【androp】『one-man live 2014』20
14年3月23日 at 国立代々木競技場第
一体育館
匿名性を捨て、今までの自分たちをぶっ壊し、聴き手ともっとつながりたい。3rdフルアルバム『period』で打ち出した強い気概を、初のアリーナ単独公演という場でandropがどう体現するのかが楽しみだった。
1曲目の「Singer」で勇壮なコーラスとともに照明が光のように燦々と降り注ぐ中、カッと目を見開いて歌う内澤崇仁(Vo&Gu)の姿に早くも胸が熱くなる。佐藤拓也(Gu&Key)のブライトなギターで始まる「RDM」ではサイケなアレンジとド派手なライティングで沸かせ、前田恭介(Ba)のスラップが炸裂する「Boohoo」で加速。伊藤彬彦(Dr)のソロも冴える「Lit」の時点でバンドのフィジカルな進化が十分にうかがえた。お馴染みの映像、照明、音響を生かしつつも演出に寄りすぎない、対話するような歌と演奏の届け方も印象的で、佐藤のピアノを軸にしっとりと聴かせた「Light along」ではそれがより顕著に表われていたと言える。
ハイライトは金銀に発光するミラーボールも鮮やかだったエレクトロ~テクノ感全開の「World.Words.Lights.」、オーディエンスの大合唱で最高に美しい一体感が生まれた「One」「Voice」。巨大バルーンと紙吹雪が舞うフィナーレでのメンバーの晴れやかな表情が、求めていたつながりへの手応えを物語っていた。“1万人にじゃなくて、ひとりに対して音を放って、それが1万通りになるようなステージをします!”“ここにいるひとりひとりが本当に尊い存在です”。初期はライヴが大嫌いだった彼らがそう話し(全員よく喋っていた!)、今はこんなにもダイレクトにリスナーとつながっていることが嬉しい。
1曲目の「Singer」で勇壮なコーラスとともに照明が光のように燦々と降り注ぐ中、カッと目を見開いて歌う内澤崇仁(Vo&Gu)の姿に早くも胸が熱くなる。佐藤拓也(Gu&Key)のブライトなギターで始まる「RDM」ではサイケなアレンジとド派手なライティングで沸かせ、前田恭介(Ba)のスラップが炸裂する「Boohoo」で加速。伊藤彬彦(Dr)のソロも冴える「Lit」の時点でバンドのフィジカルな進化が十分にうかがえた。お馴染みの映像、照明、音響を生かしつつも演出に寄りすぎない、対話するような歌と演奏の届け方も印象的で、佐藤のピアノを軸にしっとりと聴かせた「Light along」ではそれがより顕著に表われていたと言える。
ハイライトは金銀に発光するミラーボールも鮮やかだったエレクトロ~テクノ感全開の「World.Words.Lights.」、オーディエンスの大合唱で最高に美しい一体感が生まれた「One」「Voice」。巨大バルーンと紙吹雪が舞うフィナーレでのメンバーの晴れやかな表情が、求めていたつながりへの手応えを物語っていた。“1万人にじゃなくて、ひとりに対して音を放って、それが1万通りになるようなステージをします!”“ここにいるひとりひとりが本当に尊い存在です”。初期はライヴが大嫌いだった彼らがそう話し(全員よく喋っていた!)、今はこんなにもダイレクトにリスナーとつながっていることが嬉しい。
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