【さくら学院】『The Road to Gradu
ation 2014 Final 〜さくら学院 201
4年度 卒業〜』2015年3月29日 at NH
Kホール

　3月29日、東京・NHKホールでさくら学院の卒業公演が行なわれた。さくら学院は中学卒業と同時にグループを卒業する“成長期限定ユニット”。今年度の中等部卒業生は菊地最愛、水野由結、田口華、野津友那乃の4名。菊地と水野は開校時を知る最後のメンバーで、しかも“重音部”から発展したBABYMETALのメンバーとして卒業生の中元すず香と一緒に世界で活躍していることもあり、例年以上に注目度の高い公演となった。この日は会場に3,500人、全国のライヴビューイング中継の会場にも2,000人の父兄（さくら学院のファン）が集まり、彼女たちの卒業を見守った。

　始業のチャイムが鳴り、担任の森ハヤシの“それでは出席を取ります”という宣言とともに自己紹介ソングの「目指せ！スーパーレディー」で公演がスタート。『さくら学院2014年度 歩みの映像』の上映や部活動ユニットによるステージで会場を盛り上げ、“離れていても心はひとつ”というメンバー10人の想いを込めた「ハートの地球」、昨年度の卒業式で初披露した「未完成シルエット」などを歌う。さらに中等部卒業生4人による「宝物」やメンバー全員による「My Graduation Toss」を披露し、初ステージから歌い継がれてきた「夢に向かって」で締め括った。

　本編終了後のセレモニーでは、倉本美津留校長からの卒業証書の授与が行なわれ、アンコールとして「旅立ちの日に」と「See you…」が披露される。卒業生がそれぞれ挨拶し、最後にマイクを持った菊地が“2015年のさくら学院も見守ってください”と父兄たちに後輩たちの応援をお願いした後、会場は大きな拍手と歓声に包まれ、温かい雰囲気の中、涙と感動の卒業公演が終了した。