テクノポップアーティストのおすすめ
8選 70年代から現代までのおすすめ
を紹介

KarlBartos

KarlBartos(カール・バルトス)は、テクノポップのパイオニアと呼ばれるクラフトワークの元メンバー、現在ではソロで活動しています。
彼の楽曲は、どこか切なくメロディアスな曲調が特徴。「Electronic Apeman」や、自身のクラフトワーク時代を回想するような「Without A Trace Of Emotion」などが名曲です。クラフトワークを脱退してからは、ソロとしてアルバムの発売やライブ活動に積極的で、ライブでは自身の曲と一緒にクラフトワークの曲を披露しています。またカール・バルトス本人は、あまりクラフトワーク時代のことに触れてほしくない様子でしたが、関連する曲を作ったり、インタビューの内容からもクラ年フトワークに敬意を表していることが分かります。
ソロ活動のアルバムとして「Communication」、「Off the Record」の2枚がリリースされており、どちらもおすすめできます。2枚の間では10年ほど月日が経過しているので、カールバルトスやテクノポップの変化を十分に堪能することができるでしょう。

Thomas Dolby

トーマス・ドルビーは80年代テクノ・ポップが流行した時代に独特なヒットソングを生み出したアーティストです。フォリナーやデフ・レパードのヒット作でシンセサイザーやキーボードを弾いていたなどのキャリアもあり、またサンプリングを多用するなど、他のテクノ・ポップのアーティスト一味異なる特徴を持っています。「She Blinded Me With Science」「Hyperactive」などのヒット曲もリリースしており、ソングライターとしても非常にセンスフルな名曲を生み出しています。その後はインターネット業界へ進み、発明家として新たなテクノリジーを発明、開発したり、まさにテクノロジーの申し子といえる活動を続けるマルチプレイヤーです。
おすすめしたいのはファーストアルバム「The Golden Age of Wireless」。このアルバムに収録されている「Europa & The Pirate Twins」という曲は必聴です。

Giorgio Moroder

ジョルジオ・モロダーはイタリアのテクノミュージック、ディスコミュージックの重要な人物で、プロデューサーとしてドナ・サマーの「I Feel Love」などを作曲しました。
彼の代表するアルバムは1977年に発表された「From Here To Eternity」。テクノ史とディスコ史において、1977年にこれだけクオリティの高い音楽を作り上げたことは素晴らしく、多くのアーティストに影響を与えました。またモロダーは映画音楽でも活躍し、ミッドナイト・エクスプレスの「The Chase」やフリッツ・ラングが1927年に制作したSF映画「メトロポリス」では1984年に新たなBGMを付けたジョルジオ・モロダー版が存在します。
テクノポップ界に多大な影響を与えたジョルジオ・モロダー。このジャンルを好む方にはぜひしっていただきたいアーティストの1人です。

YMO

日本のテクノポップアーティストといえば、ぜひおすすめしたいYMO(イエローマジックオーケストラ)。デビューは1978年ですでに40年近く経過していますが、シンセサイザーとコンピューターを駆使した音楽は、今現在聞いても全く古臭さを感じません。細野晴臣高橋幸宏坂本龍一3人の高い音楽性、創造性をベースに様々な音楽ジャンルを取り入れた曲作りによって、非常に高いインストルメント性を有しています。
おすすめしたいアルバムはたくさんありますが、YMOを代表する曲といえば、やはり「テクノポリス」と「ライディーン」。この両曲が同時に収録されている「SOLID STATE SURVIVOR」をおすすめします。
日本のテクノポップの先駆け、原点ともいえるグループ、YMO。古い時代のアーティストではありますが、このグループを推します。YMOは個性豊かな3人が集まったグループであり、今では我が道を進む3人がグループを結成していたなんて、不思議に思います。
そして、このYMOがリリースしたアルバムの中でおすすめしたいのは「増殖」。YMOのリリースアルバムの中では少々マイナーなアルバムなのですが、それでもアルバム1位は獲得しています。
その中でもおすすめしたい曲は「ナイス・エイジ」。曲中でニュース速報を読むというその当時、他のどのアーティストでも思いつかないようなことをしでかすのがYMOの魅力でもありました。今も、このYMOの音楽を聞いて育った世代が多く活躍していることからも私のおすすめです。

