GOOD ON THE REEL×Shinjuku Live House Marble 鈴木賢介 - the Homeground 第14回 -

GOOD ON THE REEL×Shinjuku Live House Marble 鈴木賢介 - the Homeground 第14回 -

GOOD ON THE REEL×Shinjuku Live H
ouse Marble 鈴木賢介
- the Homeground 第14回 -

ライヴ活動を行なうアーティストの拠点となるライヴハウス。思い入れ深く、メンタル的にもつながる場所だけに、アーティストとライヴハウス、それぞれの目線から出会いや第一印象などを語ってもらった。もしかしたら、ここで初めて出る話もあるかも!?

GOOD ON THE REEL プロフィール

グッド・オン・ザ・リール:2006年3月、同じ学校の仲間により結成。バンド名は“なんか、良い感じ”という意味から命名。千野隆尋の独特な歌声と歌詞、圧倒的なクオリティーの高さを誇る楽曲に、ライヴハウスをはじめ、TSUTAYAでの期間限定無料レンタルやCDショップでの店舗試聴機から火が付き、その口コミだけでバンドの評価や知名度を上げてきた。21年結成15周年YEARには勢力的な活動を経て、22年3月フジテレビ 「+Ultra」TVアニメ 『エスタブライフ グレイトエスケープ』エンディングテーマ「0」を配信リリース、バンド初となる対バンツアー『HAVE A “GOOD” NIGHT vol.101-vol.〇〇〇 ~インターホンが鳴った~』を開催し、THE ORAL CIGARETTESやSUPER BEAVERらを迎え大盛況のうちに幕を閉じた。GOOD ON THE REEL オフィシャルHP

Marbleでの出会いが僕らのホームになっ
ていった理由

Shinjuku Live House Marbleの鈴木さんとの出会いを教えてください。

千野
活動を始めた頃にMarbleに出たことがあったのですが、しばらくは疎遠になっていて。でも、久し振りにMarbleに出ることになって鈴木さんに出会いました。そしたらすごい気に入ってくれて。その頃の僕たちはまだ駆け出しだったので、どのライヴハウスに出ても冷たくされることのほうが多かったんです。当時はまだ上からの人ばかりの中で、鈴木さんは“一緒に頑張っていこう”って。

鈴木さんとのエピソードで印象的だったことは?

千野
初めて自主制作でCDを作ることになった時、その話を持ってきたのが鈴木さんだったんですよ。“CDを作ってツアーに行ってみようよ!”って。ツアーのスケジュールも鈴木さんの知り合いのライヴハウスを片っ端からつないで組んでくれたんですよ。“この人はメンバーなのかな?”って思いました(笑)。
伊丸岡
そのCDとツアーが初めてでしたね。すごく気に入ってくれていたんですが、珍しがられたのもあったのかも。
千野
その時のライヴは今よりも熱く、荒々しくてひとりよがりだったんですよ。煽りもなく、楽曲を全力で表現するバンドがあまりいなかったんですよね。
岡﨑
当時の鈴木さんは本当にがむしゃらな熱さがあったんですけど、今はどっしりと構えているというか…ひとつ何かを悟ってる目です(笑)。
千野
でも、この間いきなり鈴木さんからメールが来て。飲みに行こうとかじゃなくて、“これを千野ちゃんに伝えたくて!”ってその時に熱く思ったことが書いてあって、びっくりしました。“やっぱりこういう人なんだな!”って(笑)。そのメールを送る相手に僕を選んでくれたのも嬉しかったです。でも、どう返そう?って悩みました(笑)。

印象に残っているライヴはありますか?

岡﨑
当時、Marbleで一緒にやっていた同世代のバンドみんなでイベントを結構やったんですけど、それがどれも印象に残っていますね。
伊丸岡
みんなで作り上げるイベントをあまりやったことがなかったんですよ。そこで友達が増えました。
千野
自分たちでバンドを集めたのもありましたね。あとは、-itsuka-(現CIVILIAN)とやったライヴも。鈴木さんが“どうしてもGOODとやらせたい”って。実際にヴォーカルのコヤマさんに初めて会った時は、“なんてカッコ良い声をしてるんだ!”“日本一カッコ良い声のヴォーカリストなんじゃないか”と思ったくらいの衝撃でした。

ライヴであった恥ずかしいことなどがあれば教えてください。

岡﨑
僕は、『忍たま乱太郎』の主題歌「勇気100%」を歌ったことがあって…仲間のバンドで企画をしたアフターパーティーみたいなライヴだったんですけど、メンバーをみんなシャッフルして新しくバンドを結成してコピーをやるっていう。すっごい恥ずかしかった(笑)。

改めて、Shinjuku Live House Marbleの魅力は何だと思いますか?

千野
個人的には人ですね。そこでの出会いが僕らのホームになっていった理由というか…
伊丸岡
鈴木さんが関わっていなかったらホームになっていなかったかもしれないね。
岡﨑
ちゃんと人と人とで喋ってくれます。仕事的になってしまうのが普通だと思うんですけど、相談をこっちからすると“こうしたほうがいいんじゃない?”とかも言ってくれるし、“もし話し足りなかったら、この後飲みに行こう。朝まで付き合うよ”って。でも、ライヴハウスとして言ったら…狭い、汚い(笑)。
千野
確かに楽屋が狭い! 鬼のように狭い(笑)。…いやいや、あの人たちがそこで待っててくれるからいいんだよ!
伊丸岡
そこも含めて、Marbleのいいところだと思っています。

OKMusic編集部

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