D23 Expo Japan 2015 - 東京ディズニーリゾート特別展示 - 東京ディズニーシー15周年紹介 ©Disney

D23 Expo Japan 2015 - 東京ディズニーリゾート特別展示 - 東京ディズニーシー15周年紹介 ©Disney

【D23 Expo Japan 2015】貴重な資料
画像158枚!「東京ディズニーリゾート
特別展示」完全レポ

2015年11月6~8日開催「D23 Expo Japan 2015」の「東京ディズニーリゾート特別展示」を、ディズニー大好きライターが完全レポート。TDS15周年“ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”の新情報や、TDS制作過程、コスチューム展示など、魅力あふれるイベントの様子をレポートします。

2015年11月6日、7日、8日に開催された「D23 Expo Japan 2015」。
【写真多数】D23 Expo Japan 2015 東京ディズニーリゾート特別展示 フォトギャラリー
期間中、東京ディズニーランドホテルでは「東京ディズニーリゾート特別展示」が行なわれました。
特別展示のブースは大きく4つ。
東京ディズニーシー15周年“ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”紹介東京ディズニーシー制作過程展示コスチューム制作過程コスチューム展示ぞれぞれのブースに注目し、魅力あふれる「東京ディズニーリゾート特別展示」の様子をレポートします。
ジェラトーニのライブキャラクターがコンセプトアートに!東京ディズニーシーでは、2016年4月15日より15周年のアニバーサリーイベントが始まります。
15周年のテーマは“ウィッシュ”。
ウィッシュとは、未来を思い描き、向かっていく、ワクワクする気持ちそのものです。
そして、そのウィッシュの象徴となるのが、色鮮やかなクリスタルです。
15周年の期間中、パークはクリスタルをモチーフとした様々なデコレーションで飾られるほか、ディズニーの仲間たちのコスチュームや、グッズ、メニューにもクリスタルが輝きます。
会場では、15周年のメインアート、15周年の衣装を身に着けたぬいぐるみ、15周年のイベントを盛り上げるグッズ「クリスタルコンパス」、2016年に新しく始まる複数のショーのコンセプトアートが展示されていました。
2016年4月15日から2017年3月17日まで行なわれる限定ハーバーショー「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」のメインアートには、東京ディズニーシーで大人気のダッフィー・シェリーメイ・ジェラトーニが描かれています。
ジェラトーニと触れ合えるのが今から楽しみですね。
ショーと繋がる「クリスタルコンパス」今回の展示を見て、「必ず買おう」と心に決めたグッズが「クリスタルコンパス」です。
クリスタルコンパスは、東京ディズニーリゾート30thで販売された「ハピネスシェアペンダント」のように、東京ディズニーシー園内のデコレーションで遊べたり、「マジカルドリームライト」のように、「ファンタズミック! 」のショーに合わせて光を放つアイテムです。
ウィッシュを輝かせる旅をナビゲートするコンパスをイメージしたこのアイテム、イベントと同時に購入し、15周年イベントが行われる1年間遊び倒そうと思います。
知らなかったTDSの世界!
知られざる「東京ディズニーシーに港ができる前」の物語「テーマポートの制作過程展示」の入口に飾られていたのは「セブン・シーズ」のマップ。
7つの海が描かれていますが、現在の東京ディズニーシーとは姿が異なります。
1992年、ディズニー社が提示した東京ディズニーシーのコンセプトは「セブン・シーズ(七つの海)」。
「冒険とロマン」というキーワードと主に、ポルト・フィーノ・ハーバー、ジュール・ヴェルヌのミステリアス・アイランド、マーメイド・ラグーン、ロストリバー・デルタ、グレーシア・ベイ、ディープ・シー・アウトポスト、ビッグ・シティー・ウォーター・フロントといった現在のテーマポートのもとになる基本構想が生まれました。
その後、基本構想は、セブン・シーズ(七つの海)からセブン・ポート(7つの港)へと修正されます。
