「Party Rockets GT」として、5人編成で大活躍中です。
無印パティロケ時代は、リーダー渡邉さんを中心にして、若いエネルギーで突き進むような力強さが印象的でした。2012年のアイドル横丁夏まつり出演時のレポートを見ると、ネコ耳をつけていたのが懐かしい!
現在は、レースの付いた衣装も相まって、気品すら感じさせてくれます。アイドルシーンが成熟していくにしたがって、パティロケも美しく成長しているのでしょう。現在の5人で聴く『セツナソラ』は、新たな魅力を放っていました。
真夏の海辺に現れた白昼夢、「STARMARIE」
アニメ主題歌などで人気の5人組、スタマリこと「STARMARIE」。現在の5人体制を新体制というには遅すぎるかも知れません。2014年に現体制になってから、すでに3年。中野サンプラザでのワンマンライブを成功させるなど、安定した人気を誇ります。
実は、6~7年ほど前、よくスタマリのライブにお邪魔していたんです。個人的に現体制を生で見るのは初めてでした。当時からのメンバーである木下望さん、高森紫乃さんが、巨大ステージ横丁1番地に立つ姿は感慨深いものが。2人とも、本当に美しく成長しています。
妖しいアナウンスに導かれ、ステージに登場し、純白の衣装で風に吹かれる5人は、まるで絵画の中から抜け出してきたよう。溌剌としたライブアイドルらしさが印象的だったころとは、醸し出す雰囲気が全く違います。
横丁1番地のセットリストは比較的明るい楽曲が多かったですが、それでもスタマリの作り出す異世界が会場を包み込んでいました。ラストには、楽しい夏ソングを披露。こういう一面も良いですね。
更に登場!注目グループ&グラドル横丁レポ
おそろいの衣装とヘアスタイルが眩しい「転校少女歌劇団」
2014年に結成された転女こと「転校少女歌劇団」には、元「HKT48」「GALLETe*」などの経歴を持つ古森結衣さんが「転校生」として加入、大きな話題になりました。
横丁4番地に登場した転女の面々は、エメラルドグリーンでお揃いの衣装に、ヘアースタイルも全員がポニーテールに統一されています。これは、カワイイというよりもスタイリッシュでカッコイイという印象です。
ステージでのパフォーマンスも優美でありながら力強いもの。かなりスポーティで、ちょっと体育会系の強さがあるグループですね。この夏のさらなる飛躍が楽しみです。
2日目も止まらない! フレッシュなグループが勢ぞろい初日に続き、2日目もフレッシュなグループのステージをレポートしていきましょう。見たかったグループをいろいろ見られるのもアイドルフェスの醍醐味ですね。気になったグループをズラッとご紹介していきましょう。
その発想はなかった! 野球EDMで攻める「絶対直球女子!プレイボールズ
横丁3番地に登場した「絶対直球女子!プレイボールズ」にも驚かされました。2015年結成のこのグループ、野球要素てんこ盛り。野球ユニ風の衣装もカワイイ&はだけるとセクシー!
パフォーマンスもファンの皆さんと盛り上がるお約束のギミックがたくさんで、この一体感はまさにスポーツ。ウワサには聞いていましたが、とんでもない盛り上がりです。
特に『ダイビングキャッチ』は凄まじかった。「ダダダダイビングキャッチ!」のフレーズと共に、全員でランニングマンダンス敢行! これはもう、野球EDMという新ジャンルでは? いやー、面白い!
スタイリッシュさと可愛らしさが光る「26時のマスカレイド」
ニジマスこと「26時のマスカレイド」は2016年結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから生まれたグループだけあって、モデル的なスタイリッシュさと、アイドル的なかわいらしさが同居しています。
飛び跳ねるようなパフォーマンスと、楽曲もアップテンポ。おもいっきり青春を満喫している感がすごい!10代を中心にして人気と共感を呼びそうなグループだと感じました。
実はメンバーの亜桜しおんさんが、名物コーナー「グラドル横丁」にも登場。その様子は後ほど!
響き渡るエレクトロニックサウンド「シンセカイセン」
2016年始動の「シンセカイセン」、全く予備知識のない状態で拝見したのですが、個人的にはかなりストライク。メンバーの皆さんの近未来的なヴィジュアルも含めて、90年代的フューチャーテイスト溢れるグループです。
トランスやハッピーハードコアのようなサウンドの『Awake』に、デトロイトテクノを髣髴とさせるベースラインの『Empty』など、激渋のエレクトロニック・ミュージックなんです。あえて少しマニアックな方向性に行くことで、楽曲のオリジナリティを出しているようにも感じました。
楽曲を担当しているのが、(M)otocompoなどマルチに活動するDr.Usui氏。独自の路線を進む「フィロソフィーのダンス」とのツーマンライブも予定されているようです。素晴らしい組み合わせ!
爆発力で先輩を追いかけていく「アップアップガールズ(2)」
おなじみアプガこと「アップアップガールズ(仮)」の二期生グループが、2017年に結成されたばかりの「アップアップガールズ(2)」。レパートリーはアプガ楽曲なので、その激しさは間違いなし!
まず気になったのは長身にポニーテールの吉川茉優さん。激しいダンスと不敵とも言えるほどの表情が目立っていました。
もう一人気になったのが、ショートカットで爆発的なパフォーマンスをする鍛治島彩さん。アスリート・アイドルとも言われるアプガの魂を強く受け継いでいると感じました。
それぞれのメンバーのポテンシャルもさることながら、粗削りながら力強いパフォーマンスは今年結成とは思えないレベル。このグループも将来が楽しみです。
2日目も魅力的グラドル勢ぞろい!グラドル横丁レポートさて、ここで2日目のグラドル横丁もレポートさせてください。初日に引き続き、アイドルグループ所属のメンバーも多数出演しました。
虹のコンキスタドール予科生の隈本茉莉奈さん&片岡未優さんのペアショットは美しいの一言。ご協力ありがとうございます!
