【吉井和哉】『Flowers & Powerligh
t Tour 2011』2011年6月30日 at 東京
国際フォーラム ホールA
最新アルバム『The Aplles』を引っ提げてのツアー『Flowers & Powerlight Tour 2011』。震災の影響を受け、一部公演が中止となり、当たり前にツアーができるという観念が覆されたと吉井和哉は振り返った。“誰にも良くなかったと言わせないライヴをしてきた”と本ツアーへの並々ならぬ決意を口にしていたが、まさに今回のツアーは活気に満ちたライヴだった。彼の言葉を借りるなら、アルバム同様の良い“気”が充満していたのだ。
ソリッドなギターに濃密に絡み付く歌声。音が鳴った瞬間、全てのものを我が手中に収める存在感は何度観てもドキッとしてしまう。そして、吉井和哉を支えるサポートバンドの肉厚なサウンドが秀逸。インスト「THE APPLES」の幕開けから強靭なギターが唸りを上げる「ACIDWOMAN」「VS」と続き、すでに熱気十分な場内。“We wanna music!”のかけ声を合図に「MUSIC」へ。あっと言う間に本編ラストがきてしまい、“綺麗な笑顔で聴いてください”と優しく微笑んで「LOVE & PEACE」を奏でる。身近で起こる日常を慈しむことの大切さ…とても純粋な気持ちに立ち返ることができた。アンコールの「FLOWER」で投げかけられた“自分を愛してね”のひと言も印象深い。良いことも悪いことも全部ひっくるめて自分を愛することから始めなければいけない。さまざまな経験を積み、“55歳でブレイクする!”と無邪気な笑顔で宣言したロックスターの貫禄あるメッセージを受け、何気ない日々を大事にしていきたい。
ソリッドなギターに濃密に絡み付く歌声。音が鳴った瞬間、全てのものを我が手中に収める存在感は何度観てもドキッとしてしまう。そして、吉井和哉を支えるサポートバンドの肉厚なサウンドが秀逸。インスト「THE APPLES」の幕開けから強靭なギターが唸りを上げる「ACIDWOMAN」「VS」と続き、すでに熱気十分な場内。“We wanna music!”のかけ声を合図に「MUSIC」へ。あっと言う間に本編ラストがきてしまい、“綺麗な笑顔で聴いてください”と優しく微笑んで「LOVE & PEACE」を奏でる。身近で起こる日常を慈しむことの大切さ…とても純粋な気持ちに立ち返ることができた。アンコールの「FLOWER」で投げかけられた“自分を愛してね”のひと言も印象深い。良いことも悪いことも全部ひっくるめて自分を愛することから始めなければいけない。さまざまな経験を積み、“55歳でブレイクする!”と無邪気な笑顔で宣言したロックスターの貫禄あるメッセージを受け、何気ない日々を大事にしていきたい。
アーティスト