【FLOW】『FLOW LIVE TOUR 2013「ツ
アー THE MAX!!!〜LAST MAX!!! 〜-1
0th Anniversary day-』2013年7月2日
at LIQUIDROOM ebisu

取材:フジジュン

 “満10年を迎えました、FLOWです!”のKEIGO(Vo)の挨拶に歓声と“おめでとう!”の声が上がる。2003年7月2日発売のデビューシングル「ブラスター」から丸10年。10年の総括であり、11年目のスタートとなるこの日。10周年のテーマとして掲げる、“FLOW THE MAX !!!”のキャッチフレーズに相応しく、ド頭からテンション”MAX !!!”攻めまくるステージが、熱狂の渦を巻き起こす。
 最新アルバム『FLOW THE MAX !!!』の楽曲を中心に構成されたこの日。ド肝を抜くへヴィな演奏で観客を震わせた「ブラックマーケット」、高速ビートとメロディアスなヴォーカルが胸を熱くする「On my way」など、ツアーで鍛えた新曲たちが、定番曲に負けない盛り上がりを生む。“記念すべきライヴ、手ぶらでくるわけにはいきません”と披露したのは、出来立ての新曲「常夏エンドレス」。初披露ながら、キャッチーなメロディーに観客がかけ声を合わせる。“10年間支えてくれたみんなへ贈ります”と気持ちいっぱい歌い上げた「ありがとう」、“7月2日に盛り上がりたい曲は、決まってるよね”とブチ上げた「ブラスター」と、一曲一曲を丁寧に、気持ちを込めて歌い演奏。会場中の大合唱が起きた「CHA-LA HEAD-CHA-LA」や「GO!!!」はこの日のクライマックス。突き動かされるまま演奏するような衝動と、10年のキャリアをしっかり感じる貫禄。この日のFLOWは、本来あまり交わることのない“衝動と貫禄”の両方を兼ね備えていた。“音楽なんてあまり長くできるものじゃないと思うから。与えられた貴重な時間だと思って、これからも常にMAXでやりたい”と大真面目に語るKOHSHI(Vo)に、ここからのFLOWへの期待も高まるばかりだった。

セットリスト

  1. 現在ツアー中のため、セットリストの公表を控えさせていただきます。
FLOW プロフィール

フロウ:KOHSHI(Vo)、KEIGO(Vo)、TAKE(Gu)、GOT’S(Ba)、IWASAKI(Dr)の5人組ミクスチャーロックバンド。2003年1月に発表した海援隊の「贈る言葉」のカバーで注目を集め、シングル「ブラスター」でメジャーデビュー。疾走感あふれるエネルギッシュなバンドサウンドと思わず身体が弾み出すようなメロディーを武器に、全国でイベント出演やライヴを繰り広げる。『NARUTO -ナルト-』『交響詩篇エウレカセブン』『コードギアス』をはじめ、多くのアニメにも楽曲を提供し、06年以来、海外での活動にも精力的に取り組み、アジア、北米、南米、ヨーロッパなど、これまでに19カ国59公演を超えるライヴ実績を持ち、ライヴバンドとして国境を越えて音楽を届けている。22年にデビュー20周年突入イヤーを迎え、11月にORANGE RANGEとのコラボ楽曲「デイドリーム ビリーヴァー」を含むシングルをリリースする。23年7月にはアニメ提供楽曲だけで行うワンマンライヴ『FLOW 20th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE 2023 ~アニメ縛りフェスティバル~』を幕張メッセ国際展⽰場で開催予定だ。FLOW オフィシャルHP

OKMusic編集部

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