【the telephones】『SUPER DISCO H
its FINAL!!! ~そして伝説へ~』20
11年12月23日 at さいたまスーパーア
リーナ

撮影:古渓一道、河本悠貴/取材:ジャガー

“みんな伝説を目撃してくれー!”とテンションフルマックスで幕開け。「A A U U O O O」はチアガールと和尚、「Baby.Baby.Baby」では岡本伸明(Synthsizer&Cowbell&Cho)のパッションを受け継いだ(!?)カウベルガールがステージを賑やかす。陽気なリズムにエッジの効いたビート、それらを鳴らすのがthe telephonesとあれば、会場の奥の奥まではしゃぎまくる。大会場を前にここまで距離を感じさせないのは、やはりエモーショナルに訴えかける彼らの演奏力の高さにある。“さいたまスーパーアリーナでやることが僕たちの勝利”と語ってプレイされた「Just One Victory」がいっそう胸に突き刺さった。石毛 輝(Vo&Gu&Synthsizer)が“自分たちがちゃんとライヴハウス出身で良かった”と語った後、一番最初に作ったという「Used Skin」を投下。これ以降はライヴハウスモード全開で突っ走っていき、“こんな世の中で、今ディスコって言える喜びを噛み締めている”と「Urban Disco」へとつなげた。
 アンコールでは初の日本語詞に挑戦した「D.E.N.W.A」、インディーズ時代に発表した曲を今度は日本語詞に書き換えたという「Swim,Swim,Swim」を披露。新鮮さを感じさせつつも、洒落っ気の利いた言葉遊びに中毒性を覚える。最後は歌うだけで誰もがハッピーになれる「Drums, Basses, Guitars, Keys, And Your Love And Voice」で伝説の第一歩を残した。

セットリスト

  1. Monkey Discooooooo
  2. A A U U O O O
  3. Baby.Baby.Baby
  4. DISCO AGE MONSTERS
  5. A.B.C.DISCO
  6. Yeah Yeah Yeah
  7. Punk Is Not Heavy Metal
  8. I Am Me
  9. Just One Victory
  10. SAITAMA DANCE MIRROR BALLERS!!!
  11. 2010
  12. My Final Fantasy
  13. Homunculus
  14. Re:Life
  15. Used Skin
  16. fu-shit!!!
  17. DaDaDa
  18. electric girl
  19. I Hate DISCOOOOOOO!!!
  20. D.A.N.C.E to the telephones!!!
  21. I Wanna Die
  22. clashed mirror ball
  23. White Elephant
  24. sick rocks
  25. HABANERO
  26. Urban Disco
  27. D.E.N.W.A
  28. Swim,Swim,Swim
  29. FREE THROW
  30. Love&DISCO
  31. Drums, Basses, Guitars, Keys, And Your Love And Voice
the telephones プロフィール

05年に埼玉・北浦和で結成。石毛輝(vo&g&syn)、長島涼平(b&cho)、岡本伸明(syn&cow&cho)、松本誠治(dr)からなる4人組ロック・バンド、the telephones。石毛が創造する様々な音楽の情報量を感じさせる楽曲と、エネルギッシュ且つ個性溢れるステージングで、埼玉・東京を中心に活動し、独自のダンサブルなエレクトロ・サウンドでライヴハウスやクラブ・シーンを問わず動員を増やしている。

07年4月にバンドとして初の正式音源となる1stミニ・アルバム『we are the handclaps E.P.』 を、08年1月には1stフル・アルバム『JAPAN』をリリース。同年4月に開催された『ARABAKI ROCK FEST.08』に出演。フェス初登場にも関わらずステージは瞬く間に入場規制、誰もが予想できないほどの盛り上がりを見せた。それを皮切りに、『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2008』『SUMMER SONIC 08』『SWEET LOVE SHOWER 2008』に出演。どのフェスも初登場ながら客席を大いに沸かせた。11月には<DAIZAWA RECORDS>よりミニ・アルバム『Love&DISCO E.P.』を発表し、12月にはラフォーレミュージアム原宿で初のワンマン・ライヴを開催。即日ソールドアウトとなり、ライヴ・スペースのみならずラフォーレ原宿全館を地震なみに揺らし、新たな伝説を作った。年末には『COUNTDOWN JAPAN 08/09』を含む3本のイベントに出演。フェスであれライヴハウスであれ、どんな場所でも常に最大級の熱量を発するライヴ・バンドであることを証明した。

そして09年4月、渋谷クラブクアトロにて<EMI MUSIC JAPAN>との電撃契約を発表。同年7月には待望のメジャー1stフル・アルバム『DANCE FLOOR MONSTERS』をリリース。この夏も全国各地のフェスに出演、全国15公演を廻るライヴ・ツアーを敢行、12月にはディファ有明で2部構成となる前代未聞のワンマン・ライヴ『SUPER DISCO Hits 2 !!! the telephones ONE-MAN SHOW!!!』を開催。ここで09年も一区切りかと思いきや、年末には初の埼玉県内ツアーや『COUNTDOWN JAPAN 09/10』に出演。“GALAXY STAGE”にて10年へのカウントダウンを担当。ここまでの快進撃を象徴するかのような圧巻のライヴとなった。
10年3月に、現在iLLとして活躍中のナカコー(ex.スーパーカー)初のプロデュース作品となるテレフォンズ的ニューロマンティック・サウンドの決定盤ミニ・アルバム『A.B.C.D.e.p.』を発表。続いて4月にはテレフォンズ的オルタナティヴ・オーガニック・ロックの決定盤と銘打たれた『Oh My Telephones!!! e.p.』をリリース。本作はテレフォンズ史上初の完全セルフ・プロデュース作品となっている。the telephones オフィシャルHP(レーベル)
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OKMusic編集部

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