【POLYSICS】『MEMORIAL LIVE OR DI
E!!! ~祝!!! 1000本!!!「おめでTOI
SU!」と言ってくれ!!!~』2012年3月
3日 at SHIBUYA-AX
新宿JAMの初ライヴから通算1000本目のメモリアルというオーディエンスのお祝いムード、プラスPOLYSICSの繰り広げる極上のハイテンションサウンド&パフォーマンスが合わさって爆発したライヴだった。1曲目「Heavy POLYSICK」からすさまじいオーディエンスのオイコール。続く「Buggie Technica」ではすでにクライマックスのようにポリのユニフォームであるツナギを着たファンがモッシュで舞い、フロアはぐっちゃぐちゃに盛り上がる。「T・RIANGLE」や「TIME SHOCK!」などの初期のナンバーもオーディエンスとのコール&レスポンスが自然に起こり、熱くシンクロしていく。最新アルバム『15th P』からも「ムチとホース」や「1.2.ダー!」などを披露。この翌日には『祝!!! 15周年!!!』ライヴが行なわれたのだが、ライヴでその15年間に生まれたさまざまな楽曲を一斉にして聴くとPOLYSICSがいかにブレていないかが分かる。お茶の間に浸透しているようなJ-POPではないが、ハヤシ(Gu&Vo&Synthesizer&Programing)の言葉を借りるなら“ハミ出した”カッコ良さ。“POLYSICK”という病を罹った人には感じるカッコ良さ。さらにセットもスペシャルでいろいろなフォーメーションを繰り出す。ヤノ(Dr&Vo)、フミ(Ba&Synthesizer&Vo)のツインドラムを見せたり、ハヤシとヤノによるツインギター、全員フロントでヴォーカルを執ったり、ポリならではのエンターテインメントに、彼らは改めて他に類を見ない唯一無二のバンドだと確信できた。1000本という通過点を過ぎ、5月からはまた新たなツアーがスタートする。POLYSICSの攻めはまだまだ止まらない。