【ザ・マックショウ】ザ・マックショ
ウ 日比谷野外大音楽堂 2008年4月26

取材:ジャガー

ちょうど33年前の今日、日本のロックシーンに絶大なる影響を与えた伝説のロックバンド、CAROL最後のステージが野音で行なわれた。ロックンロールをこよなく愛する者にとっては、大きな意味を持つ日に、ザ・マックショウが新たな伝説を刻む! オープニングはウルフルズのサポートキーボードなどを務める伊東ミキオによるピアノ演奏。そこから爆音でぶっ飛ばしながら本編がスタート! 馴染み深いナンバーの数々に、観客がリーゼントを揺らしながら踊り狂う光景が広がる。一瞬雨が降ったものの、CAROLの解散ライヴを思わせる粋な演出となり、会場中の雰囲気を盛り立てた。“バカにしてた奴らに言ってやりたいね、ざまぁ見ろ!”。ロックンロールを愛して止まない同志たちで埋め尽くされた場内を見た、KOZZYのこのひと言に思わず涙を浮かべる者も。彼らのやってきたこと、ロックンロールへの愛が、形となり、それを一緒に感じることができてうれしくて仕方がなかったのだろう。 アンコールではCOOLSの村山一海、高橋ジョージも駆けつけ、ますますヒートアップしていく。そしてTHE MODSの森山達也もコメントをのべ、多くの観客を沸かす。誰もが気になっていた今後の活動について、KOZZYの口から“解散じゃない”と聞けて安心したのは私だけではないはずだ。しばらくザ・マックショウが観れないことに変わりはないので、そう思うと寂しさは募るが、彼らのことだから、そのうちひょっこりどこかのライヴハウスに姿を出すにちがいない。その日が、早く訪れることを願いながら、会場を後にした。
ザ・マックショウ プロフィール

OKMusic編集部

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