溝端淳平、ワンショルダー衣装に「布
が欲しい」 栗山千明、5年ぶり舞
台出演に緊張
岡田氏が「舞台だからこそどうしても描きたかった」と意欲的に書き下ろした本作は、バリでの結婚式を翌日に控えた派遣社員の加賀美幸子(栗山)とフリーターの木暮治(溝端)、幸子の母・敏子(浅田)と治の父・久男(中村)が、リゾートホテルの一室で赤裸々な言葉をぶつけあいながら、ある驚きの結末を迎えるというシチュエーション・コメディー。
キャスト陣はバリ風の衣装に身を包み、岡田氏と深川氏もアロハシャツ姿で登場。着慣れない派手な衣装の着用に手間取ったことから約25分遅れての会見スタートとなった。溝端は「これは布を巻いているだけで洋服じゃない。生まれて初めてワンショルダーを着させていただきました。すごく肩に布が欲しいです」と笑いを誘った。
5年ぶりの舞台出演となる栗山は「それだけで緊張しています。不安はありますが、すてきな共演者の方に支えていただいて楽しくお芝居に取り組めたら」。さらに18年ぶりという浅田は、「最初に台本をいただいたときは面白いと思って何も考えずにやりたいと言いましたが、よく考えたら18年ぶり。今更本当に緊張しています」と緊張の面持ちだった。
「長いキャリアの割には舞台はほとんどやっていない」という中村は、「不慣れな連中がやることの化学反応。(舞台演出は初めてとなる)演出の深川さんもすごく才能がある方で」と新鮮さも語った。
9月15日~29日に東京・日比谷シアタークリエで上演。10月には全国をまわる。
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