各テーマポートのバックバックグラウンドストーリーやコンセプトアート、そのテーマポートらしい立体造形物などが飾られ、来場者を楽しませていました。
3時間じゃ物足りない! 1日楽しめたTDSの全体模型東京ディズニーシー制作過程展示の中でも一際注目を浴びていたのが「模型展示」です。
東京ディズニーシー全体の模型や、プロメテウス火山の模型、テーマポートのモデルになった時代や地域の調査に基づいて制作された擬岩が展示されていました。
その中でも注目したいのが、アメリカにあるウォルト・ディズニー・イマジニアリングからやってきた「東京ディズニーシー全体の模型」です。
東京ディズニーシーの模型といっても、これは現在の東京ディズニーシーができあがる以前に作られたものなので、実際の園内とは異なっている部分が随所にみられます。
「ブロードウェイ・ミュージックシアター」の場所が異なる。「ケープコッド」の灯台が四角い。「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」の裏手にステージ用の土地がある。「ミステリアス・アイランド」の中にガレオン船がある。「ポートディスカバリー」「ロストリバーデルタ」「マーメイドラグーン」には現実にはない橋がかかっている。2006年稼働の「タワー・オブ・テラー」はあるのに、2005年稼働の「レイジングスピリッツ」はない。これらは発見のごく一部です。
さらに!
さらにですよ!!!
この模型は「セブンシーズ」構想の頃のアートとも異なる世界の模型です。
過去のアートと現在の園内の記憶を交錯させながら、模型を眺めていたら、あっというまに3時間がたっていました。
ディズニーのイマジニアたちが描いていた世界と、現在の東京ディズニーシー、そして未来の東京ディズニーシーを旅する充実した時間を過ごすことができました。
ファン歓喜の衣装!メイク術も公開!
仮装ファンが歓喜した衣装制作部屋「コスチューム制作過程展示」では、コスチュームの作業部屋を模した展示が行なわれていました。
東京ディズニーシーのショーのファン、テーマパークコスチュームのファン、そして仮装好きにはたまらない世界だったのではないでしょうか。
作業部屋に配置されているのは実際のコスチュームで使用している布、糸。
そして、コスチューム作りの際に参考にしているであろう書籍の数々。
ショーメイクを行う際の指示書も、大変貴重な資料です。
作業部屋の机に置かれているのは、「レジェンド・オブ・ミシカ」で使用される女性用の衣装のアート。
アートを元に、複雑な刺繍がされたコスチューム制作されていく様子を疑似体験していくと、次の部屋で完成した衣装をみることができます。
伝説の衣装を間近で見るとやっぱりすごかった!東京ディズニーリゾート特別展示の最後を飾るのは、前回のD23 Expo Japanでも好評だった「コスチューム展」です。
東京ディズニーシーで人気を博していたエンターテイメントのコスチュームと、プロジェクターで投影される展示コスチュームを着用したショーは、切なくも懐かしく、東京ディズニーシーと過ごしてきた思い出で胸が一杯になりました。
会場に展示されていたのは、「ポルト・パラディーゾ」「ミスティックリズム」「ドラマティック・ディズニーシー2004 スタイル! 」「ドラマティック・ディズニーシー2005」「イースター・イン・ニューヨーク」そして「レジェンド・オブ・ミシカ」のコスチュームです。
公演中は近くで見ることができなかった船上にいたダンサーのコスチュームを間近で見ると、作りの精巧さ、細かな袖の擦り切れに、伝説を作っていたのは人間ひとりひとりの力だったことが感じられます。
コスチュームの他にも、帽子やかつらといった被り物も展示されており「ミッキーのファンタスティックキャラバン」などの懐かしいエンターテイメントを思い出すことができました。
パークと共にあらんことを!東京ディズニーシーは2016年に開業15周年を迎えます。
また、その数年後、あらたにアナと雪の女王をモチーフにしたテーマポートができると発表されています。
変化・成長していく東京ディズニーシーの姿を、これからも見守っていきたいですね。

ウレぴあ総研

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