【NoGoD】『NoGoD ONE MAN TOUR-201
3- 【V-21 SHOWTIMES】』2013年5月6
日 at LIQUIDROOM ebisu

撮影:大塚秀美/取材:土内 昇

 “俺たちが世界で唯一、笑顔があふれるヘヴィメタル! NoGoD だ!”。アンコールの時に団長(Vo)が言い放った、この言葉が現在の彼らを象徴している。収録曲それぞれが振り切っていたアルバム『V』のツアー…それもファイナルということで、これまでのライヴによってビルドアップされた同作の楽曲たち一曲一曲が起爆剤となり、客席を幾度も爆発させていた序盤。中盤に入るとパーティロックばりの爽快さでタオルが旋回した「鐘を鳴らせ」、プログレのようにディープなスケープを描いた「IV- 他者/Philosophia」などでバンドの振り幅を堪能させ、終盤では再びテクニカルなプレイを交えたアンサンブルが総攻撃モードで会場に熱風を渦巻かせた。饒舌な団長のMCが笑いを誘うも、メタルバンドとして圧巻のパフォーマンスでもって観客を魅了したことは言うまでもないだろう。 

セットリスト

  1. 現世ホラーショー
  2. 絶望、バイバイ。
  3. 空の公園
  4. 心臓
  5. 球根
  6. 鐘を鳴らせ
  7. STAND UP!
  8. パンドラ
  9. IV-他者/Philosophia
  10. Sabbath
  11. カクセイ
  12. 闘争本能
  13. 感情
  14. <ENCORE>
  15. 神風
  16. 激烈叫喚乱痴気教
  17. 祝福の唄
  18. 啓発フラストレス
  19. ノーゴッド
  20. <ENCORE2>
  21. 最高の世界
NoGoD プロフィール

ノーゴッド:2005年に団長を中心に結成。ライヴ活動を続けながら、コンスタントに作品も発表し、着実に人気と実力を付けていった。10年 6月にシングル「カクセイ」でメジャーデビューを果たし、同年 8月にはメジャー1stアルバム『欠片』を発表。HR/HMを基調としたサウンドとメッセージ性の強い歌詞、高いエンターテインメント性が話題となり、メジャーシーンでも注目を集めている。NoGoD オフィシャルHP

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。