コリィ・テイラー、チェスター・ベニ
ントンを追悼し公演中に涙

ストーン・サワーは、リンキン・パークのチェスター・ベニントンが亡くなった日(7月20日)米マサチューセッツで開いた公演で、チェスターを追悼し、彼が好きだったという「Through Glass」をプレイした。
フロントマンのコリィ・テイラーは、曲を始める前、「これは彼のお気に入りの曲の1つだった。彼に捧げたい。チェスター、俺ら、君がいなくてクソ寂しくなる」と、涙を浮かべながら話した。
コリィは、チェスターの訃報が流れた後、「ジーザス、ノー…」とつぶやいていた。公演後には、「辛い日。だから歌って痛みを消し去ろう」とのコメントをインスタグラムに投稿した。

Painful Day. So sing the pain away. Thank you, Boston. Love you all. #stonesour #hydrogradtour

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2人は、スーパー・グループKings Of Chaosで一緒にプレイしており、リンキン・パークが新作『One More Light』をリリースする前、チェスターは「コリィに「Heavy」や他の曲いくつかを聴かせた。そうしたら、“これはグレートだ!”って言われたよ。俺は、いい曲を書いたとき、中身さえよければスタイルは問題じゃないって思っている。だから、“よかった、コリィに認められた。プリンス・オブ・ダークネスから承認された”って思ったよ(笑)」と話していた。
また、同じくKings Of Chaosのバンド・メイト、マット・ソーラムは、Facebookに長文の追悼の言葉を寄せ、依存症やその後遺症は根が深く、「どうかチェスターを責めないでくれ」と綴っている。
「6人の子供と家族は彼の活力のもとであり、責任だった。人々はこう訊くだろう…どうして彼らを遺していけたんだ? 痛みはそれほど深かったに違いない…。俺は、彼の奥さんと子供たちが、この悲惨な出来事を乗り越え、安らぎを見出せるよう祈ってる。彼は自分の魂をさらけ出し、僕らは贈り物を受け取った。音楽は残るから、彼からの贈り物は永遠にここにあり続ける。愛してる、チェスター。これからずっと寂しくなる。世界が君を恋しがるだろう…でも、君がここにいたことは、決して忘れられることはない。君は、僕や大勢の人々を感動させた…僕はそのことを永遠に感謝する」
ソーラムは、チェスターが亡くなる前日、彼とこの先のギグについて話をしたばかりだったという。
Ako Suzuki

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