SHERBETS「STRIPE PANTHER GIGS」9/18(火)リキッドルーム公演の模様

SHERBETS「STRIPE PANTHER GIGS」9/18(火)リキッドルーム公演の模様

SHERBETS、新作『STRIPE PANTHER』レ
コ発ツアー大盛況

8月29日にニューアルバム『STRIPE PANTHER』をリリースしたSHERBETSが、レコ発ライブ「STRIPE PANTHER GIGS」を、東京・名古屋・大阪にて開催した。
初日の9月18日東京・LIQUIDROOM公演は、最新アルバム収録曲「COBRA HEAD」からスタート。続いてタイトルナンバー「STRIPE PANTHER」のイントロが始まるやいなや、ベンジーのギターと福士久美子のキーボードが絡み合うたび、興奮を隠し切れないオーディエンスの歓声がステージを煽る。

柔らかなコーラスを皮切りに重厚なサウンドで畳み掛ける「Michelle」、シンプルな演奏の中にベンジーのヴォーカルが際立つ「Another World」などアルバム本編からの楽曲が続くなか、今作の初回盤に特別収録された未発表曲「Very Short Hair」が演奏された際には、ポップさも伺わせるサウンドに会場全体が楽しげに体を揺らし応えていた。

福士が初のヴォーカルを取った「GREEN」、「星空の方があったかい」といった浮遊感溢れる楽曲で聞き入るように静まり返っていた観客も、後半に差し掛かり「シェイクシェイクモンキービーチ」で激しいギターリフが鳴り響いた途端、目が覚めたかのような大歓声を上げ、「38 special」、「カミソリソング」からさらに激しいモッシュとダイヴの嵐に。

またアンコールでは、会場に「今日誕生日の人?」と問いかけたベンジーが、あちらこちらから次々上がる返事に「そんなにおるか?」と苦笑いを漏らし、フロアが和やかな笑いに包まれる一幕も。「誕生日の人と、みんなのために歌うから」と披露されたのは新作から「Happy Birthday」。囁きながら噛み締めるように響く歌声に、その場にいた誰もが否応なく引き込まれていく。

ラストの「JJD(ジョーンジェットの犬)」では、この曲を待ち望んでいた会場中が力強く手を突き上げ、盛り上がりも最高潮のなか全17曲のステージが幕を下ろした。



■「STRIPE PANTHER GIGS」
9月18日(火)東京・LIQUIDROOM
<セットリスト>
COBRA HEAD/STRIPE PANTHER/Michelle/Another World/Moter Blitz Breakers/Mrs.Shelly Crown/Neighbourhood Funky Special/Very Short Hair/これ以上言ってはいけない/GREEN/星空の方があったかい/モスキート/シェイクシェイクモンキービーチ/38 special/カミソリソング
en-1:Happy Birthday/en-2:JJD

アーティスト

OKMusic編集部

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