【NICO Touches the Walls×クリープ
ハイプ】『ニコ タッチズ ザ ウォー
ルズ ノ フェスト』2014年1月23日 a
t EX THEATER ROPPONGI

撮影:上飯坂 一/取材:道明利友

 ついに迎えた、NICO初主催ツアーの千秋楽! ゲストのクリープハイプは、聴き手に感情の塊をぶつけてくるような緊張感みなぎるアクトで先陣を切った。
 “ウチの対馬くんです、よろしく”(尾崎世界観/Vo&Gu)と、NICOの対馬祥太郎(Dr)同様にヒゲが印象的な小川幸慈(Gu)をイジって笑いを誘いつつ、「憂、燦々」などのシングル曲、長谷川カオナシ(Ba)と尾崎のツインヴォーカルを駆使した「グレーマンのせいにする」から、鋭いヴォーカル&サウンドが突き刺さった「社会の窓」まで…。哀愁を携えながらも激しく感情を高ぶらせる、彼ら唯一無二の空間がそこにはあった。

 “新しくてきれいなライヴハウスを俺たちのきったねーもんで染め上げましょう!”。光村龍哉(Vo&Gu)の叫びにファンが速攻、かつ激しく呼応したNICOのライヴは、会場全体がいきなり一体となって汗と熱気をほとばしらせる。ライヴは「そのTAXI,160km/h」の圧巻の加速や感動的なバラード「梨の花」など、そのバラエティー豊かな楽曲群はNICOならではの武器だと再認識させられる。と同時に、クリープハイプ同様、一音一音から魂が伝わるエモーショナルな演奏が素晴らしい。

 そして、“俺らがお客さんとともに作ってきた文化がギュッと込められている”と光村は語っていたが、その文化とは“ライヴ”に他ならない。両者の絆が作り上げたライヴ感豊かな「パンドーラ」「ローハイド」を強烈な勢いを背に鳴り響かせた瞬間は、NICO Touches the Wallsの“ライヴバンド”たるゆえんを証明するエネルギーに満ちあふれていた。そんなNICOのライヴは「ニワカ雨ニモ負ケズ」の雄々しい歌声で幕を閉じ、アンコールでは光村と尾崎による弾き語りというサプライズも。クリープハイプの「傷つける」は切々と、NICOの「N極とN極」は顔を見合わせ躍動的に…。このツアーでしか観られない超レアシーンを演出したNICOのライヴの今年のハイライトは、8月19日の日本武道館だ。彼らがファンと作り上げた“文化”の集大成、見逃す手はない。

セットリスト

  1. 【クリープハイプ】
  2. イノチミジカシコイセヨオトメ
  3. 手と手
  4. 蜂蜜と風呂場
  5. おやすみ泣き声、さよなら歌姫
  6. オレンジ
  7. 憂、燦々
  8. さっきはごめんね、ありがとう
  9. グレーマンのせいにする
  10. ラブホテル
  11. かえるの唄
  12. HE IS MINE
  13. 社会の窓
  14. 【NICO Touches the Walls】
  15. そのTAXI.160km/h
  16. 妄想隊員A
  17. image training
  18. 梨の花
  19. 病気
  20. パンドーラ
  21. ローハイド
  22. ホログラム
  23. アビダルマ
  24. THE BUNGY
  25. ニワカ雨ニモ負ケズ
  26. <ENCORE>
  27. 傷つける
  28. N極とN極
クリープハイプ プロフィール

クリープハイプ:2001年、3ピースバンドとして結成。下北沢を中心にライヴ活動を行なう。幾度かのメンバーチェンジを経て、09年に現メンバーで活動開始。12年4月にアルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』でメジャーデビューを果たす。14年4月には、自身初となる日本武道館公演を2デイズに渡り開催。その後も精力的な活動を続け、CM、映画、アニメなどの数々のタイアップをはじめ、16年6月には尾崎が初の小説『祐介』を発表し大きな反響を呼ぶ。着実に活躍の場を広げている中、同年9月7日に4thアルバム『世界観』をリリース。クリープハイプ オフィシャルHP
UNIVERSAL SIGMA
クリープハイプ オフィシャルTwitter
クリープハイプ オフィシャルFacebook
クリープハイプ オフィシャルInstagram
Wikipedia

NICO Touches the Walls プロフィール

ニコ・タッチズ・ザ・ウォールズ: 2004年結成。07年11月にミニアルバム『How are you?』でメジャーデビュー。09年11月には2ndアルバム『オーロラ』を発表。同作リリースツアーの追加公演で、翌年3月にバンド史上初の日本武道館公演を行なう。その後も精力的に活動を続け、14年8月に“リベンジ”を掲げて2度目となる日本武道館でのライヴを敢行し、見事即日完売を果たし大成功を収めた。NICO Touches the Walls オフィシャルHP
NICO Touches the Walls オフィシャルHP
Ki/oon Music

OKMusic編集部

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