グラドル横丁レポまだまだあります
週刊ヤングジャンプの名物企画「サキドルエースSURVIVAL」に、2016年夏には根本凪さん、冬に鹿目凛さん(ベボガ!(虹のコンキスタドール黄組))が、そして2017年夏には的場華鈴さんが虹コンファミリーから出場しています。隈本さんと片岡さんも、いつかサキドルエース出場していただきたい!
先ほどご紹介した「26時のマスカレイド」からは、亜桜しおんさんが出演。衣装も良かったですが水着も似合ってます! グラドルとしても、「リンクSTAR's」のリーダーとしても活躍する彩川ひなのさんや、現「純情のアフィリア」出身のメイリさんもグラドル横丁プールに降臨!
もちろん人気グラドルさんも多数出演! くびれストこと川崎あやさんに、Gカップが見事な和地つかささん、妖艶な現役JD原あや香さんに、ミスFLASH2016の豊田瀬里奈さん、そして柚月彩那さんは去年に引き続いてのウレぴあ総研に登場。皆様ありがとうございました!
スペシャルコラボステージ&2日連続目撃グループ最後に、アイドル横丁夏まつり名物のコラボステージと、初日に続けて2日目も拝見したグループをレポートしましょう。
快適ステージで夏真っ盛り!「ピーカン☆NATSU コラボ」
各ステージでプレミアムなコラボが見られるのもアイドル横丁夏まつりの醍醐味です。今年は、横丁5番地ステージで「ピーカン☆NATSU コラボ」に遭遇!
この日は急きょ「むすびズム」の山田なみさんが参加できなくなり、「いちごみるく色に染まりたい。」から高橋優里花さんが参加。この方、元「乙女新党」メンバーなんです。
コラボ曲は、「乙女新党」の『キミとピーカン NATSU宣言っ!!!』。急きょ参加した高橋さんも含め、ステージは全く違和感ナシの仕上がり。長身ボブの藤代アンナさんをはじめ、参加メンバーの個性がハッキリ出ている感じも良かったですね。
そうそう、この5番地ステージ、今年初めて設置されたのですが、木々に囲まれていてかなり快適でした。灼けつくような日差しを遮ってくれるのはありがたい…。
ラストスパート!さらに熱いアクトをレポ
若さのエナジーが圧を持って迫ってくる「原宿物語」
快適ステージ横丁5番地で初日に続けて拝見したのが「原宿物語」。この日のステージングも息をのむほどの迫力、圧力を感じさせるもの。全身全霊で魂をぶつけてダンスしていることがヒシヒシと伝わってきます。
ベテランならではのスキル、というわけではなく、思春期ならではのエネルギーや焦燥感、そして情熱を叩きつけてくる、という印象です。見ていてなんだか胸が熱くなってくるんですよね。
この荒削りで美しいパッションは、これからどこに向かうのでしょうか? グループとしても、そしてメンバーの皆さんひとりひとりの今後の活躍も、とても楽しみなグループだと感じました。
練度を増す美しきカルテット「フィロソフィーのダンス」
もうひとつ、横丁5番地で初日に続いて拝見したのが、「フィロソフィーのダンス」。モノガとは対照的に、グッとアダルトな魅力を放っているグループです。
この日、強く感じたのが、佐藤まりあさんと十束おとはさんの進化ぶりがやはりすごいことになっている!ということでした。冷静な表情の中に、熱い力強さが宿っているんです。
以前から好きだった『アイム・アフター・タイム』が聴けたのも嬉しかったし、ラストのバラード『ジャスト・メモリーズ』は泣かせてくれました…。
この音楽が流れてる時間が好き、と思える、そんな素晴らしい楽曲群。この音楽性を武器に、グループとしての練度を増していくなんて贅沢すぎる!
虹コンファミリー素直にオソルベシ!「サジタリアス流星群(虹のコンキスタドール青組)」
ラストにレポートするのが、横丁3番地の「サジタリアス流星群(虹のコンキスタドール青組)」。虹コンファミリー、見ていて本当にワクワクするんですよ。
楽曲の良さと同時に、ちょっと内気そうなメンバーが一生懸命に自分の殻を破ろうとしている姿がイイのかも、なんてことも思います。ちょっと背伸びしている感じが良いんですよね。
そんな彼女たちが、名曲ぞろいの虹コン楽曲で弾ける姿はアイドルの王道ど真ん中。虹コンファミリーの今後にも、かなり注目しています!
そうそう、赤組・青組・予科生が出演の新曲『夏の夜は短すぎるけど…』MV、セクシーかつ曲が最高です。夏フェスの夕方に聴きたい感じ!
アイドルの夏はここから!フェスの夏がやってきた!
以上、「アイドル横丁夏祭り!!~2017~」2日間のレポートをお届けしてきました。今年は意識的に新人グループや新体制グループを拝見させていただいて、新たな発見がたくさんありました。
ただ、もっと見てみたかったグループがたくさんあったのも確か。日本のアイドルシーンは本当に広大です…。
8月には世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESITVAL2017」に、「@JAM EXPO 2017」が開催されます。まさにアイドルの夏!
2017年の夏、また新しいアイドルと出会うもよし、イチ押しアイドルをさらにアツく推すもよし、楽しみな季節になってきました! 今回のレポートは以上です。

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