カントリーミュージックの名曲10選 
本場アメリカの田舎を想起させるおす
すめ楽曲を紹介

I Forgot to Remember to Forget – 
Elvis Presley

エルヴィス・プレスリーはアメリカ出身、1954年から亡くなるまで約23年間活動を続けたミュージシャン。ロックンロールというジャンルを確立、ビートルズのメンバーやフレディ・マーキュリー、ボンジョヴィなど、世界の名だたるアーティストに影響を与えた伝説的な存在。ザ・キング・オブ・ロックンロールという愛称でも知られています。
今回紹介する”I Forgot to Remember to Forget”は様々なアーティストにカバーされているため、存在自体を知っている人は多いのではないかと思います。かのビートルズもカバーしており、感動した方も多いのではないでしょうか。多くのアーティストによってカバー、アアレンジされているこの曲ですが、やはり最も素晴らしいのはエルヴィス・プレスリー自身が歌っている”I Forgot to Remember to Forget”。
エルヴィス・プレスリーといえばロックンロール歌手としての印象が強いですが、この曲ではギターやベースの演奏は控えめ、非常にシンプルであり、楽器陣はあくまでボーカルを引き立てるための演奏に徹しています。そしてその歌は、バラードを歌う時の様に静かな雰囲気で非常に味があります。
この曲を聴くとカントリーミュージックの原点であるアメリカの田舎を想像してしまい、行った事もないアメリカを懐かしく思うような気分になります。エルヴィス・プレスリーのロックンロールももちろん素晴らしいのですが、カントリーミュージック歌手としてのエルヴィス・プレスリーもそれと同等に知られるべき存在、とりわけ”I Forgot to Remember to Forget”という曲は彼の歌う作品の中でも最高の名曲であります。

From this moment on – Shania Twai
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シャナイア・トゥエインはカナダ出身、1993年から活動しているカントリーミュージシャンです。
”From This Moment On”はシャナイアがしっとりと愛する人への愛を歌ったバラードの曲です。初めは静かなゆったりした感じの曲ですが、サビの部分ではシャナイアの美しいハスキーボイスによって、より情熱的に心に響いてきます。
この曲は結婚式のBGMにとてもオススメで、実際に良く使われています。
他にシャナイアが歌っている曲の中で”Any Man of Mine”がありますが、こちらはカントリーダンスを踊るには踊りやすいアップテンポの曲で、カントリーダンスに造詣がない日本人には少し馴染みの薄い曲でした。しかし、この”From this moment on”を聴けばカントリーミュージックに対するイメージが変わる方がいるのではないかと思います。
遠距離恋愛をしている方にも是非聴いてもらいたい一曲です。

Teardrops On My Guitar – Taylor Sw
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テイラースウィフトは言わずと知れたアメリカのシンガーソングライター。2006年活動を開始、現在もヒットソングをリリースし続けるトップミュージシャンです。
今回紹介する”Teardrops On My Guitar“はテイラースウィフトの初期の名曲です。テイラースウィフトはこの曲は発表したことでかなり有名になりました。テイラースウィフトがデビューした当時は、楽しげなカントリーミュージックが多く、”Teardrops On My Guitar”のようなバラード系カントリーミュージックはほとんどありませんでした。
また、この”Teardrops On My Guitar”には2パターンあり、カントリーミュージック性の強い”Teardrops On My Guitar”、ポップバージョンの”Teardrops On My Guitar”があります。テイラースウィフトのファンに聞いてみても、どちらが好きかは二極化するのではないでしょうか。皆さんもぜひ聴き比べてみてください。

Stay Stay Stay – Taylor Swift

テイラースウィフトからもう一曲、”Stay Stay Stay”という曲をお勧めしたいと思います。
カントリーミュージックと言えば、テイラースウィフトを思い浮かべる方も少なくないと思いますが、カントリーミュージック性が強い時期は、先ほど紹介した”Teardrops On My Guitar”がリリースされた頃のような、テイラースウィフトがデビューしてから間もないころです。
最近のテイラースウィフトはポップス性を意識しているのか、さまざまなジャンルの音を曲に混ぜこむようになりました。例えば電子音だったり、シンセサイザーを特徴として挙げることができます。しかし、そんなイマドキを意識したテイラースウィフトですが、時々コテコテのカントリーミュージックを織り交ぜてくることがあります。それがこの曲、”Stay Stay Stay”です。
カントリーミュージックと聞いて、カントリーミュージックってどんな曲?と思う方は一度聞いてみてください。先ほどの”Teardrops On My Guitar”とは異なり、アップテンポな曲調となっています。

See You Again – Carrie Underwood

キャリーアンダーウッドはアメリカ出身、2005年から現在も活動しているカントリーミュージシャンです。
その圧倒的な歌唱力で高く評価されているキャリーアンダーウッドの名曲”See You Again”を紹介したいと思います。キャリーアンダーウッドは歴史あるカントリーミュージックの中では最近その頭角を見せてきた比較的ニューカマーなアーティスト、カントリーミュージック界でも一目置かれている存在です。
”See You Again”は多くのファンを擁する一方、その独特の音階とリズムが歌いこなすには非常に困難で、カラオケ等で挫折する人も少なくないのではないでしょうか。キャリーアンダーウッドがこのような難易度の高い曲を余裕を持って歌いこなしているのは、おそらく彼女自身が鍛え上げた強靭な声帯にその理由があると思われます。圧倒的な歌唱力を好まれる方にはぜひお勧めできるアーティストです。
彼女は意欲的に新曲を作っているので、発表された時は是非一度聞いてみてください。

