【BRADIO】『~Swipe Times tour 20
14~FINAL ONEMAN SHOW!!』2014年10
月5日 at TSUTAYA O-Crest

撮影:Yoshihito KOBA/取材:田山雄士

 “ARE YOU READY? FUNKY PARTY PEOPLE! WE ARE BRADIO!!”。深紅のスーツ×グラサン×アフロがプリンス御大みたいな真行寺貴秋(Vo)がそう叫ぶと、酒井亮輔(Ba)のスラップで「ハートビートを打ち鳴らせ」が颯爽と始まり、「Take Me Higher」のキャッチーなサビでは満員の観客が手を振り踊りまくる。圧倒的な歌が中心にあり、大山聡一(Gu)のカッティングや各パートのソロもキマるファンキーでソウルフルなエンタメショーは、貴秋が顔出しして“ワンマンだからはべらかそうと思ったんだけど、性に合わないね”と笑えば、和やかムードも生まれる。女性の気持ちを想像した「Jasmine」、恒例のぐるぐる旋風で燃えた「Overnight Superstar」他、田邊有希(Dr)の力強いビートが冴える攻めた新曲「オトナHIT PARADE」も絶品だった。今後もこのグルーブで大暴れしてほしい。

セットリスト

  1. ハートビートを打ち鳴らせ
  2. Take Me Higher
  3. Abracadabra
  4. Playback
  5. 真夏の悪魔
  6. Save Our Souls
  7. Jasmine
  8. Thanks-acoustic ver.-
  9. Golden Liar
  10. 語らぬ愛は美しい
  11. ダイナマイト
  12. 雨恋
  13. Overnight Superstar
  14. <ENCORE>
  15. オトナHIT PARADE
  16. Tonight! Tonight! Tonight!-決戦は今夜-
BRADIO プロフィール

ブラディオ:日常の世界(Rule)に素敵な時間・空間のイメージを加え(Do Image On)、良き変化(Break)を。2010年に“日常に彩りを加えるエンターテインメント”をコンセプトに結成。楽曲ごとに異なるサウンドを鳴らすドラムンベースを軸に、さらに熱唱&ファルセットを使い分ける個性の強さが魅力のヴォーカリスト真行寺の歌声でライヴに来た“FUNKY PARTY PEOPLE”を虜にするエンターテイナー集団! 13年10月に1stミニアルバム『DIAMOND POPS』を全国リリースすると、14年夏には『イナズマロックフェス2014』に出演を果たし、その後も各地のサーキットイベントにも勢力的に活動を広げる。17年10月にシングル「LAPAPARADISE」でメジャー進出し、18年7月にはアルバム『YES』をリリース。19年、シングル1作品、20年に配信シングル1作品を発表し、21年4月に約2年9カ月振りのアルバム『Joyful Style』をリリースする。BRADIO オフィシャルHP

OKMusic編集部

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