【ひいらぎ】『歌声喫茶 ひいらぎ☆
本店』2010年5月8日 at daikanyama晴
れたら空に豆まいて

取材:高木智史

地元札幌で路上ライヴを行なっているひいらぎが、東京でもファンと一緒の時間を過ごせる場をと企画し、定期的に開催している『歌声喫茶』。第一回目から約1年が経った本日のイベント。会場は満員のファンが集まっていた。これまでと比べ、未発表曲を多く盛り込んだセットリスト。だが、スタンスは変わらない。路上と同じくお客さんの近くで笑顔を振りまきながら歌い、友達との会話のようなMCには笑い声が起こる。ファンからのリクエストに応じ、みんなと歌詞を片手に歌う課題曲のコーナーではGReeeeNの「キセキ」を大合唱。また、ネガティブな曲が多いと話すひいらぎが珍しく(!?)前向きな歌を歌った「前向き」。そんな等身大な歌、みんなと楽しもうという温かい気持ちが、また明日も頑張ろうと気持ち良く背中を押してくれた。

セットリスト

  1. 信じる心
  2. 休日
  3. 九月
  4. アンブレラ
  5. ラムネ
  6. 課題曲「キセキ」
  7. ラッキーバースデー
  8. みず
  9. かけら
  10. 前向きに
  11. 恥じらいもなく。
  12. そして、これからも…
ひいらぎ プロフィール

千晶(Vo&Gt)、恵梨香(Cho&Gt)からなる、札幌・路上ライヴ発の女性アコースティック・デュオ。2000年10月、愛美を含む3人組アコースティック・ユニットとして“柊”を結成。2003年12月、東京にて初のライヴを決行。その後も路上を中心に積極的にライヴ活動を続けるが、2005年10月の5周年記念ワンマン・ライヴを最後に解散。2006年 10 月に活動を再開し、2008 年2月に<Sony Music Records>と契約。2009年2月にシングル「みず」でメジャーデビューを果たすも、2009年7月に愛美が卒業。千晶・恵梨香の2人で活動を開始し、2009 年8月にZepp Sapporo でワンマン・ライヴを行ない、新生・ひいらぎとしてスタートを切る。温かみのある歌声とサウンドに注目が集まり、2009年8月にリリースされた2ndシングル「かけら」が好評を得る。2010年10月、1stアルバム『地平線と秋の空』を発表。アニメ『夏目友人帳 肆』オープニングテーマの「今、このとき。」、アニメ『もやしもん リターンズ』 エンディングテーマの「最近」など数枚のシングルリリースを経て、2012年9月に2ndアルバム『ドーナツの穴』を発表。しかし、2013年11月の結成13周年記念ワンマン・ライヴ『いつもありが十三キュー!』ツアー最終日、札幌公演をもって惜しまれながら解散した。オフィシャルHP
恵梨香 Official Twitter

OKMusic編集部

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