クミコ、35周年記念アルバムを9月に
発売 松本隆、つんく♂、横山剣、亀
田誠治らが参加
ラブソングをコンセプトに、“クミコ with 風街レビュー”のフルアルバム10曲ができた。恋愛の色んな形を色んな角度から切り取っていて、秦基博さん、永積崇さんとのファーストシングル「さみしいときは恋歌を歌って / 恋に落ちる」は、わりと恋愛初期の恋心を描き、その後、つんく♂さんと作ったセカンドシングル「砂時計」は、もつれた大人の恋愛の歌。カップリングは、シューベルトの歌曲「白鳥の歌」の中の一曲で、彼の作品は失恋の歌が多いけれど、この「セレナーデ」は珍しく求愛の歌。まさにラブソング。
亀田さんは、共通の友人のパーティーか何かに招待された代官山のレストランの受付にいた時、「松本さんですか?亀田です。」と声をかけてくれたのが出会い(笑)一流のサウンド・プロデューサーなのに、気負いがなく親しみを感じる律儀な人だと思った。今回は作曲家として参加してくれることになった。まだ楽曲があがってきてはいないけれど、大いに期待している。
まずは今回、このプロジェクトに参加させていただけて光栄です!クミコさん、松本隆さん、そして僕というトライアングルを脳内でぐるぐるイメージしているうちに押し出されたメロディーです。だから作曲ではなく出曲という感じです。イイネ!イイネ!イイネ!
松本先生から直接オファーを頂き、あまつさえ、とんでもない大人な歌詞で、何と申しましょうか、感動しております。このプロジェクトの末席を汚さぬ様、心を込めて丁寧に作曲させて頂きました。
クミコさんが歌われる「わが麗しき恋物語」に号泣したお茶の間の中学生でした。歌の映写機にあてられて、人生の輪郭にふれたような衝撃は、今もすぐに取り出せるほど残っています。「消しゴム」を聴かせていただき、自分のメロディだからこそ、声がこの歌の中心にあることにドキリとしました。どこまでも自由なのに、いつでもちょうど真中にある、月のような歌声。大好きな松本 隆さんに歌詞をつけていただき、ひとつの大きすぎる夢が叶いました。有難うございます。
松本 隆さんの日本語が美しすぎてくらくらしました。その言葉の花びらをメロディに乗せ、謹んで納めさせていただきます。
銀座の端っこにあった小さな店「銀巴里」で唄い始めて35年が経ちました。歌手生活35周年と、くくってしまうにはどこか気恥ずかしい気持ちがします。それでも、シャンソンに関わり、そこから「言葉の音楽」に針路を定め唄ってきたことで、今の私があるのだと思います。松本 隆さんとのご縁は、ですから神様からのプレゼントともいえるもので、2000年と今年2017年との二回、アルバムという形で作品を発表できることは、まったくの幸せです。
発売日: 2017年9月27日(水)
<収録曲>
「さみしいときは恋歌を歌って」作詞:松本 隆、作曲:秦 基博、編曲:冨田恵一
「恋に落ちる」作詞:松本 隆、作曲:永積 崇、編曲:冨田恵一
「砂時計」作詞:松本 隆、作曲:つんく♂、編曲:冨田恵一
「セレナーデ」作詞:松本 隆、作曲:シューベルト、編曲:冨田恵一
「フローズン・ダイキリ」作詞:松本 隆、作曲:横山 剣、編曲:冨田恵一
「輪廻」作詞:松本 隆、作曲:菊地成孔、編曲:冨田恵一
「消しゴム」作詞:松本 隆、作曲:吉澤嘉代子、編曲:冨田恵一
「枝垂桜」作詞:松本 隆、作曲:亀田誠治、編曲:冨田恵一
「しゃくり泣き」作詞:松本 隆、作曲:村松崇継、編曲:冨田恵一
and more… ※曲順未定
日程:10月9日(月・祝)
会場:東京・恵比寿ザ・ガーデンホール
開場/開演:16:00/17:00
料金:7,800円(税込・1ドリンク付き・全席指定)※未就学児童入場不可。
問い合わせ:DISK GARAGE 050-5533-0888 (平日12:00-19:00) http://diskgarage.com/
主催:ディスクガレージ/BS朝日/J-WAVE/ニッポン放送
メディアパートナー:朝日新聞社
特別協賛:サッポロビール
協力:恵比寿ガーデンプレイス/恵比寿ザ・ガーデンホール
企画制作:ディスクガレージ/BS朝日/プエルタ デル ソル/オフィスオーガスタ/日本コロムビア
SPICE
SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。