【RIZE】『RIZE TOUR 2012』2012年
5月27日 at 赤坂BLITZ

撮影:上飯坂一/取材:道明利友

“俺らライヴバンドなんで、ライヴだけは続けるんで、ジジイになってもやり続けるよ。よろしく頼むぞ!”。会場の温度がヒートアップし続ける中で叫ぶJESEE(Vo&Gu)に、観客は大歓声で呼応する。その熱い信頼関係は、ごまかしが一切通用しない生の舞台を主戦場にして生きてきた“ライヴバンド”だからこそ作り出すことができるものだろう。
 そんなステージの幕開けを飾ったのは、新曲「THE SUN」。一体感のある轟音に言葉の弾丸が重なり、優しい感触のハーモニーが広がる中で光が射し…ビートが一気に加速! 圧巻のスケール感が目の前に迫り来るオープニングナンバーから、RIZEの歴史を凝縮したような新旧織り交ぜた楽曲群が続く。あのへヴィなギターリフが鳴り響いたコカコーラのTVCMも記憶に新しい「ZERO」を始めとする、2010年のアルバム『EXPERIENCE』からのナンバーを繰り出したかと思えば、「Japonican」ではレゲエ調のリズムでフロアを揺らし、「heiwa」はまさにタイトル通り、シリアスな空気感を伴って響く音色に綴られたリリックは、“平和”とは何かを聴き手に問うているかのよう。痛快極まりないハイテンションなステージであるとともに、RIZEのライヴはただのエンターテインメントではない。激しさや楽しさの中にも、聴き手の心に深くて重い聴き応えを残す。“この曲を馬場育三に捧げます。みなさんにも捧げるぜ!”とKenKen(Ba&Vo)の叫びとともに披露した、アンコールの「ピンク スパイダー」も感動の一幕。hideも、馬場育三も、このエネルギッシュ極まりない夜に遠い空から拍手を贈ってくれたはずだ。

セットリスト

  1. THE SUN
  2. KAMI
  3. Why I'm Me
  4. LADY LOVE
  5. ZERO
  6. Get the Mic
  7. GOTANDA
  8. XL
  9. MUPPET
  10. GHOST
  11. Japonican
  12. RESPECT
  13. HGK ROC
  14. Heiwa
  15. Stand Up
  16. 日本刀
  17. Far Eastern Tribe
  18. カミナリ
  19. ピンク スパイダー
  20. ハエ
  21. NAME
RIZE プロフィール

ライズ:1997年、JESSEと金子ノブアキにより結成。2000年、シングル「カミナリ」でメジャーデビュー。06年よりKenKenが参加。ロックの“現在”(いま)を圧倒的な熱量で表現する彼らの姿勢は多くのリスナーから支持を得ており、全米、アジアツアーを成功させるなど海外での評価も高い。結成20周年イヤーに突入する16年、メジャーデビューレーベルであるEPICレコードジャパンに復帰した。RIZE オフィシャルHP

OKMusic編集部

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