【『Golden Circle Vol.16“ジュンス
カ×ユニコーン”』】OverTheDogs、
JUN SKY WALKER(S)、ユニコーン、子
供ばんど(※出演順)2011年10月25日
at 日本武道館

取材:編集部

奇跡のコラボ! 19年振り、3度目というプレミアム。ゲストは、今年4月に23年振りの復活を遂げた子供ばんど。いずれも、80年代バンドブームを牽引したスターバトルだ。オープニングは、主催の寺岡呼人が書き下ろした「ROCK’N ROLL TRAIN」を、各バンドのピックアップメンバーで会場に狼煙を上げる。10年、16回目を迎えるこのイベントの趣旨は、“音楽の縦の軸、若い世代、自分と同世代、憧れの先輩と3世代で音楽を楽しみたい”という思いだ。若さのOPアクトは、OverTheDogs。浮遊感漂わせる独特の詞世界を、ハイトーンヴォーカルに乗せ隅々まで届ける。そして、寺岡がメンバーでもある、ジュンスカ登場。「歩いていこう」を皮切りに名曲の数々を投げつける。「すてきな夜空」では、ユニコーンの阿部義晴と奥田民生を呼び込んだセッションで会場は大興奮。しゃべりすぎの宮田和弥(Vo)は、“話が長いんだよ!”と民生に叱られる一幕も。そして、来年の“完全復活”を告げ初披露「シンフォニー」を壮大に響かせた。お次はユニコーン。掴みどころのないバンドスタイルは当時と変わらず秀逸で、現役感バリバリ。こちらは「SAMURAI 5」で、ジュンスカを招き入れ、間奏のセリフ回しで、慣れないメンバーを餌食にする。そして、子供ばんど。実際に観たことのある客の少なさは百も承知。半ばヤケクソ気味にも思えるアッパーテンションで、うじきつよし(Vo&Gu)が吠えまくり、観客を虜にしていく姿は圧巻だった。おっさんたちは、なめたもんじゃない! 最終セッションの「サマータイム・ブルース」では、写真通りの音楽馬鹿ノリで、大団円を迎えた。

セットリスト

  1. [オープニング]ROCK’N ROLL TRAIN
  2. [OverTheDogs]1.イッツ・ア・スモールワールド
  3. 神様になれますように
  4. 本当の未来は
  5. [JUN SKY WALKER(S)]1.歩いていこう
  6. 青春
  7. START
  8. 休みの日
  9. すてきな夜空
  10. シンフォニー
  11. 全部このままで
  12. MY GENERATION
  13. [ユニコーン]1.頼みたいぜ
  14. WAO!
  15. さらばビッチ
  16. オレンジジュース
  17. SAMURAI 5
  18. ヒゲとリボン
  19. 晴天ナリ
  20. [子供ばんど]1.I’M A HUNGRY BOY
  21. 時は流れて
  22. マンモスの唄
  23. 踊ろじゃないか
  24. [アンコールセッション]サマータイム・ブルース
『Golden Circle Vol.16“ジュンスカ×ユニコーン”』 プロフィール

OKMusic編集部

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