What Do You Got? – Bon Jovi

ボンジョヴィは1983年からアメリカにて活動しているロックバンド。トータルセールスは1億2千万枚以上を誇る世界で最も売れたアーティストの一組です。
ボンジョヴィと聞くと、ロックアーティストという印象を持っている方は多いと思います。治最にそれは間違いなく、ロックやハードロック、メタル畑を中心に数多くの名曲をリリースしています。
しかし、彼らの音楽性は、元々ややカントリーミュージックよりだったことはあまり知られていません。中心メンバーであるジョン・ボン・ジョヴィが生まれたニュージャージー州はカントリーミュージックの聖地とも言われています。そんなカントリーミュージックにあふれたふるさとに住んでいながら、その音楽性に影響されないはずがないでしょう。
ボンジョヴィは時々バラードを作曲しますが、それらの多くはどこかしらのどかな曲調のものが多く、それはカントリーミュージックから由来すると考えられます。その影響が強く出ている曲のひとつが”What Do You Got?”。カントリーミュージックが感じられるボンジョヴィの楽曲の中では名曲中の名曲。是非聞いてみてください。

If I Die Young – The Band Perry

ザ・バンド・ペリーはアメリカ出身のカントリーミュージックグループ。2008年ごろに活動を開始、ペリー3姉弟で構成されています。
今回紹介する”If I Die Young“はYoutubeのアーティスト公式動画にて1億回以上再生され、ビルボードのカントリーチャートでも1位を記録したヒットナンバー。3人姉弟バンドという絆が強さが、いかにも、カントリーらしくて好感が持てます。
伝統的なストリングス(バンジョー、バイオリン)を奏でながら、洗練されたフレッシュなお姉さんの歌声に、弟たちがコーラスで援護射撃。悲しい調べながらも、バンジョーが入ることで曲としてのしっかりバランスがとれています、歌詞としても死をテーマにしているのですが、どこか神々しく、楽曲全体を通してキリスト教的にも通じる内容となっており、そこが、アメリカのカントリーファンを超えたリスナーに響き、これだけの支持を得ているのではないでしょうか。
カントリーミュージックらしい楽器、歌声が聴きたい方にぜひおすすめしたい名曲です。

Cruise – Florida Georgia Line

フロリダ・ジョージア・ラインはアメリカ出身のカントリーミュージックデュオです。2010年から活動を開始、もちろん現在も精力的に活動を続けています。
今回紹介する”Cruise”はカントリーミュージックの中では、非常に力強く、ビート感の強い曲調に仕上がっています。しかし、その上に乗るギターの軽快さ、ボーカルの爽やかさからは確実にカントリーミュージックを感じることができます。重厚なビートに、ヨーデルとまではいかない歌唱法カントリー独特の歌い回しで、壮大なアメリカの大地を疾走していくような清涼感が感じられるサマーなナンバー。
この曲では、やや保守的なカントリーファンにも想定したのか、歌詞には有名なサザンロックバンドであるマーシャル・タッカーバンド、車のシボレーであるシェビーなど、古き良きアメリカを象徴するワードも散りばめられ、サウンドは新しいけれど、確かにカントリーを感じる曲となっています。
普通のカントリーミュージックに少し飽きてしまった方、また、若い方におすすめしたい名曲です。

three brothers Classic Bed room Jam
– Sleepy Man

スリーピーマンは2011年アメリカにて結成、ブルーグラスを基調とした4ピースバンドです。
最初このアーティストの楽曲を聴いた時は鳥肌が立ちました。このアーティストのおススメは、ずばり兄弟であること。そして若い青年で結成されたバンドであるにも関わらず演奏がダイナミック、非常に繊細な技術を持ち合わせています。
今回おすすめする”three brothers Classic Bed room Jam”に歌詞などはありませんが、ただただマンドリンとギターバイオリンが楽しく融合する曲となっており、その音色を聴けば勝手に体が踊ってしまいます。また、彼らの若さから来るエネルギッシュさ、軽やかさ、リズミカルな音色に誰もが楽しい気持ちになるでしょう。外でのバーベキューや海でのキャンプなど皆が騒ぐ場面で是非とも聴きたい一曲です。
曲の中盤でマンドリンが日本の三味線のような和のテイストに聞こえるときもあり、全体的に和洋折衷のような一曲だと感じる方もいるかもしれません。カントリー風のインストゥルメント曲を聴きたい方におすすめです。

Counting Stars – OneRepublic

ワンリパブリックは2002年よりアメリカで活動している5人組ポップロックバンド。
いまでは世界的に有名なアーティスト、ワンリパブリックの中でも最も話題となった曲が”Counting Stars”です。この曲は世界22カ国のiTunesで1位に輝き、爆発的に大ヒットしたので知っている方も多いのではないでしょうか。
ワンリパブリックの特長は、柔らかい歌声で語りかけるようなライアン・テダーのボーカルでしょう。さらに、”Counting Stars”では子守唄の洋楽バージョンを聴いているかのような安心できる楽曲なので、ワンリパブリックがこの曲を歌うことによって最大限のハーモニーを楽しむことができます。
この曲は、日本でも洋楽好きの方はご存じの方が多いと思いのではないでしょうか。オシャレなカフェなどの有線放送などでも選曲されることがよくあるため、カントリーミュージックの名曲ということができるでしょう。
人気があるだけあって非常に実力の高いアーティスト、ワンリパブリック。この楽曲聴いてもっと色々な楽曲を聞いて貰えたら嬉しく思います。

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