花澤花菜、逢坂良太、宅野誠紀監督ら
が登壇! アニメ『恋と嘘』先行上映
会舞台挨拶レポート

6月24日、新宿・TOHOシネマズ新宿にて、『恋と嘘』の第1~2話先行上映会、そして舞台挨拶が行われた。
司会進行の吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)の呼び込みで、ゲストの高崎美咲役・花澤花菜、根島由佳吏役・逢坂良太、宅野誠紀監督が登壇した。挨拶のあと、第1話でのキスシーンの話題になり、「やってるときは恥ずかしい。ここでやれと言われてもさすがに無理です(笑)」(逢坂)、「(ここで流されるのも)イヤですね。でも映像チェックでは、『いいね。美咲ちゃんいいよ』って。青春まっただ中の思い切りの良さは、さすが美咲ちゃん」(花澤)と、作品の核心ともいえる、恋愛の演技について語った。
 
続いてキャスティングについて聞かれた宅野監督は、「今回は『恋と嘘』とあるので、嘘を演じられる演技力のある方を考えていました。ただネジに関しては、翻弄されていくようなキャラなので、逢坂さんにぴったりかな」と語ると会場からも笑いが漏れていた。またアフレコの演技指導などの裏話も披露された。
 
続いて、今秋公開の実写版『恋と嘘』のヒロイン・仁坂葵役の森川葵がスペシャルゲストとして登壇した。司会から「お二人にはちょっとしたつながりがあって、『監獄学園』のアニメ版で花澤さんが演じていたキャラクター(緑川花)を、実写版では森川さんが演じている」と伝えられると、初めて対面した2人は感動の面持ちで、特に森川は「アニメが好きで好きで、このお二人の間に立てているだけで嬉しくて」と満面の笑みで語っていた。
そして司会から「『恋と嘘』の世界では、16歳になると政府通知が来て結婚相手が決められてしまいますが、もしこの制度があったらどんなことを考えますか」と聞かれて、
「今だったらウェルカムです(笑) こちらから声をかけられないので。16歳だと難しいかも知れないけど」(逢坂)
「私も賛成です。高崎さんとネジくんの政府通知じゃない恋が、すごい苦しそうに見えて。だったら政府通知で決めてもらったほうが楽かな、と」(森川)
「16歳は早いなぁ…35歳くらいにしてくれたら(笑) その間、恋愛したい人は恋愛して、結婚もして。35歳過ぎても結婚したい人は政府通知でできる」(花澤)
「『恋愛禁止のルールで我慢できるような恋愛は、恋愛じゃない』(笑)」(宅野監督)とそれぞれの思いを語っていた。
最後に、
「今日は来て下さってありがとうございました。原作を読み始めたら止まらなくて、この子たちはどんな嘘を抱えていて、どうなっていくんだろうと思って。皆さんもぜひ、彼女たちの恋愛と、原作の中ででてくる謎が明かされるのかどうなのか。自分の中で設定を作りながら見るのも楽しいと思いますし、ぜひいろんな楽しみ方をしていただきたいなと思います。本日はありがとうございました」(花澤)
「僕も原作出てる分を読んだんですけど、本当は今やっているところの分を読むスタイルでやっていたのですけれど、まぁ止まらなくなっちゃって(笑) ちょっとリアルな恋愛模様を表現したいなと思ってますので、毎週ドキドキするような展開が待ち受けてますし、この三角関係プラスアルファがどう展開していくのか、それがどうアニメで表現されていくのか、皆さんと一緒に楽しみたいと思います。ぜひ最後までご覧いただけたらうれしいなと思っています。本日はありがとうございました」(逢坂)
「1話でネジと美咲のキスが出てきますが、今後もいろいろなキスが出てきます。その時々の気持ちに応じたキスなのですが、1話とも違う気持ちのキスをしていくと思いますし、そのあたりはちょっと楽しみに見ていただけたらなと思っています。今日はどうもありがとうございました」(宅野監督)
「今日はこの場に立たせていただいて本当に嬉しかったです。本当は見てからこの場に立ちたかったんですが、今日は見れなかったので、7月3日から毎週ろ…毎週ちゃんとリアルタイムで見たいと思います(笑)。アニメを見たあとに、秋に実写版のほうも公開となります。アナザーストーリーとなっていて、原作が好きな方もアニメが好きな方も楽しんでいただける、新しい『恋と嘘』になっているので、ぜひ実写版も見に来ていただけると嬉しいです。今日はありがとうございました」(森川)
と挨拶して、舞台挨拶は終了した。
また舞台挨拶後には、作中の少子化対策局ゆかり課によるアニメ放送直前講習会が7月2日に秋葉原にて行われることも発表された。政府通知やオリジナルデザインのコンドームなどが配布されるぞ。
 
