【DOPING PANDA】DOPING PANDA eb
isu LIQUIDROOM 2008年12月21日

撮影:橋本 塁/取材:高木智史

DOPING PANDAの2008年大忘年会! 後のMCでFURUKAWA(Vo&Gu)が語っていたが、このワンマンのチケットは発売後、即完売。つまりドーパンが観たくてたまらないコアファンと、ワンマンがしたくてたまらないドーパンによる、欲求爆発のライヴだった。だから1曲目から遠慮なしのファストなパンクチューン「introck」を浴びせ、オーディエンスの感情は一瞬で沸騰。序盤の「GAME」では煽ったわけでもなく“DOPING PANDA!”のコール&レスポンスが起こり、以心伝心の怒濤のライヴが繰り広げられていく。そんな空前の大爆発にFURUKAWAが“蘇るでしょ。あのDVDになったライヴが!”と放つ。そのライヴとは紛れもなくアルバム『Dopamaniacs』を引っ提げたツアー『Tour’08“Dopamaniacs”』ファイナル、JCBホールで見せたあの“無限大ダンスタイム”だ。それは名曲目白押しのノンストップダンスタイムが生む最高の快楽。となると、ファンはそれがもう欲しくてたまらない。“ムゲンダイダンスタイム”とコールが鳴るとオーディエンスは割れんばかりの大歓声を贈る。そして「The Fire」。飛び跳ねる観客と汗の匂いが充満する会場。「nothin’」「I’ll be there」と進むにつれ、限りなくエキサイティングな空間が作られていく。決してこれまで余力を残していたわけではなく、その激しさは常にバースト寸前で、FURUKAWAは“(酸欠で)死にかけた”と言ったほどだった。そんな熱いファンに“2008年、本当にありがとう。ユー・アー・ドーパメイニア!”と讃え、“10、9、8、…2、1、HAPPY NEW YEAR!”と早くも新年のご挨拶。このワンマンで2008年を締め括くり、燃え尽きたドーパンとファンだった。

OKMusic編集部

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