あなたはあの日<BACARDÍ “Over T
he Border”>を体験したか!?

6月29日(木)汐留のTABLOIDにて<BACARDI “Over The Border”>が開催され、その模様をまとめた映像が公開された。
<BACARDI “Over The Border”>は、既存の概念を超えるアーティストやクリエイターが集結した音楽フェスティバル × アートミュージアムの新プロジェクトだ。
ロサンゼルスを拠点に活躍する女流ビートメイカーTOKiMONSTAをはじめ、初来日となった男女インディダンス・デュオ“Sofi Tukker”、女性シンガーソングライター“Anna Straker”などの海外勢に加え、Open Reel Ensembleの和田永によるブラウン管テレビを鍵盤打楽器として演奏するプロジェクト“Braun Tube Jazz Band”、ベース・ミュージックを中心としたセットで挑んだDJ SARASAなど個性あふれるアーティストたち、まさに“Over The Border”な面々が一堂に集結した。
まず驚かされたのが、会場を飾るデコレーションだ。新聞社の印刷工場をリノベーションした複合施設である“TABLOID”は、普段はなんてことはない(失礼)おしゃれなオープンスペース。ローンチパーティが行われたこの日は、ミラーボールで光り輝く空間を生み出す魅惑のアート集団MIRRORBOWLER(この日の出演者でもある)と、廃材と自然物で独創的な作品を創出するR領域の作品が展示され、パーティの雰囲気を否応なしに盛り上げる。
▲NAOKI SERIZAWA
▲Braun Tube Jazz Band
▲DJ SARASA
いっぽ会場へ入るとそこはアートと音楽の空間。NAOKI SERIZAWAがオープニングで温めた直後、ブラウン管テレビを打楽器とするBraun Tube Jazz Bandが聴衆を惹きつけた。続くDJ SARASAのプレイ中には、ブース逆サイドでベルリンから参戦したHiroyasu Tsuriがライブペインティグを披露、BACARDIの象徴“バット・デバイス”よろしく翼を広げた“こうもり”を完成させる。音楽とアートが合体する瞬間だ。
▲Anna Straker
▲TOKiMONSTA
▲SOFI TUKKER
打ち込みをバックに生ドラムと鍵盤/ボーカルで会場を沸かせたのはAnna Straker。その後TOKiMONSTAが、クライマックスへ向けてビート・ミュージックで会場のボルテージを一気に上げる。そして最後を飾ったのは2017年のグラミー・アーティストSOFI TUKKER。テクノ+アフリカンな“癖になる”グルーヴでOver The Borderなステージを披露した。計4時間。そんな長さを感じさせない<BACARDI “Over The Border”>は、今後も“既存の概念を超える”さまざまなプロジェクトを展開していくという。もちろんこの日も堪能できたモヒートやキューバリブレなどBACARDIラムを使用した本格カクテルを添えて。
惜しくも参戦できなかったという人はとにかく、アーティストたちによる“Over The Border”が語られている、この日の模様をコンパイルした映像をご覧いただきたい。最後にその映像の中からTOKiMONSTAによる印象的な一言を引用しよう。

TOKiMONSTA

私にとってOver The Borderとは境界線をなくすことだと思うわ。
そのBorderを超えるというのは、
境界線の向こう側同士がひとつになって、
全く新しいものをクリエイトすること。

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