【ビッケブランカ】『Take me Take
out TOUR 2017』
2017年5月25日 at TSUTAYA O-WEST

各地でゲストを迎えた東名阪ツアー。ファイナルとなる東京公演のゲストはビッケブランカ曰く“好きなアーティストは他にもいるけど、彼らには特別な敬意みたいなものを感じている”という人気上昇中の4人組、BRADIOだった。ファンキーなパフォーマンスで満員の観客にステップを踏ませた、その彼らから観客の気持ちを奪い返すため、ビッケブランカは1曲目の「Moon Ride」(新曲)からぶっ飛ばした。ちなみにバンドの衣装は『Slave of Love Tour 2017』の囚人服風から、料理長とコックとウェイトレスと皿洗いを意識したものに。ファルセットを交えた力強い歌声を武器にファンキーなポップナンバーを畳み掛け、序盤からぐいぐいと盛り上げて観客も大喜びだ。まだまだ荒削りなところはあるものの、ピアノを連打したかと思えば、マイク片手にステージを飛び回るハイテンションかつエネルギッシュなパフォーマンスの勢いが今は頼もしい。中盤、切ないバラードの「SPEECH」と「ソロー*ソロー」をじっくりと聴かせると、新しいライヴアンセム「Take me Take out」から再びテンポアップ。真骨頂と言える「Slave of Love」を含むアンセムの連打に観客は狂喜しながら声を上げる。そして、本編最後の「ファビュラス」では歓喜に満ちたシンガロングが客席全体を包み込み、アンコールではBRADIOと「Take me Take out」をセッションして、ダメ押しで客席を沸かせた。全曲がキラーチューンの1時間。それはソングライティングのポテンシャルの高さを、改めて実感させるものであった。

撮影:星野健太/取材:山口智男


セットリスト

  1. 1.Moon Ride
  2. 2.ココラムウ
  3. 3.追うBOY
  4. 4.Bad Boy Love
  5. 5.Natural Woman
  6. 6.SPEECH
  7. 7.ソロー*ソロー
  8. 8.Take me Take out
  9. 9.アシカダンス
  10. 10.Slave of Love
  11. 11.ファビュラス
  12. <ENCORE>
  13. Take me Take out
ビッケブランカ プロフィール

ビッケブランカ:美麗なファルセットヴォイスと緻密なコーラスワークを独創性に富んだ楽曲に昇華させ、ポップとロックの間を自在に行き来する、新しいタイプのシンガーソングライター。2016年10月にミニアルバム『Slave of Love』でメジャーレーベルに移籍し、19年に発表したシングル「まっしろ」が日本テレビ系ドラマ『獣になれない私たち』の挿入歌になるなど幅広い世代から注目を集める。同年6月にSpotifyのCMソング「Ca Va?」を表題とした3rdシングルをリリース。なお、“ビッケブランカ”とは“純真無垢な下っ端の海賊”という意味を持つ。ビッケブランカ オフィシャルHP

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • the Homeground
  • Key Person
  • 気になるワードでディグる! 〇〇なMV

ギャラリー

  • Tsubasa Shimada(PRIZMAX) / 「Wet Crate」
  • SUPER★DRAGON / 「楽楽★PAINT」
  • Yun*chi / 「Yun*chiのモヤモヤモヤ」
  • OLDCODEX / 「WHY I PAINT ~なぜボクがえをかくのか~」
  • 魔法少女になり隊 / 「魔法少女になり隊明治のあったりなかったり」
  • みねこ美根 / 「映画の指輪のつくり方」
  • 嘘とカメレオン / 「猫を抱いて蝶と泳ぐ」
  • エドガー・サリヴァン / 「東京文化びと探訪」