【GRANRODEO】『GRANRODEO TOUR 201
4 MAGICAL RODEO TOUR』2014年7月6日
at Zepp Tokyo

撮影:平野タカシ/取材:榑林史章

 凝ったセットや演出はナシ、その分パフォーマンスと楽曲のみで魅せつける、非常にフィジカルなステージを展開したツアー。ファイナルのこの日は、もともとのバンド感がより高みへと到達し、例にないほど一体感が高まった夜になった。最初は少し緊張の色も見えたふたりだったが、バンド感の高まりと比例してどんどん笑顔になり、こんなふたりは見たことないと思うほど、嬉しそうで楽しそうな表情があふれる。

 洋楽ロックをベースにした楽曲の数々は、それでなくともイケてるのに、さらなる神級のテクニックを披露するe-ZUKA(Gu)はソロコーナーで、次々と多彩なアドリブを繰り出し、「Urban Sweet」のスキャットまで飛び出した。かと思えば、実にJ-POP的でキャッチーな、親しみ感のあるメロディーも聴かせる。「Can Do」などヒット曲はもちろんだが、「愛のWarrior」や「カナリヤ」などでは、会場がまさに一体となって大合唱。客席からは、アイドルのような合いの手も飛び出し、タオルを振ったり、ペンライトを揺らしたりと、非常に自由で熱い空間が広がった。KISHOW(Vo)のMCもノリにノッて、生中継が入っていることも忘れて下ネタを連発。大切なマイクスタンドを“みんなの指紋を付けて”と、客席に転げ回すほど。e-ZUKAもギターを客席に差し出し、最前のファンに弾かせていた。いつになく楽しい雰囲気に“みんなから元気をもらった。またたくさんいい曲が作れそうだ”とe-ZUKA。ヤバイほどの近い距離感が、観客を熱く盛り上げ、それがバンドをますます高みへと引っ張り上げる。ライヴマジックという言葉があるが、それがまさしく目の前で起きていた。

セットリスト

  1. The Other self
  2. シャニムニ
  3. NO PLACE LIKE A STAGE
  4. RIMFIRE
  5. 紫炎
  6. BRUSH the SCAR LEMON
  7. 絶頂ポイズン
  8. Go For It!
  9. ロンリーファイター
  10. 背徳の鼓動
  11. ウソノイロ
  12. DAWN GATE “Unfinished”
  13. ROSE HIP-BUTTLET
  14. 愛のWarrior
  15. カナリヤ
  16. modern strange cowboy
  17. 変幻自在のマジカルスター
  18. <ENCORE1>
  19. 甘い痛みは幻想の果てに
  20. Once&Forever
  21. delight song
  22. <ENCORE2>
  23. Can Do
GRANRODEO プロフィール

グランロデオ:“KISHOW”こと声優でヴォーカリストとしても注目されている谷山紀章と、メロディアスな曲からハードなギターサウンド曲までアニメーション音楽に幅広く楽曲を提供し、ギタリストとして活躍中の“e-ZUKA”こと飯塚昌明のふたり組ユニット。2005年11月のデビュー以来、HR/HM調の楽曲を中心としつつ、ポップスやフォークなど多彩なジャンルを取り入れた楽曲を発表し続けている。GRANRODEO オフィシャルHP

OKMusic編集部

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