Halo at 四畳半×Sound Stream saku
ra シラハタ ノブユキ
- the Homeground 第8回 -

諦めない気持ちが人一倍強いメンバーと
個性のバランス

Sound Stream sakura

Sound Stream sakura

Sound Stream sakura シラハタ ノブユキ

在籍16年。20歳の頃、海外生活中に音楽を通じて、人と音楽の在り方を考えるようになり、人の集まる場所を生みたいという気持ちから、結果、現在のライヴハウスというかたちになりました。

住所:〒285-0846 千葉県佐倉市上志津1785-3 岩井ビル2F
電話番号:043-463-5963
http://shizu-sound-stream.com/

この仕事へのこだわりを教えてください。

こだわれているかは分かりませんが、音楽と人は引き合うものだと思っています。為人(ひととなり)を理解するというと言いすぎですが、“知りたい”“触れたい”という気持ちだけはずっと持ち続けているように思います。
Sound Stream sakura シラハタ ノブユキさん

Sound Stream sakura シラハタ ノブユキさん

どのような時にこの仕事のやりがいを感じますか?

成功を何として成功と呼ぶかは人それぞれだと思いますが、当然、何かの成果を上げて帰ってきてくれることは間違いなく嬉しいことです。ただ、その気持ちにさせてもらえるには、一緒にいられる時間をどれだけ一緒に過ごして来れたかというのがあっての賜物だと思います。たとえそれが失敗でも、同じ時間の中にいられることが貴重なことなはずです。何が言いたいかというと、そういったことも踏まえた“今”が一番、冥利に尽きます。

Halo at 四畳半との出会いは、いつ頃でしたか?

彼らが高校生の頃です。メンバーそれぞれ違うバンドをやりながら、ここでお互いを意識しつつ、磨き合っていました。

Halo at 四畳半に対する第一印象は?

楽しいことに貪欲。

逆に、Halo at 四畳半側からはどのような印象を持たれていたと思いますか?

どうでしょう? “父親みたい”って言われますが、自分は嫁さんには甘えてばかりです(苦笑)。

今現在のHalo at 四畳半に対する印象は?

20代に入ってから、より深く人間関係を大事にするバンドになったと思います。地元や県外問わず、知らぬうちに関係を持ったバンドと絆を育んでいた彼らは、頼もしい存在になっています。逆に、それだけ“別れ”を体感してきたからこそなのかもしれません。その分飲み過ぎて、記録よりも記憶に刻み込まれたこともそれなりにありました。

Sound Stream sakuraでの初のライヴは?

彼らが高校生の頃なので、6年前ですね。みんなその頃、渡井、白井のバンド、斎木のバンド、片山のバンド、別々での活動が中心でした。ただ、4人でHalo at 四畳半というバンドをやり始めた時にライヴを観ていて気付いたことですが、共演したバンドに関心を持ってすごく観ていたこと。それも曲の細部まで。未だに、“あの時のオープニングアクトの時…”的な話しになりますし。歌詞の言葉使いや曲の雰囲気を、自分のものにすることに特出していた気がします。リスペクトをしっかり曲に反映させて、かつ自分たちのものにしていく、彼らにそんな想いがあったかは分かりませんが、その速さはずば抜けていました。それに加えて、精算の時は、僕の話をすごく真剣に聞いてくれていました。

今までで一番印象に残っているライヴは?

確か、豊橋のライヴハウスとの交歓イベントをやった時に、ちょうど台風が本州を縦断しているタイミングと被ってしまって。嵐の中で車のタイヤがパンクし、会場入りが大変遅れ、さらにやっとの思いで到着したあとの1曲目で「水槽」を初披露した時のライヴ。そして、先輩バンドの活動休止イベントに出演し、イベントを終わらせにかかっていた1組目のライヴと、先日の7月2日の『見放題2016』の大阪MUSEでのライヴは忘れられません。あ、ひとつにできませんでした。

Halo at 四畳半の魅力はどういうところだと思いますか?

想いは一緒ですが、個性はバラバラなところです。それが足枷になったこともあったでしょうが、諦めない気持ちが人一倍強いメンバーと個性のバランスだと思っています。あと、長距離運転時の助手席で起きていてくれる渡井との会話は、なんだか素直になれます。

Halo at 四畳半との面白エピソードがあれば教えてください。

特別覚えているのは、泥酔状態だった片山との添い寝は未だに忘れられません。斎木にも添い寝しかけたことがあります。同じ朝を一緒に迎えました。特別な朝でした。

最後に、Halo at 四畳半にひと言お願いします!

“特別”が多くなると、“普通”が恋しくなるのかな。お互いに“普通”を見落とさないで大切にしていけるように、“特別”なものをていねいに数えていきましょう。

OKMusic編集部

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