Sleeping In My Memory

このSleeping In My Memory、過去には2012年に自主制作でリリースしたミニアルバム「This Is What People Are Talking About」でiTunes store初登場エレクトリックチャートにて9位を獲得した業績を持つ実力派の二人組エレクトロスクリーモグループ。2012年結成と今回紹介する中では非常に新しいアーティストです。
そんな「Sleeping In My Memory」のおすすめしたいアルバムは2014年リリースのミニアルバム「All Over」。3OH!3、Breathe Carolina、Watchout! Theres Ghorst等のエレクトロスクリーモサウンドに代表されるような、エレクトロと4つ打ちのダンサブルなリズムサウンドでノリノリそしてポップな楽曲が満載のアルバムとなっております。

アイラミツキ

このミュージシャンが話題となったきっかけとして、Perfumeの音楽プロデューサーとして有名なCAPSULE中田ヤスタカさんが「注目しているアーティスト」として名前を挙げていた事が考えられます。彼女の楽曲の特徴としては「声が透き通っていて聴きやすい・ポップなのに落ち着く」という点。キャッチーで1度聴いただけでハマるメロディーが多いです。
おすすめのアルバムは2009年に発売された「PLASTIC」。11人ものアーティストとコラボしており、かなりボリューム感があります。その中でも最もおすすめしたい曲は「プラスティックドール」という曲です。
MVも素敵なので是非たくさんの人に見てほしいです。かなり美人でもあります。

Perfume

言わずと知れた日本が世界に誇るテクノポップユニット「Perfume」
度の楽曲もサウンドのクオリティが高く、それに加えて魅せる彼女たちの一糸乱れぬダンスは作品の完成度をさらに高めています。
ワールドツアーを成功させ海外での知名度もある彼女たちですが、その快進撃の口火を切ったと言っても過言ではないアルバム「GAME」は特におすすめです。
Perfumeのブレイクのきっかけとなった曲「ポリリズム」から始まり、キャッチ―な曲からスタイリッシュな曲までさまざまな曲が収録され、アルバムを通してアイドルからアーティストにへの変遷を思わせるような作りになっています。聴きなれたシングル曲もアルバムに入ることでまた違った印象を与えてくれるところも聴きどころのひとつです。
女性3人組テクノポップユニット、Perfume。
現代のテクノポップの王道を突き進み、何年もの間、第一線で活躍しているアーティストではないかと思います。この3人組、元々はアイドルとして売り出していたそうですがなかなか思うように売れず、今の様な曲調を主体にしてから売れたとか。ただ、3人ともテクノポップを楽しそうに歌って踊っているので、方向転換は正解だったのではないでしょうか。
おすすめのアルバムは「JPN」。
このアルバムからシングルカットされた曲も多いのですが、アルバムとして通して聴くことでPerfumeの良さがより引き立ちます。全曲、中田ヤスタカさんが作詞作曲に携わっているのですが、コンセプトがしっかりしているため聴いていて全く違和感のないアルバムに仕上がっています。

JaccaPoP

最後に紹介するJaccaPoPは兵庫県出身のエレポップユニット。iTunesでの配信やTSUTAYAでの無料レンタル期間を経て、2009年にデビューアルバムをリリースしました。
そんなJaccaPoPのおすすめしたいアルバムは「Champion」。収録されている「シース」という曲は非常におもしろい音楽に仕上がっています。
「縁側じゃんけんじゃんけんポン!」という歌詞から始まり、どちらかというと中華風なテクノ音楽に合わせておふざけな歌詞をつけながら寿司を注文する歌です。
ミュージックビデオは残念ながらアニメーション調なチープなものですが、個人的にはパラパラを踊りながら寿司を食べるのを想像する。そんなふざけた歌詞がとても好感がもてます。
他の曲も比較的独特の歌詞にテクノを合わせる曲が多いのがJaccaPoPの特徴。
因みにJaccaPoPの由来は・・若干ポップからの駄洒落です。”

indiesmate

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