【POLYSICS】『「POLYSICS対バンツア
ー2013 帰ってきたULTRA FIGHT OR D
IE!!! 〜メガネがない!? 伊達メガネ
ならありますけど〜」 with HINTO』
2013年11月24日 at 恵比寿LIQUIDROO
M

撮影:林 洋輔/取材:フジジュン

 10月より行なわれていたPOLYSICSの対バンツアー。ファイナルの対バン相手に選ばれたのはHINTO。“いろいろあって、ほとんどSPARTA LOCALSですが(笑)”と自虐気味に自己紹介し、POLYSICSとの思い出を語る安部コウセイ(Vo&Gu)。独特のギターリフと人懐っこい歌声で個性爆発のステージを披露し、フロアーを掻き回す。

 続いて登場したPOLYSICSは、性急な8ビートと電子音、リレーヴォーカルが疾走感を生む最新曲「ACTION!!!」でライヴが始まると、「Everybody Say No」「Let's ダバダバ」と前半から飛ばしまくる。1月発売のアルバム『ACTION!!!』から攻めのナンバー「Turbo Five」を披露して沸かすと、名曲「I My Me Mine」をカズーを駆使して披露。全部の楽器をひとりで演奏する大道芸人みたいな印象(笑)。MCでは“前回はSPARTA LOCALSに出てもらって”と、5年前の対バンツアーを懐かしむハヤシ(Gu&Vo&Synthesizer&Programming)。「Young OH! OH!」で始まった後半戦は、生まれ変わった「Baby BIAS」に会場中が手拍子を合わせ、シンセをストラップで肩にかけたハヤシが「MEGA OVER DRIVE」を熱演。本編ラストは「Buggie Technica」にフロアーが大熱狂し、クライマックスを生む。

 アンコールでは、“‘伊達メガネならありますけど’とサブタイトルに付けましたが、実は僕、伊達メガネです”とハヤシが衝撃のカミングアウト(笑)。“身体が止まる暇のないアルバムになりました”と語る『ACTION!!!』からの新曲「Number Zero」も披露し、現在のPOLYSICSの勢いと状態の良さもしっかりと伝わってくる一夜だった。

セットリスト

  1. ACTION!!!
  2. Marshmallow Head
  3. Everybody Say No
  4. XCT
  5. Let's ダバダバ
  6. Digital Coffee
  7. Exclamation!
  8. Turbo Five
  9. I My Me Mine
  10. Oh! Monaliza
  11. Young OH! OH!
  12. シーラカンス イズ アンドロイド
  13. Baby BIAS
  14. MEGA OVER DRIVE
  15. URGE ON!!
  16. Buggie Technica
  17. <ENCORE>
  18. Number Zero
  19. Shout Aloud!
  20. Electric Surfin' Go Go
POLYSICS プロフィール

ポリシックス:1997年3月に結成。結成当初から揃いのバイザー、特異なライヴパフォーマンス、爆音ギターとシンセサイザーやボコーダーなど、コンピューターミュージックを融合させた稀有なサウンドで注目を集める。日本武道館単独公演や250本以上の海外ライヴなど、精力的に活動。結成20周年となる17年、10月に新メンバーのナカムラ リョウを迎え4人体制となり、11月にはニューアルバム『That's Fantastic!』をリリースする。POLYSICS オフィシャルHP

OKMusic編集部

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