【serial TV drama】『serial TV dr
ama disc.1~3:初回限定盤特典付き
』2012年3月24日 at 下北沢GARDEN
“素直な気持ちで今日という日をやっていく”。これまで歩んだ8年間を噛み締めながら、ラストライヴを駆け抜けた。1曲目の「狼」から、とにかく楽しもう!とする気持ちがプレイからも伝わり、観客も感化され、すし詰め状態の会場が笑顔であふれた。変態の域に達する技巧派の新井弘毅と稲増五生のギターが絡み合い、グルーブを増殖させる近藤 太のベース、ダイナミックにバックを支える岡田翔太朗のドラム、己を主張しながらも曲ごとに演じ分ける鴇崎智史のヴォーカル…紆余曲折を経て辿り着いた、この5人でないと成立しない最高にハッピーでグッとくる音楽に触れ、はしゃぐ人々。ひとしきりバカ騒ぎをしたところで、“見せたかった光景を最後に見せられてよかった”と、涙ながらに語った新井の言葉が印象深い。最後は「PARTY ROCK ANTHEM」で、彼ららしく華やかにパーティーを締め括った。