【小田和正】『明治安田生命Present
s KAZUMASA ODA TOUR 2014「本日 小
田日和」』2014年8月5日 at 横浜アリ
ーナ

撮影:菊地英二/取材:宮本英夫

 広い横浜アリーナのセンター席いっぱいに張り巡らせた、花道の長さにまずびっくり。そこを歌いながら歩いたり走ったり、ついにはアリーナ席に飛び込んで観客の大合唱の輪に加わる姿に二度びっくり。もちろんその間も、人間国宝級の麗しいハイトーンには一点の曇りもない。

 ニューアルバム『小田日和』に伴うツアーは、地元・横浜ということでよりリラックスしたのか、“今日は今年一番の暑さだそうで、『小田日和』が暑くて不快なイメージが付くと嫌だなと思っております(笑)”と、親しい友人同士のようなざっくばらんなしゃべりで観客をなごませる。映像を見せるコーナーでも、思いがけずお茶目な姿をたっぷりと披露し、客席から飛んだ“小田さんかわいい!”という掛け声にも思わず納得。なんと自由闊達、自然体、人生を楽しんでいる66歳だろう。そして、音楽家としての素晴らしさは言うまでもなく、「そんなことより 幸せになろう」「やさしい風が吹いたら」など新曲、「キラキラ」「ラブ・ストーリーは突然に」など往年の大ヒット曲、そしてオフコース時代の曲まで脈々とつながるエヴァーグリーンな小田ポップスの世界は、まぎれもなく現在のJ-POPの原点のひとつであることを再確認した。

 “いい思い出になりました。健康に気を付けて、またみなさんとお会いしたいと思います”と最後に言葉を残した小田。本編23曲、アンコール6曲で3時間弱。衰えを知らないパワーに驚きつつ、小田さんがそこまでやるならこっちも頑張らなきゃと、終演後に元気になっている自分に気付く。ジャンルも年代も超えて、すごいものはすごいという真実がそこにあった。

セットリスト

  1. 現在ツアー中のため、セットリストの公表を控えさせていただきます。
小田和正 プロフィール

70〜80年代にかけて「眠れぬ夜」「愛を止めないで」「さよなら」など数多くのヒットを生み出したスーパー・ポップ・グループ、オフコース。そのヴォーカル/ソングライターとして、鈴木康博と共にバンドを盛り立てたのが小田和正だ。

86年に「1985」でソロとしてのキャリアをスタートさせ、89年のグループ解散と同時に活動を本格化させる。男性の声とは思えぬ透き通ったハイトーン・ヴォイス、切なくも温かいメロディ、情景を想起させるような詞世界……が一体となって織り成す純度/完成度の高いナンバーは、人々の胸に響き渡った。なかでも、TVドラマ『東京ラブストーリー』の主題歌に起用された91年の「Oh!Yeah!/ラブ・ストーリーは突然に」は、ドラマの人気とも相まってメガ・ヒットを記録。その後も、「伝えたいことがあるんだ」(97年)、「woh woh」(00年)、「キラキラ」(02年)、「まっ白」(04年)「ダイジョウブ」(07年)「今日も どこかで」(08年)、さよならは 言わない(09年)…と、小田ならではの魅力が凝縮された大人のラヴ・ソングを次々リリースし、また音楽以外にも、映画監督として『いつかどこかで』(92年)、『緑の街』(97年)を手掛け、アーティスティックな才能を幅広いフィールドで発揮しているのも知られる。

2009年には61歳2ヶ月で史上最年長ドームツアーアーティストとして総動員50万人を越えるツアーを成功。またロングセラーとなっているソロキャリアを総括したベストアルバム『自己ベスト』が300週間以上のチャートインするなど記録の面でも話題を常に提供している。小田和正 オフィシャルHP(アーティスト)
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