猛暑の夏こそインスタ映えする“かき
氷”でクールダウン

猛暑が予想される2017年の夏も“かき氷ブーム”は衰え知らず。インスタ映えするそのビジュアルも年々進化を遂げています。今年はどんなかき氷が登場するのでしょうか。

2015年にAmazonグルメランキング1位&各メディア紹介で話題沸騰し即重版となった『にっぽん氷の図鑑 かき氷ジャーニー』 (ぴあ)が、再び重版決定! これをを記念して、かき氷評論家・原田泉氏に最近のかき氷事情について聞いてみました。
原田氏、かき氷評論家としてさまざまなメディアにひっぱりだこ。映像作家でありながら、全国のかき氷を食べ歩き、“ゴーラー”(かき氷を愛する人たち)の尊敬を集めています。
近年のかき氷ブームに関して「店もメニューもどんどん増えてますね。中でもインスタ映えするようなグラフィカルなかき氷が多いです。パッと見ごたえがあるので、最近では若い女性が『一日一氷』を寝る前に読むとか、カレンダー代わりに置いてる店もあるそうで。まだまだいろんなかき氷が出てくるでしょうね」とコメント。
今年気になったかき氷を聞いてみたところ「大分で、不思議なかき氷を食べましたよ。白くてまあるい形状なんですけど、別添のシロップをかけるとそれがフワッと消えるんです。もうマジック。とうとうかき氷の世界にイリュージョンが始まったかと(笑)」と、大分・日田にある琴音庵のかき氷に驚いた様子。
また、京都祇園・祇園NITIについて「まず店が異空間。喧騒を離れて静かにゆっくりかき氷を堪能できます。ミルク金時を頼んだところ、なんとも京都らしいはんなりとした味で、ベーシックなんだけどすごく新しい感じ。パンナコッタが出て来るところも、食べる人の笑顔を想像して作ったような、素敵な店主の人柄が出ていると思います」とかき氷愛にあふれた感想を語ってくれました。
「今後どのようなかき氷を食べてみたいか?」という質問には「ちょっとごちゃごちゃし始めたかなというところもあるので、改めてシンプルなものが食べたいなと。シンプルなかき氷で勝負している人は一番力がある人だと思います」と、かき氷を知り尽くした原田氏ならではの回答。果たして今年“トップ・オブ・ザ・ゴーラー”の原田氏をうならせるかき氷が新たに誕生するのでしょうか。
なお、『にっぽん氷の図鑑 かき氷ジャーニー』 (ぴあ)ではスペシャル特典として、本書持参の方のみオーダーできる裏メニューも。
猛暑が予想される2017年夏、見た目に楽しい食べておいしいかき氷で夏を乗り切りましょう!

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