【90年代に奇跡のカムバック】ソウル
・シンガー、テリー・キャリアーが死
亡、67歳
ジャズやフォークなど多彩な音楽を取り入れた作風で高い評価を得ていたソウル・シンガー、テリー・キャリアーが10月28日に逝去した、67歳。死因は不明。
60年代にシカゴでキャリアをスタートしたキャリアーは、チェスやその参加のカデットといった名門レーベルにソングライターとして曲を提供、その後ソロ歌手としてデビューし73年作『オケイジョナル・レイン』などで“フォーク・ソウル”と称されるフォーク、ジャズ、ポップスなどを柔軟に取り入れた作品を確立しその名を知られるようになる。
60年代にシカゴでキャリアをスタートしたキャリアーは、チェスやその参加のカデットといった名門レーベルにソングライターとして曲を提供、その後ソロ歌手としてデビューし73年作『オケイジョナル・レイン』などで“フォーク・ソウル”と称されるフォーク、ジャズ、ポップスなどを柔軟に取り入れた作品を確立しその名を知られるようになる。
その後70年代にも『ターン・ユー・トゥ・ラヴ』などのアルバムなど音楽性の高いアルバムをコンスタントに発表するものの、80年代に入ると徐々に音楽シーンから遠ざかるようになり一時は引退、プログラマーなど別の職業についた。転機は80年代後半のレア・グルーヴやアシッド・ジャズのブームでの再評価でマイナー・リリースしたシングルを切っ掛けに、1991年に復活。アシッド・ジャズ・レーベルで復活、クラブ・シーンで大ヒットを記録しその後は順調にキャリアを重ねポール・ウェラーやマッシブアタックなどとのコラボ作もヒットした。
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