【FUNKIST】『FUNKIST LIVE TOUR 20
10~2011 「Welcome to JAPAN tour
よーいどーんどーんどんどどーんどー
ん~」』2011年1月27日 at Shibuya
O-WEST

撮影:平野大輔/取材:石田博嗣

声をあげ、手を振り、笑顔を咲かせる客席を巻き込み、性別や年齢など全てのボーダーを飛び越えてしまうピースフルでフリーダムな空間が存在していた。オープニングからフルスロットルのテンションでスタートしたライヴは、LeyonaとLatyr Syも登場した「MAMA AFRICA」でお祭り騒ぎしたかと思えば、アコギと生歌だけで「いつまでも」をしっとりと聴かせたり、「Wonderful World」で場内の大合唱を誘ったり、乙武洋匡氏と「1/6900000000」を高らかに歌い上げたり、とにかく1曲1曲が見せ場。しかも、そこからはさまざまな熱いメッセージやメンバーの人間臭さも伝わり、胸の奥に温かいものが蓄積していく感覚を味わっていた。染谷西郷(Vo)が“音楽で世界が変えられる”的な発言をしていたが、こういう音楽こそがそれを叶えるのだろう。

セットリスト

  1. GO NOW
  2. Traveling
  3. hira hira
  4. MAMA AFRICA
  5. いつまでも
  6. Snow fairy
  7. こどもたちのそら
  8. インストメドレー
  9. バナナトレイン
  10. ピースボール
  11. Wonderful World
  12. SUNRISE
  13. 1/6900000000
  14. ムーンライズ カーニバル
  15. BORDER
  16. 愛のうた
FUNKIST プロフィール

01年に結成。染谷西郷(vo)、宮田泰治(g)、ヨシロウ(g)、春日井陽子(flu)、JOTARO(b)、オガチ(per)、住職(dr)からなる7人編成。日本のみならず、南アフリカ、アジア、インドなど、世界中所狭しと駆け回り、年間100本を超えるライヴを繰り広げてきた生粋のライヴ・バンドである。

染谷の故郷でもある南アフリカ仕組みのビートフルなリズムに染み入るメロディー&リリックが混ざり合い、ジャンルの壁を超えたFUNKIST独自のスタイルを生み出した。些細な日常の様子から世界中の様々な問題までを等身大の自分達で表現するその音楽は“笑顔あり”“涙あり”聴く人の心を掴んで離さない。そんな彼らのオーディエンスを巻き込んでのライヴは、老若男女問わず人と人を繋げ、国境も超えられる程の熱い想いで地球規模の大切なメッセージを伝えている。

08年4月、SHIBUYA-AXにて開催されたワンマン・ライヴで大成功を収めたことが皮切りとなり、5月に催された『9条世界会議ヒロシマ』では6,000人を超える観衆を前に圧巻のパフォーマンスを披露。そして7月には、<ポニーキャニオン>より1stシングル「my girl」でメジャー・デビュー。09年7月に10-FEET主催の『京都大作戦 2009』へ参戦、サブ・ステージながら1,000人以上を集客するなどしてFUNKIST旋風を巻き起こした。FUNKIST Official Website
公式サイト(レーベル)

OKMusic編集部

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