【Spitz】『JAMBOREE TOUR 2010』
2010年6月28日 at Zepp Tokyo

撮影:内藤順司/取材:編集部

“久しぶりのスタンディングなんで、俺もちょっと戸惑っていますが、隣人に愛を…みんなで楽しいマンデイナイトにしようじゃないか(笑)“ と、草野マサムネ(Vo&Gu)。結成23年、身体の隅々にまで刻まれた数々のステージと作品、そして声援を忘れたかのように、“久々”の手探り感がドキドキを煽る。オープニングは「海とピンク」。1stアルバムからのピックアップでリズミカルに立ち上げ、約10年刻みの作品3曲を歌い終えた後のMCが冒頭の言葉だ。とはいえ、遡って考えれば、当たり前のように出所はライヴハウスの面々。始まってしまえば、いつものSpitzだ。新旧織り交ぜた楽曲構成で、ファンの思い出も彩りを見せ、口ずさみ、体を揺らす。リリース直後の「つぐみ」を歌い終え、友達のように声を投げかけてくるファンに“ゆるい空気がいいね”と軽く微笑む姿は、“かつての日常”に肌感覚が戻ったようで楽しそうだ。ツアー名物で“ご当地ネタがないんだよね、東京って”といって口ずさんだCMソングは「富士サファリパーク」。静岡ですけど…。“和田アキ子さんが歌ってると思ってた”と和ませ、これもと「キン肉マンのテーマ」。“新曲より、反響デカいのどうなの?”と大爆笑。シーンとするのは免疫あるけど…というキャラが逆に確立されてて、唐突に弾ける感覚は面白すぎだ。ライヴハウスだからなのか、トークも聞き慣れたサウンドも、よりグルーブやビートを増して改めてライヴバンドであることを認識できた。アンコール含め23曲。この曲数は意識的なのか?“未知の領域“とも言ってた、夏のワンマンZEPPは確かな熱と汗が刻まれた一夜だった。そう言えば、帰りに、ちらっと見えた女子のメール“ゆるくて気持ちよかったよ~ やっぱり大好き・”ですって。

セットリスト

  1. 海とピンク
  2. 8823
  3. 君は太陽
  4. ビギナー
  5. 愛のしるし
  6. 群青
  7. つぐみ
  8. 日なたの窓に憧れて
  9. さわって・変わって
  10. スターゲイザー
  11. 新曲
  12. ナイフ
  13. 愛のことば
  14. 恋する凡人
  15. チェリー
  16. スパイダー
  17. 放浪カモメはどこまでも
  18. メモリーズ・カスタム19.俺のすべて
  19. 夢追い虫
  20. 初恋クレイジー 2.花の写真 3.けもの道

OKMusic編集部

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