壁一面の大きな窓から見える、オレンジの中央線時々黄色い総武線。
ここから見えるのだから、あちら側からだって見える。
改札を出るまでもなく、ホームからも目線が届く窓。夜になると、その窓枠をゆらゆらと電飾が彩る。高円寺・Yonchome Café。
ここに通うようになって、早7年!
今日は、愛してやまない高円寺の、愛してやまない“窓際”について語ろう。
南口を出てすぐ、ロータリー沿いを行き行けば辿り着くビルの2F、Yonchome Café。そう、高円寺南“四丁目”にあるからYonchome Caféなのだ。
深い木の扉を開けると、想像以上の広々とした空間が広がる。
その席数、ズバリ100席! にもかかわらず、程よい空間の余白とテーブルとの距離感、店内の安定感のあるムードも相まって、ついつい長居をしてしまう。
ムーディーなライトや、キラキラのステンドグラス。
もちろん、お気に入り席は、中央線と夕暮れが臨める窓際です。
だけど、天気がいいお昼時や風の気持ちいい夕暮れ時なんかは、
やっぱり、テラス席も捨てがたい!
読みかけの文庫本を片手にコーヒーを飲むのもよし、
街を歩く人よりも一足先にビールで乾杯するものよし。
リーズナブルながらも味・量ともに満足度はピカイチのランチセット、ボリューミーでシェアにもうってつけなレギュラーメニュー、平日17時から21時のハッピーアワーには、生ビールとハウスワインが230円!
最高のコスト&タイムパフォーマンスも、Yonchome Caféの魅力の一つです。
デラックスタコライス 半熟卵添え(1,000円)は、その名の通り大胆で贅沢な一皿。お腹の空き具合や人数によって、一人でも、シェアでも食べられるサイズ感も嬉しい。野菜もお肉もチーズもたっぷり具沢山、スパイシーなソースにマイルドな半熟卵がマッチ。ビールにも抜群に合います。
ビールといえば、そのお供にもう一つ欠かせないのがアンチョビポテト(500円)。
太めなのにパリッと香ばしい皮つきポテトと、アンチョビバターのクリーミーな塩気はまさに、最高の組み合わせ! 個人的で恐縮ですが、言ってしまいます。
今まで数多くのポテトを食べてきましたが、ここのポテトが1番好き!
お酒が飲める人も飲めない人も楽しめるのが、Yonchome Caféのドリンクラインナップ! カフェはもちろん、アルコール、ソフトドリンクの種類も豊富。
カラカラに乾いた喉に流し込む、夏の自家製レモネード(630円)は、とびきり爽やか。
光がたくさん入る拓けた空間、それでいて落ち着いた雰囲気。
いつ食べても、美味しい料理。いつ来ても、居心地のいい場所。
昼も夜も、1人でも大勢でも。
窓から見える景色が毎日違うように、気持ちだって毎日変わる。
だからこそ、いつもそこに変わらずある場所って、心強い。 お気に入りの場所、
お気に入りの席、お気に入りの味。
日が暮れて、電飾がついて、中央線はまだ走ってる。
もしかすると私、ここから見る中央線が一番好きかも、と窓の内側でふと思う。
Photo:Kayo Sekiguchi
Edit:Namiko Azuma
Text:Miiki Sugita
Yonchome Café
住所:杉並区高円寺南4-28-10 2F
電話番号:050-5592-9317
営業時間:1100(ランチメニューは1100、ハッピーアワーは平日1700)
定休日:なし
出典:She magazine

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