■TVアニメ「恋と嘘」 作品概要
【放送情報】
7月3日(月)より放送開始!
TOKYO MX  毎週月曜 24:00~
tvk     毎週月曜 25:00~
サンテレビ 毎週月曜 24:00~
KBS京都   毎週月曜 24:00~
BS11    毎週月曜 24:00~
※放送時間は変更になる可能性がございます。
【スタッフ】
原作:ムサヲ(講談社週刊少年マガジン編集部・DeNA「マンガボックス」連載)
監督:宅野誠起
制作:ライデンフィルム
助監督:臼井文明
シリーズ構成:高橋ナツコ
キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤依織子
美術設定:泉 寛 イノセユキエ
美術監督:齋藤幸洋
色彩設計:小野寺笑子
撮影監督:田村 仁
編集:吉武将人
音響監督:鶴岡陽太
音響効果:森川永子
音楽:横山 克 信澤宣明
オープニングテーマ「かなしいうれしい」/フレデリック(A-Sketch)
エンディングテーマ「Can’t you say」/Roys(ユニバーサルJ)
【キャスト】
高崎美咲:花澤香菜
真田莉々奈:牧野由依
根島由佳吏:逢坂良太
仁坂悠介:立花慎之介
矢嶋 基:谷山紀章
一条花月:黒沢ともよ
ナレーション:喜多村英梨
ほか
【WEB】
公式HP:http://koiuso-anime.com/
公式Twitter:@anime_koiuso
■実写映画「恋と嘘」 作品概要
今秋 全国ロードショー
【イントロダクション】
マンガアプリ「マンガボックス」で連載を開始した途端に人気No.1大ヒットを記録し、2年半にわたりその地位を不動のものとしている大人気マンガ「恋と嘘」。コミックス発売後も重版を連発しアニメ化も決定している本作が、原作とつながりを持つアナザーストーリーとして待望の実写映画化!
【ストーリー】
いつもそばにいる“最高”の幼なじみと、政府が教えてくれた“最良”の結婚相手。運命の恋はどっち?
DNAなどあらゆるデータにもとづき最良の結婚相手を通知してくれる、恋愛禁止の世界。多くの人がその“政府通知”を幸せな結婚のきっかけとして受け入れていた。人よりちょっと優柔不断な仁坂葵(森川葵)は、通知が教えてくれる相手をずっと心待ちにしている女子高生。そんな葵の誕生日前日、幼なじみの司馬優翔(北村匠海)に突然「好きだ」と告白される。小さな頃からいつもそばにいてくれる心優しい優翔の気持ちに戸惑う葵のもとに、無口でミステリアスな高千穂蒼佑(佐藤寛太)が政府通知の相手として現れ、心惹かれていくのだが…。“最高”と“最良”。“恋愛”と“結婚”。揺れ動く3人の「恋」と、それぞれが相手を思いやる「嘘」―。この秋、運命の恋が走り出す!
【キャスト】
森川葵/北村匠海/佐藤寛太
ほか
【スタッフ】
監督:古澤健(『ReLIFE リライフ』)
脚本:吉田恵里香(『ヒロイン失格』)
原作:ムサヲ「恋と嘘」(週刊少年マガジン編集部「マンガボックス」連載)
制作プロダクション:The icon
配給:ショウゲート
【WEB】
公式HP:http://koiuso.jp/
公式Tiwtter:@koiuso_jp

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