【グッドモーニングアメリカ】『inト
ーキョーシティツアー 2014-2015』2
015年3月22日 at Zepp Tokyo

撮影:Sachie hamaya/取材:高良美咲

 “ただいま、東京”(金廣真悟/Vo&Gu)と、ニューアルバムのタイトル&オープニング曲でもある「inトーキョーシティ」で口火を切ったツアーファイナル。“今までのライヴで最大のファイヤーを作りたい”というたなしん(Ba)の言葉で会場が一体となり、お馴染みの“ファイヤー!”のコールを轟かせると、ステージ上に火柱が! そして、「STOP THE TIME」までアルバム『inトーキョーシティ』の流れを汲んだスタートダッシュで果敢に攻める。

 そんな中、今ツアーファイナルをZepp Tokyoで2日間に渡り開催できたことに対して、ファンにステージに立つ勇気と元気をもらっていると感謝を告げるメンバー。そういったメッセージや楽曲の節々から、ひたむきさだけではなく、不安や怒り、迷いがある人間らしさが滲み出ているからこそ、こんなにも心を奮い立たせられるのだと再確認させられた。その気持ちを受けたかのように、“生きる”ということを歌った「スクランブル交差点」ではオーディエンスが静かに聴き入る場面も。また、ギターを置き、ハンドマイクを突き上げた金廣がステージの前に乗り出した「STAY WITH ME」のカラフルな風船が舞う華やかな演出もこの日ならでは。

 アンコールでは金廣が「餞の詩」を弾き語り、バンドではライヴで久々という「雨の日」を披露。さらに、11月27日に初の日本武道館でのワンマンライヴを行なうことを発表! “何度も心折れそうになったけど、続けてこれたのはみんなのおかげ”(渡邊幸一/Gu&Cho)と、最後に「空ばかり見ていた」でこの日一番の熱気と笑顔を見せ、今ツアーを締め括った。日本武道館ではどのような景色を見せてくれるのか、今から楽しみで仕方がない。

セットリスト

  1. inトーキョーシティ
  2. アブラカタブラ
  3. 何とかなるでしょう
  4. STOP THE TIME
  5. 言葉にならない
  6. 2014年6月25日我思ふ
  7. 光となって
  8. ワンダーフルワールド
  9. キャッチアンドリリース
  10. ファイティングポーズ
  11. 春が迎えに来るまで
  12. コールアップ
  13. だけど不安です
  14. イチ、ニッ、サンでジャンプ
  15. スクランブル交差点
  16. 未来へのスパイラル
  17. 少年
  18. STAY WITH ME
  19. <ENCORE1>
  20. 餞の詩
  21. 雨の日
  22. 拝啓、ツラツストラ
  23. <ENCORE2>
  24. 空ばかり見ていた
グッドモーニングアメリカ プロフィール

グッドモーニングアメリカ:ギターロック、メロコアなどを融合した音楽性、圧倒的なライヴパフォーマンスによって急激に注目度を高め、13年5月に発表したメジャーデビュー作でもある1stフルアルバム『未来へのスパイラル』がオリコンチャート11位を記録。15年11月には初の日本武道館公演を成功させ、18年はバンド結成10周年アニバーサリー企画『グッドモーニングアメリカからの10くらいの恩返し』を打ち立て、さまざまな企画にトライしている。グッドモーニングアメリカ オフィシャルHP

OKMusic編集部

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