【Anly】
『1st Live Tour “anly one”』
2017年6月23日 at 原宿アストロホー
ル
ギターを構えて凛と立つ彼女の姿はとても美しく、20歳とは信じられないほど威風堂々とした佇まいと、会場のキャパシティーを遥かに超えて迸るエネルギーの塊そのものの歌に、ただならぬ才能の出現を改めて確信せずにはいられなかった。
1stアルバム『anly one』を携えての東名阪3都市と郷里である沖縄の全4カ所を回った初のツアーは、ワンマンにして全公演ソールドアウト。沖縄で最終日を迎えるはずが、東京公演が即完したため急遽同じ会場での追加公演が決定し、事実上のファイナルになったというから、そのポテンシャルや推して知るべし。
タイトル通り燃えるように熱い「FIRE」をオープニングに、バンドメンバーと織りなすロックサウンドが場内に熱狂を巻き起こした「Enjoy」、淡い恋の妄想をキュートに歌った「傘」と、のっけから表情豊かな歌唱力でオーディエンスを魅了し、“私は伊江島という沖縄の離島の出身で、東京は私にとって外国と同じくらい遠くて憧れの場所。だから、今日この光景が観られて嬉しいです”と満員のフロアーを見渡して笑顔を浮かべるAnly。中盤のアコースティックタイムにはループペダルを用いた“ひとりセッション”でエド・シーランのカバーからオリジナル曲「Coffee」へと見事にリレーして喝采を浴びるなど、随所に彼女の音楽愛と旺盛な探究心が散りばめられているのもいい。
目を見張ったのはアンコール。ピアノによるスペシャルアレンジで披露された「北斗七星」だった。8月9日にリリースされるこの新曲を携えてAnlyはまた大きな一歩を踏み出す。この日発表された秋のツアーではさらにスケールアップした彼女にきっと会えるだろう。
1stアルバム『anly one』を携えての東名阪3都市と郷里である沖縄の全4カ所を回った初のツアーは、ワンマンにして全公演ソールドアウト。沖縄で最終日を迎えるはずが、東京公演が即完したため急遽同じ会場での追加公演が決定し、事実上のファイナルになったというから、そのポテンシャルや推して知るべし。
タイトル通り燃えるように熱い「FIRE」をオープニングに、バンドメンバーと織りなすロックサウンドが場内に熱狂を巻き起こした「Enjoy」、淡い恋の妄想をキュートに歌った「傘」と、のっけから表情豊かな歌唱力でオーディエンスを魅了し、“私は伊江島という沖縄の離島の出身で、東京は私にとって外国と同じくらい遠くて憧れの場所。だから、今日この光景が観られて嬉しいです”と満員のフロアーを見渡して笑顔を浮かべるAnly。中盤のアコースティックタイムにはループペダルを用いた“ひとりセッション”でエド・シーランのカバーからオリジナル曲「Coffee」へと見事にリレーして喝采を浴びるなど、随所に彼女の音楽愛と旺盛な探究心が散りばめられているのもいい。
目を見張ったのはアンコール。ピアノによるスペシャルアレンジで披露された「北斗七星」だった。8月9日にリリースされるこの新曲を携えてAnlyはまた大きな一歩を踏み出す。この日発表された秋のツアーではさらにスケールアップした彼女にきっと会えるだろう。
取材:本間夕子