Hilcrhyme「ROAD to 武道館」
-第二回 アルバムについて-
第二回『ROAD to 武道館』という事で今回のテーマはアルバムなんですが、『FIVE ZERO ONE』の内容に関してはアルバムインタビューのページがあるので是非そちらを見て下さい。
[ インタビューはこちらから ]
インタビューがとてもうまくまとまってるので、ここではもっと細かい楽曲の制作過程について説明していきたいと思います。
では、かなり遡ってインディーズデビューよりも前の時期ですが、この頃はアナログ盤にカップリングされてたインストをPCに取り込み「ACID」というソフトを使って編集して、そのオケにボーカルをレコーディングしてました。
もちろん自宅録音でした。
そしてインディーズデビューとなった「もうバイバイ」の頃には昔バンドマンだった兄から譲ってもらったKORGのTRITONというシンセサイザーと「SONAR」というソフトを使って制作してました。
この時も自宅録音でしたが、CDを出す上で必要になるトラックダウン(TD)とマスタリングという作業があり、ここで初めてスタジオに入りました。
メジャーデビュー後はもちろんボーカルはスタジオ録音になり、TD、マスタリングも東京のスタジオで行われましたが、アルバム『リサイタル』まで制作機材はTRITONとSONARのみでした。
アルバム『MESSAGE』のあたりからYAMAHAのMotifというシンセサイザーを手に入れ、ソフトは「Pro tools」というまさにプロが使ってるものに変わりました。
そして、ソフトシンセというPCだけで立ち上がる便利なものがあり、この時期にかなり充実していきました。
この辺でかなり音質が良くなったと思います。
でも一番変わったのは、自宅でヘッドホンで作業していたのが、プライベートスタジオを作ってモニタースピーカーで作業できるようになった事ですね。
ちなみにモニターはGENELEC 8050ってヤツなんですが、めっちゃ良い音でます!
でも、こういうスピーカーを基準に音をつくっていくと一般的な環境で聞いたときに全然聞こえ方が変わったりするので、どこのスタジオに行ってもメインモニターの他に一家に一台あるような小さいラジカセがあって、交互にモニタリングします。
アルバム『RISING』のあたりではYAMAHAのCP-1というデジタルピアノを手に入れ、ピアノが一気にグレードアップしました。
アルバム『LIKE A NOBEL』では、ソフトシンセがさらに増えて、生ドラムを録音したサンプリング素材を使ってビートメイクしたりしてました。
この頃はジャンベやシェイカー等のパーカションを揃えて、コンデンサーマイクで録音して編集したりしてました。
特に『LIKE A NOBEL』の「ツボミ Acoustic ver.」はこの手法でリズムが作られてます。
結構長くなってしまいましたが、こんな過程を経てHilcrhymeの楽曲は作られてるんです。
今は武道館で鳴り響く音を想像しながら新曲を作ってるので、期待して待ってて下さい!
「Message to Hilcrhyme」
From Photographer・濱谷幸江さん
初めてHilcrhymeを観た・聴いた時の印象はどんなものでしたか?
ライブを全力でやっている人達だな!
絶対撮りたい!
Hilcrhymeの魅力とはどんなところですか?
周りに流される事無く、真っ直ぐ誠実で嘘が無い。
メンバー同士はもちろん、ダンサーやスタッフそしてお客さんまで本当に仲間を大切にしてる所だと思います。
Hilcrhymeのふたりにメッセージをお願いします!
いつも最高な景色を見せてくれてありがとうございます。
武道館では、今までで一番素敵な景色見せてくれる事期待しています。
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